ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

さてこのページでは1968年度のチャートでナンバーワンになれなかった14曲を紹介します。

 

 なお、ビルボードのネット上でのランキング発表は、1週間前の木曜日に発表されます。たとえば2012年10月20日付のチャートであれば10月11日に発表されることになります。(最新のチャートはこちら

Billboard.com|2012/10/11更新|

Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100圏内のランクイン総週
Top100 年間チャート



Song Chain Of Fools / Aretha Franklin
Writter Don Covay
Peak 1968/01/20-01/27 ♪♪
Action 7(1967/12/30)、7、6、2、3、5(1968/02/10)
No.1 Judy In Disguise (With Glasses) / John Fred & His Playboy Band
Weeks 12
Top100 No.30 1968
♪チェ、チェイ、チェ〜イ〜ン

というサビが耳にこびりついてしまうレディ・ソウル、アレサ。

LADY SOUL

☆LADY SOUL
Chain Of Fools / Aretha Franklin(2位)


Song Theme From Valley Of The Doll / Dionne Warwick
Writter Andre Previn, Dory Previn
Peak 1968/02/24-03/16 ♪♪♪♪
Action 5(1968/02/17)、2、2、2、2、3、10(1968/03/30)
No.1 L'amour Est Bleu / Paul Mauriat
Weeks 13
Top100 No.40 1968

 ナンバーワンになってもおかしくない旋律を持った佳曲ですが、映画『哀愁の花びら』の主題曲。この曲を聞いたらと、久保田早紀の「ナルシス」を思い浮かべてしまいました。曲想が似てるかなぁ。 この曲を書いたのは、ジャズピアニストであり、作曲家であり、私にとっては指揮者という仕事で耳にするアーティスト、アンドレ・プレヴィンです。

|Dionne Warwick.com|

VALLEY OF THE DOLL


Song Young Girl / Gary Puckett & The Union Gap
Writter Jerry Fuller
Peak 1968/04/06-04/20 ♪♪♪
Action 7(1968/03/30)、2、2、2、3、3、3、9(1968/05/18)
No.1 (Sittin' On) The Dock Of The Bay / Otis Redding
Honey / Bobby Goldsboro
Weeks 15
Top100 No.15 1968


☆YOUNG GIRL(21位)
♪Young Girl(2位)
♪Lady Willpower(2位)
♪Over You(7位)


Song Cry Like A Baby / The Box Tops
Writter Dan Penn, Spooner Oldham
Peak 1968/04/27-05/04 ♪♪
Action 6(1968/04/06)、4、3、2、2、5(1968/05/11)
No.1 Honey / Bobby Goldsboro
Weeks 15
Top100 No.21 1968
CRY LIKE A BABY

☆CRY LIKE A BABY (59位)
♪Cry Like A Baby(2位)


Song The Good, The Bad And The Ugly / Hugo Montenegro
Writter Ennio Morricone
Peak 1968/06/01 ♪
Action 8(1968/05/04)、4、4、4、2、4、9(1968/06/15)
No.1 Mrs.Robinson / Simon & Garfunkel
Weeks 22
Top100 No.19 1968

映画『続・夕日のガンマン』のメインタイトル。

オカリナの♪ピヨピヨピ〜 と、
男声コーラスによる♪エッホッ

こういった映画のメイン・テーマがヒットチャートの上位に食い込んできた時代。それを拒んだのが、やはり映画『卒業』で、アン・バンクロフトが演じるミセス・ロビンソンのテーマ曲。

THE GOOD, THE BAD & THE UGLY



Song MacArthur Park / Richard Harris
Writter Jimmy Webb
Peak 1968/06/22 ♪
Action 7(1968/06/08)、5、2、3、9(1968/07/06)
No.1 This Guy's In Love With You / Herb Alpert
Weeks 13
Top100 No.66 1968

TRAMP SHINING


Song The House / Cliff Nobles & Co.
Writter --
Peak 1968/06/29-07/13 ♪♪♪
Action 2(1968/06/29)、2、2、5、5、8(1968/08/03)
No.1 This Guy's In Love With You / Herb Alpert
Weeks 14
Top100 No.42 1968
THE HORSE


Song Lady Willpower / Gary Puckett & The Union Gap
Writter Jerry Fuller
Peak 1968/07/20-07/27 ♪♪
Action 6(1968/07/06)、4、2、2、7、7(1968/08/10)
No.1 Grazing In The Grass / Hugh Masekela
Weeks 13
Top100 No.43 1968


☆YOUNG GIRL(21位)
♪Young Girl(2位)
♪Lady Willpower(2位)
♪Over You(7位)


Song Classical Gas / Mason Williams
Writter Mason Williams
Peak 1968/08/03-08/10 ♪♪
Action 8(1968/07/20)、8、2、2、3、5(1968/08/24)
No.1 Hello, I Love You / The Doors
Weeks 14
Top100 No.32 1968

 ガット弦の音色がグイグイと引っ張っていく曲で、多くのアーティストがカヴァーしています。この疾走感がたまりませんねぇ。最近じゃ、映画『月のひつじ』に使われていましたっけ。そうそう、このメイソン・ウィリアムスは、私の大好きだった番組、グラハム・カー主演!(笑)『世界の料理ショー』のテーマ曲を書いていた作曲家です。


☆THE MASON WILLIAMS PHONOGRAPH RECORDS
♪Classical Gas(2位)

1968年度第10回グラミー賞
♪Best Contemporary Pop Performance, Instrumental
♪Best Instrumental Theme



Song Born To Be Wild / Steppenwolf
Writter Mars Bonfire
Peak 1968/08/24-09/07 ♪♪♪
Action 4(1968/08/10)、2、2、2、4、7(1968/09/21)
No.1 People Got Be Free / The Rascals
Weeks 13
Top100 No.41 1968

 邦題「ワイルドでいこう」は、映画『イージーライダー』のメイン・テーマとして、今でも生き続けている不朽の名曲。でも、当時の時代背景にあってナンバーワンになれなかったとは、つくづくビルボードのチャートは厳しいですなぁ(笑) それを拒んでいたのがラスカルズの「People Got Be Free(自由への讃歌)」なんですから。

 映画のサントラには名曲がズラリ(何曲か版権の理由から違うアーティストのカヴァーと差し替えられていますが・・・)。ぜひそちらも聴いてみて下さい。


☆STEPPENWOLF(8位)
♪A Girl I Knew"
♪Born To Be Wild (2位)
♪Sookie Sookie


Song Fire / The Crazy World Of Arthur Brown
Writter Arthur Brown
Peak 1968/10/19 ♪
Action 5(1968/09/28)、3、3、2、3、4、9(1968/11/09)
No.1 Hey Jude / The Beatles
Weeks 13
Top100 No.39 1968

 キッスのメイクや、アリス・クーパーなんかに多大な影響を与えたアーサー・ブラウン。出現(笑)した時期が早すぎたのではないでしょうか?でも、この狂った1960年代後半において、そんなサイケデリックな背景に生まれたアーティストだったのではないかと思います。


☆THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN
♪Fire(2位)


Song Little Green Apples / O.C. Smith
Writter Bobby Russell
Peak 1968/10/26 ♪
Action 4(1968/10/05)、4、3、2、3、4、7、9(1968/11/23)
No.1 Hey Jude / The Beatles
Weeks 17
Top100 No.18 1968

HICKORY HOLLER REVISITED

☆HICKORY HOLLER REVISITED
♪Bad Moon Rising(2位)
♪Green River(2位)


Song Those Were The Days / Mary Hopkin
Writter Gene Raskin
Peak 1968/11/02-11/16 ♪♪♪
Action 4(1968/10/26)、2、2、2、3、4、10(1968/12/07)
No.1 Hey Jude / The Beatles
Weeks 14
Top100 No.17 1968

 ポール・マッカートニープロデュースの「悲しき天使」は、ビートルズの「Hey, Jude」に阻まれてしまいましたが、同じアップル・レコーズからリリースされた2枚目のレコード。つまり、このシングルが2位止まりだったとき、その上にビートルズが微動だにせず1、2位独占(同じレコード会社と、ポール・マッカートニーが関わっているという点)という記録となりました。

♪ラララ、ライ、ララ・・・

哀愁漂うロシアンフィーリングを、ポールが見事に描いていると思います。クラリネットの使い方なんて、ビートルズで養ったジョージ・マーティンの影響が強いかなぁ、なんて。

2005年にドリー・パートンがカヴァーし、デュエットの相手を務めました。




Song For Once In My Life / Stevie Wonder
Writter Ron Miller, Orlando Murden
Peak 1968/12/28-1969/01/04 ♪♪
Action 7(1968/11/30)、3、3、3、2、2、7、7(1969/01/18)
No.1 Baby Love / The Supremes
Weeks 14
Top100 No.25 1968

FOR ONCE IN MY LIFE

☆FOR ONCE IN MY LIFE(50位)
♪For Once In My Life(2位)
♪Shoo-Be-Doo-Be-Doo-Da-Day(9位)


 コチラ(1968)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。