tupichan's billboard hot 100

 iPodに入れて楽しんでいたビルボードNo.1ソングでしたが、2008年にiPhoneを購入し、今までのiPodよりも容量が大きいので新しく入れ直しました。せっかくだからと自分用のリストを作ろうと思い立ったのがこのページです(でも初代iPhoneだから容量が小さくて、もう1000曲を超えるナンバーワンソングに、1位になれなかった2位の曲まで入っているから、もうパンパン状態です。現在はiPod Classicに入れて流していますが、ジャケット表示が小さくて、なんだか物足りなさも感じてます…)。

 私がチャートをリアルタイムで聞いていたのは昭和時代の1983年暮れ。イエスの“ロンリー・ハート”が上位にねらいを付けている頃でした。
  その頃聴いていたのは湯川れい子さんがDJを務めるラジオ日本(AM1422kHz)「アメリカントップ40」でしたが、まだその番組を知らず、FM東京(FM80.0MHz)でオンエアされていたキャッシュボックス誌のチャートでした。DJは声優の野沢那智さんでした。湯川さんの番組はFEN(AM810kHz)でもオン・エアしてましたね。

 そして本格的にチャートを聴くようになったのは“ロンリー・ハート”がナンバーワンにになった頃。その後、私が洋楽にのめり込むきっかけを作った出来事が英国で始まりました。ボブ・ゲルドフが提唱した「バンド・エイド」このイベントのおかげで、芋蔓式に(そして今もそのスタイルであれやこれやと手を出してしまう癖が付いてしまった)アーティストからアーティストへと繋がっていったのです。

 ブルース・スプリングスティーンがかつて語ったように「3分間のレコードから世の中を知った」ということを身をもって感じました。これからも私はロックと共に転がり続けてゆくのだと思います。

 たかがポップス、たかがヒットチャートですが、その時その時代に流行っていた曲を耳にするだけで、時代が見えてくる。そして個人的にも当時の自分も見えてきます。
  こう書くと「そんなオーバーな!」と笑われるかもしれませんが、特定のアーティストのアルバムを丸々聴いているときと違って、前後のヒット曲との絡みまでもが聞こえ、ヒットチャートのドラマが生まれてくるのです。

  これが、曲同士、アーティスト同士が何の脈絡もない曲の並んだ「ビルボード・ナンバー・ワン・ソング・リレー」の醍醐味でもあるのです。そうすることで、この並び順に大きな意味が見えきます。これがナンバーワンばかりを集めた曲集でも、トップに立った順番ではなく、バラバラに並べられていると(たとえばアーティスト順とか)、その楽しみが半減してしまいます。

この曲の次に1位になったのがこの曲で、それを抜いたのがこの曲、というようにリレーで聴くからこそ意味があるのです。

 たとえば1973年にはポール・マッカートニーの「マイ・ラヴ」の後を次いだのは、同じファブ・フォーのジョージ・ハリスンが放った「ギヴ・ミー・ラヴ」だったり。1986年のジェネシスの「インビジブル・タッチ」を抜いたのが、ジェネシスを脱退したピーター・ガブリエルの「スレッジ・ハンマー」だったり。これって意図的に組まれた順番ではなく、時代が創り上げたドラマです。たまたまそういうヒットが重なっただけなのに、あまりにも皮肉な順番ではないでしょうか。

  他にもまだチャート上のドラマは隠されて入るんでしょうけど、コレからも何度も何度も繰り返しながらおもしろい発見をするのだろうなぁと、ワクワクしながら現在、過去、そして未来のビルボードを楽しみにしているのです。

 このページでは1974年の全米ナンバーワンソングを紹介します。

 2018年から、ストリーミングデータ(音楽配信)の集計方法を変更しました。また、これまではチャートの日付の1週間前の火曜日(つまり11日前)に発表されていましたが、データ集計から発表までの期間が短くなり、日付の4日前に発表され、よりリアルタイムに近い発表になりました。 たとえば最新チャートは2022年9月10日です。発表は9月6日(最新の1位はコチラ)。
Billboard.com|2021/05/09更新|

 20年ぶり(←このように書いてから10年以上経っていますねぇ、しみじみ)にリアルタイムでチャートを追いかけられるようになりました。それにしても音楽性が大きく変わったことに驚いています。最初はとまどいもありましたが「ナンバーワンソングだから」という偏った思考でありながら、聴き続けていると耳に馴染むようになってきました。さすがはビルボード・ナンバー・ワン・ソング!
 何年もの間、図書館も含めたレンタルCDなどで曲の収集をしていましたが、今やネット時代の昨今。日本国内のサイトでは実現はまだまだ先の事でしょうが、海外のサイトではチャートのナンバーワンを始めとする、ほとんどの曲がネット上からダウンロードして聴く事が出来るようになりました。私もその恩恵を受けた一人です。本当ならちゃんとした音質で手元に置いておきたいところですが、まぁ、iPodで聴く分にはmp3で充分かなということで(笑)

 

Peak ナンバーワンの期間(♪ひとつが1週間、5週目毎に、第1週目のみBillboad.com)
Song 曲目 / アーティスト(オフィシャル・ビデオ)
Writter 作詞・作曲 etc.
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
Weeks Hot100内の総週(初登場と最終位のランクと日付)
Hot100 年間チャートの順位


Peak 1973/12/29 - 1974/01/05 ♪♪
Song Time In A Bottle/ Jim Croce
Writter Jim Croce
Action 5(1973/12/15)、3、1、1、2、6、9(1974/01/26)
Weeks 15(No.79 ; 1973/11/17 - No.46; 1974/02/23
Hot100 No.24 1974




 

Jim Croce.com

☆YOU DON'T MESS AROUND WITH JIM(1位、1974/01/12 - 02/09)
♪Time In A Bottle(1位)
♪Operator (That's Not The Way It Feels)(17位)







Peak 1974/01/12
Song The Joker / Steve Miller
Writter Eddie Curtis, Ahmet Ertegun, Steve Miller
Action 9(1973/12/15)、6、4、2、1、2、5、9(1974/02/02)
Weeks 20(No.86 ; 1973/10/20 - No.31; 1974/03/02)
Hot100 No.40 1974

Taken from Album THE JOKER



 

Steve Miller Band.com

☆THE JOKER(2位
♪The Joker(1位)
♪Your Cash Ain't Nothin' But Trash(51位)







Peak 1974/01/25
Song Show And Tell / Al Wilson
Writter Jerry Fuller
Action 8(1973/12/29)、5、3、1、2、4、8(1974/02/09)
Weeks 22(No.96 ; 1973/10/20 - No.53; 1974/03/16)
Hot100 No.15 1974

Taken from Album SHOW & TELL



 


☆SHOW AND TELL(70位
♪Show And Tell (1位)
♪Touch And Go (57位)






Peak 1974/01/26
Song You're Sixteen / Ringo Starr
Writter Robert B.Sherman, Richard M.Sherman
Action 6(1974/01/12)、5、1、2、3、3、9(1974/02/23)
Weeks 15(No.75 ; 1973/12/15 - No.47; 1974/03/23)
Hot100 No.31 1974

Taken from Album RINGO



 グループ解散後、メンバー全員がビルボード誌の全米ナンバーワンになったのは、このリンゴが到達した昨年 の「Photgraph」で初の快挙となりました。そしてリンゴにとっては2曲目となる今回のシングルはカバーソング(オリジナルは、ビリー・バーネット が1960年に全米2位)です。

 このアルバムには、リンゴだからこその人選、つ まり偉大なるバンドが解散した後、たとえ全員が顔を揃える事がなかったにしろ、レコード上ではリンゴのためにセッションを行いビートルズ再結成的な雰囲気 になっています。それだけでもファブ・フォーの全ソロ作品中において価値のある一枚になっているのです。
この曲の豪華なクレジットは以下の通り
Ringo Starr ; Lead vocal, Drums
Vincent Poncia ; Calvert, Guitars
Nicky Hopkins ; Piano
Klaus Voormann ; Bass
Paul McCartney ; Kazoo, Backing Vocals
Harry Nilsson & Linda McCartney ; Backing Vocals

 なお、この曲がTop10初登場の週(1974/01/12)には、ポール・マッカートニーの「Helen Wheels」もランクイン(10位、最高10位)しています。


☆RINGO (2位
♪You're Sixteen(1位)
♪Photgraph(1位)
♪Oh My My(5位)
♪Only You(6位)

Ringo Starr.comGeorge Harrison.com
The Beatles.com

★リンゴ・スター・ナンバーワン・リスト(1964-1973)
♪I Want To Hold Your Hand (1964) / The Beatles
♪She Loves You (1964) / The Beatles
♪Can't Buy Me Love (1964) / The Beatles
♪Love Me Do (1964) / The Beatles
♪A Hard Day's Night (1964) / The Beatles
♪I Feel Fine (1965) / The Beatles
♪Eight Days a Week (1965) / The Beatles
♪Ticket To Ride (1965) / The Beatles
♪Help! (1965) / The Beatles
♪Yesterday (1965) / The Beatles
♪We Can Work It Out (1966) / The Beatles
♪Paperback Writer (1966) / The Beatles
♪Penny Lane (1967) / The Beatles
♪All You Need Is Love (1967) / The Beatles
♪Hello, Goodbye (1967) / The Beatles
♪Hey Jude (1968) / The Beatles
♪Get Back (1969) / The Beatles
♪Come Together (1969) / The Beatles
♪Something (1969) / The Beatles
♪Let It Be (1970) / The Beatles
♪The Long And Winding Road (1970) / The Beatles
♪Photgraph(1973)
♪You're Sixteen (1974)






Peak 1974/02/02、02/16 - 02/23♪♪♪
Song The Way We Were / Barbra Streisand
Writter Alan Bergman, Marilyn Bergman, Marvin Hamlisch
Action 7(1974/01/19)、3、1、2、1、1、2、3、5(1974/03/16)
Weeks 23(No.92 ; 1973/11/24 - No.53; 1974/04/27)
Hot100 No.1 1974

Taken from Album THE WAY WE WERE


 大女優にして大歌手であるバーバラにとって初の全米ナンバーワンソングであり、1974年のグラミー賞を始め、アカデミー主題歌賞を受賞。そしてビルボードの年間チャートも1位となるおまけまでついた(笑)1970年代を代表する名曲です。また、ロバート・レッドフォードと共演した映画『追憶』を思い浮かべるリスナーも多いのではないでしょうか。必ずしもハッピーエンドとは云えない当時のニューシネマのラストシーンが思い浮かびます。 

Barbra Streisand.com

☆THE WAY WE WERE(1位、1974/03/16 - 03/23♪♪)
♪The Way We Were(1位)

1974年度第17回グラミー
♪Song Of The Year
♪Album Of Best Original Score Written For A Motion Picture Or A Television Special







Peak 1974/02/09
Song Love's Theme / Love Unlimited Orchestra
Writter Peter Radcliffe, Tony Sepe, Barry White
Action 10(1974/01/19)、6、3、1、2、5、8(1974/03/02)
Weeks 22(No.89 ; 1973/12/01 - No.60; 1974/04/27)
Hot100 No.3 1974

Taken from Album RHAPSODY IN WHITE



 バーバラ・ストライザントの連続記録を遮るようにしてトップに立ったバリー・ホワイト(>ラヴ・アンリミテッド・オーケストラ)のバック・バンド。皮肉にもメインであるバリーの歌声の入らないインストゥルメンタルが大ヒットになりました。そしてこの旋律はあちこちで聴く事が出来ます。


☆RHAPSODY IN WHITE(12位
♪Love's Theme / Love Unlimited Orchestra(1位)







Peak 1974/03/02 - 03/16 ♪♪♪
Song Seasons In The Sun / Terry Jacks
Writter Jacques Brel, Rod McKuen
Action 2(1974/02/23)、1、1、1、2、3、4、8(1974/04/13)
Weeks 21(No.99 ; 1974/01/12 - No.75; 1974/06/01)
Hot100 No.2 1974

Taken from Album SEASONS IN THE SUN




 1974年度の年間チャート堂々の第2位となったテリー・ジャックス。邦題は「そよ風のバラード」

Terry Jacks.com

☆SEASONS IN THE SUN(81位
♪Seasons In The Sun(1位)
♪If You Go Away(68位)







Peak 1974/03/23
Song Dark Lady / Cher
Writter Johnny Durrell
Action 9(1974/03/02)、6、3、1、5、7(1974/04/06)
Weeks 16(No.82 ; 1974/01/19 - No.51; 1974/05/04)
Hot100 No.33 1974

Taken from Album DARK LADY



 ソロになって3曲目のナンバーワンとなりましたが、このあと1999年の「Believe」まで、しばらくお休みとなります。歌手であり女優であるバーバラ・ストライザンドとはタイプの異なるアーティストの歌声が聴けるのは1974年のみです。

Cher.com

☆DARK LADY(69位
♪Dark Lady(1位)
♪Train Of Thought(27位)
♪I Saw A Man And He Danced With His Wife(42位)

★シェール・ナンバーワン・リスト(1965-1974)
♪I Got You Babe / Sonny & Cher(1965)
♪Gypsys, Tramps & Thieves (1971)
♪Half-Breed (1973)
♪Dark Lady(1974)





Peak 1974/03/30
Song Sunshine On My Shoulders / John Denver
Writter John Denver, Dick Kniss, Mike Taylor
Action 10(1974/03/09)、4、3、1、3、6、7(1974/04/20)
Weeks 18(No.90 ; 1974/01/26 - No.48; 1974/05/25)
Hot100 No.18 1974

Taken from Album POEMS, PRAYERS & PROMISES



 ジョン・デンバー初の全米ナンバーワン。アメリカの顔として、カントリー界を始め、さまざまな場所で活動する用になってしまいましたが、この頃はミュージシャンとして、もっとも脂の乗っていた時期だったのではないでしょうか?この「詩と祈りと近い」は、アルバムリリースから遅れる事3年後のヒットですが、日本ではアルバムリリース時期にヒットした「Take Me Home, Country Roads」、邦題「故郷へ帰りたい」で一躍時の人になりました。

John Denver.com

☆POEMS, PRAYERS & PROMISES (15位
♪Sunshine On My Shoulders(1位)
♪Take Me Home, Country Roads(2位)







Peak 1974/04/06
Song Hooked On A Feeling / Blue Swede
Writter Mark James
Action 7(1974/03/23)、2、1、2、3、6、7(1974/05/04)
Weeks 17(No.87 ; 1974/02/16 - No.58; 1974/06/08)
Hot100 No.20 1974

Taken from Album HOOKED ON A FEELING



B.J.トーマスのカヴァー。最近は映画『レザボア・ドッグス』でスクリーンから流れてきます。このサントラには、他に全米2位の「I Gotcha」が収録されています。
  オープニングのOOGA CHACKA OOGA OOGA OOGA CHACKAというかけ声から邦題が「ウガチャカ」なんて… まるでジョークのようなタイトル。これが江戸時代のオランダ語を訳した通詞ならいざ知らず(笑) それにしても、このオープニングは印象的なので『ニモ』の水槽の中での儀式で、ニモを取り囲んだ先人(いや、魚だな)たちが超えたからかにOOGA CHACKA OOGA OOGA OOGA CHACKAって叫んでます。


☆HOOKED ON A FEELING(80位
♪Hooked On A Feeling(1位)







Peak 1974/04/13
Song Bennie And The Jets / Elton John
Writter Elton John, Bernie Taupin
Action 6(1974/03/23)、4、2、1、2、2、3、5、6(1974/05/18)
Weeks 18(No.69 ; 1974/02/16 - No.38; 1974/06/15)
Hot100 No.9 1974

Taken from Album GOODBYE YELLOW BRICK ROAD



バーニー・トウピンとのコンビニよる2曲目のナンバーワン。なお、このシングルとカップリングされた「風の中の火のように」は、一部歌詞を変えて1998年に大ヒットします。

Elton John.com

☆GOODBYE YELLOW BRICK ROAD(1位、1973/11/10 - 12/29♪♪♪♪♪♪♪)
♪Saturday Night's Alright For Fighting(12位)
♪Goodbye Yellow Brick Road(2位)
♪Candle In The Wind
♪Bennie And The Jets(1位)

★エルトン・ジョン・ナンバーワン・リスト(1973-1974)
♪Crocodile Rock (1973)
♪Bennie And The Jets (1974)






Peak 1974/04/20 - 04/27 ♪
Song TSOP (The Sound of Philadelphia)/ MFSB featuring The Three Degrees
Writter Kenneth Gamble, Leon Huff
Action 8(1974/04/06)、3、1、1、2、8(1974/05/11)
Weeks 18(No.65 ; 1974/03/02 - No.60; 1974/06/29)
Hot100 No.7 1974

Taken from Album LOVE IS THE MESSAGE


 邦題「ソウルトレインのテーマ」シングルジャケットの下に写っている団体がMFSB。正式にはMother Father Sister Brotherというようです。彼らがスリー/ディグリーズをヴォーカルに迎えてレコーディングしたインストルゥメンタルですが、スリー・ディグリーズをフューチャーしたことでアクセントを付けています。とはいえ、彼女らの登場も僅かなパートだけ。♪People all over the worldとLet's get it on/It's time to get downのみ。

The Three Degrees.com

☆LOVE IS THE MESSAGE(4位
♪TSOP (The Sound of Philadelphia) / MFSB featuring The Three Degrees(1位)







Peak 1974/05/04 - 05/11 ♪♪
Song The Loco-Motion / Grand Funk
Writter Gerry Goffin, Carole King
Action 8(1974/04/20)、4、1、1、4、8(1974/05/25)
Weeks 20(No.82 ; 1974/03/09 - No.68; 1974/07/20)
Hot100 No.6 1974

Taken from Album SHININ' ON


 なんと! という言葉がピッタリあてはまってしまうような大ヒットとなってしまいました(笑)。なんとグランド・ファンクのカヴァーした「ロコモーション」。この曲自体が2度目のナンバーワンという快挙はビルボード史上初2曲目の出来事でした。

Grand Funk.com

☆SHININ' ON(5位
♪The Loco-Motion(1位)
♪Shinin' On(11位)

★グランド・ファンク・レイルロード・ナンバーワン・リスト(1973-1974)
♪We're An American Band(1973)
♪The Loco-Motion (1974)
★キャロル・キング・ナンバーワン・リスト(1960-1974)
♭Will You Love Me Tomorrow / The Shirelles(1960)
♭Take Good Care Of My Baby / Bobby Vee(1961)
♭The Loco-Motion / Little Eva (1962)
♭Go Away Little Girl / Steve Lawrence (1962)
♪It's Too Late"/"I Feel The Earth Move (1971)
♭You've Got A Friend / James Taylor (1971)
♭Go Away Little Girl / Donny Osmond (1971)
♭The Loco-Motion / Grand Funk Railroad (1974)
★ジェリー・ゴフィン・ナンバーワン・リスト(1960-1974)
♭Will You Love Me Tomorrow / The Shirelles(1960)
♭Take Good Care Of My Baby / Bobby Vee(1961)
♭The Loco-Motion / Little Eva (1962)
♭Go Away Little Girl / Steve Lawrence (1962)
♭Go Away Little Girl / Donny Osmond (1971)
♭The Loco-Motion / Grand Funk Railroad (1974)





Peak 1974/05/18 - 06/01♪♪♪
Song The Streak / Ray Stevens
Writter Ray Stevens
Action 6(1974/05/04)、2、1、1、1、2、4、4(1974/06/22)
Weeks 17(No.84 ; 1974/04/13 - No.80; 1974/08/03)
Hot100 No.8 1974

Taken from Album BOOGITY BOOGITY


 レイ・スティーブンスにとって2曲目のナンバーワンソング。

 2011年現在、ネット上で「In The Studio with Rick Rubin and Ray Stevens」とスタジオの様子が紹介されている主役のレイ・スティーブンス。これを見るとかなりふざけた(一緒になってリックもふざけてる)ミュージシャンという印象があって、完成するのか心配なほど(笑)ですが、今後が非常に楽しみです。

Ray Stevens.com

☆BOOGITY BOOGITY(159位
♪The Streak(1位)
♪Moonlight Special(73位)

★レイ・スティーブンス・ナンバーワン・リスト(1970-1974)
♪Everything Is Beautiful(1970)
♪The Streak(1974)







Peak 1974/06/08
Song Band On The Run/ Wings
Writter Paul McCartney
Action 7(1974/05/18)、5、2、1、5、6、8(1974/06/29)
Weeks 18(No.68 ; 1974/04/20 - No.95; 1974/08/17)
Hot100 No.22 1974

Taken from Album BAND ON THE RUN


 偉大なるバンドが解散してから、シングルヒットなどを放っていたポールでしたが、自分自身でも納得のいく活動が、セールスの面でも活動の面でも満足できなかったようです。それほどビートルズが大きかったわけですが、ようやく『BAND ON THE RUN』という傑作アルバムが生まれました。

The Beatles.comPaul McCartney.com

☆BAND ON THE RUN (1位、1974/04/13、06/08 - 06/15、07/06♪♪♪♪)
♪Band On The Run(1位)
♪Jet(7位)

1974年度第17回グラミー
♪Best Engineered Recording - Non-Classical ; Geoff E. Emerick
♪Best Pop Vocal Performance By A Duo, Group Or Chorus
★ポール・マッカートニー・ナンバーワン・リスト(1964-1974)
♪I Want To Hold Your Hand (1964) / The Beatles
♪She Loves You (1964) / The Beatles
♪Can't Buy Me Love (1964) / The Beatles
♪Love Me Do (1964) / The Beatles
♪A Hard Day's Night (1964) / The Beatles
♭A World Without Love (1964) / Peter & Gordon
♪I Feel Fine (1965) / The Beatles
♪Eight Days a Week (1965) / The Beatles
♪Ticket To Ride (1965) / The Beatles
♪Help! (1965) / The Beatles
♪Yesterday (1965) / The Beatles
♪We Can Work It Out (1966) / The Beatles
♪Paperback Writer (1966) / The Beatles
♪Penny Lane (1967) / The Beatles
♪All You Need Is Love (1967) / The Beatles
♪Hello, Goodbye (1967) / The Beatles
♪Hey Jude (1968) / The Beatles
♪Get Back (1969) / The Beatles
♪Come Together (1969) / The Beatles
♪Something (1969) / The Beatles
♪Let It Be (1970) / The Beatles
♪The Long And Winding Road (1970) / The Beatles
♪Uncle Albert/Admiral Halsey / Paul McCartney & Linda McCartney (1971)
♪My Love / Paul McCartney & Wings(1973)
♪Band On The Run / Paul McCartney & Wings(1974)





Peak 1974/06/15 - 06/22 ♪♪
Song Billy Don't Be A Hero / Bo Donaldson & The Heywoods
Writter Mitch Murray, Peter Callander
Action 9(1974/06/01)、6、1、1、2、3、7(1974/07/13)
Weeks 19(No.90 ; 1974/04/20 - No.100; 1974/08/24)
Hot100 No.21 1974

Taken from Album
BO DONALDSON & THE HEYWOODS


 邦題「悲しみのヒーロー」見た目で判断しちゃいけないのでしょうが、このアルバムジャケットから想像すると「女の子にキャーキャー言わているアイドルグループ」という印象があるのですが、そんな彼らがカヴァーしたこの曲は、タイトルを直訳すると「ビリー、英雄になんてならないで」。その歌の内容はフィアンセの切なる思いと裏腹に、そのビリーが戦死してしまう悲しい物語です。いわゆる反戦ソング。 皮肉な事に、この曲のオリジナルを歌っているペーパーレース版はヒットしませんでした。

Bo Donaldson & The Heywoods.com

☆BO DONALDSON & THE HEYWOODS
♪Billy Don't Be A Hero(1位)









Peak 1974/06/29
Song Sundown/ Gordon Lightfoot
Writter Gordon Lightfoot
Action 7(1974/06/01)、5、3、3、1、2、4(1974/07/13)
Weeks 18(No.83 ; 1974/04/13 - No.96; 1974/08/10)
Hot100 No.27 1974

Taken from Album SUNDOWN


 アコースティックの弾き語りというオーソドックスなスタイルです。

Gordon Lightfoot.com

☆THAT'S THE WAY OF THE WORLD (1位、1974/06/22 - 06/29♪♪)
♪Sundown(1位)
♪That's The Way Of The World







Peak 1974/07/06
Song Rock The Boat/ Hues Corporation
Writter Waldo Holmes
Action 6(1974/06/29)、1、3、6、8(1974/07/27)
Weeks 19(No.83 ; 1974/05/25 - No.93; 1974/09/21)
Hot100 No.43 1974

Taken from Album FREEDOM FOR THE STALLION


 ディスコの火付け役となった1曲で、続く「Rock Your Baby」と混同されがちなテーマ。こちらはフィフスディメンションのように男女混合バンド。


☆FREEDOM FOR THE STALLION (20位
♪Rock The Boat(1位)







Peak 1974/07/13 - 07/20♪♪
Song Rock Your Baby/George McCrae
Writter Harry Wayne Casey, Richard Finch
Action 9(1974/06/29)、4、1、1、4(1974/07/27)
Weeks 17(No.93 ; 1974/06/01 - No.98; 1974/09/21)
Hot100 No.38 1974

Taken from Album ROCK YOUR BABY


 先のナンバー・ワンソングと似たタイトル。


☆ROCK YOUR BABY(38位
♪Rock Your Baby(1位)
♪I Can't Leave You Alone(50位)
♪You Can Have It All







Peak 1974/07/27 - 08/03♪♪
Song Annie's Song/ John Denver
Writter John Denver
Action 10(1974/06/29)、8、2、2、1、1、3(1974/08/10)
Weeks 17(No.87 ; 1974/06/01 - No.68; 1974/09/21)
Hot100 No.25 1974

Taken from Album BACK HOME AGAIN


 ジョンらしい爽やかな歌声と、それをエスコートするサウンド。まさに「アメリカの心」とはよくいったもので、彼にふさわしい称号です。アニーとは彼の妻のことで、現実のエンディングは歌のようにはなりませんでした。

John Denver.com

☆BACK HOME AGAIN (1位、1974/08/10♪)
♪Annie's Song(1位)
♪Back Home Again(5位)
♪Sweet Surrender(13位)

★ジョン・デンバー・ナンバーワン・リスト(1973-1974)
♪Sunshine On My Shoulders (1973)
♪Annie's Song(1974)







Peak 1974/08/10
Song Feel Like Makin' Love/ Roberta Flack
Writter Eugene McDaniels
Action 6(1974/07/27)、3、1、2、4、5(1974/08/31)
Weeks 16(No.53 ; 1974/06/22 - No.54; 1974/10/05)
Hot100 No.35 1974

Taken from Album FEEL LIKE MAKIN' LOVE


 ロバータ・フラックにとって3曲目のナンバー・ワン・ソング

Roberta Flack.com

☆FEEL LIKE MAKIN' LOVE(24位
♪Feel Like Makin' Love(1位)
♪Feelin' That Glowe(76位)

★ロバータ・フラック・ナンバー・ワン・ソング(1972-1974)
♪The First Time Ever I Saw Your Face(1972)
♪Killing Me Softly with His Song(1973)
♪Feel Like Makin' Love(1974)







Peak 1974/08/17
Song The Night Chicago Died/ Paper Lace
Writter Mitch Murray, Peter Callander
Action 5(1974/08/03)、2、1、2、4、8(1974/09/07)
Weeks 17(No.98 ; 1974/06/15 - No.42; 1973/11/03)
Hot100 No.46 1974

Taken from Album PAPER LACE


 6月15日から2週に渡りナンバーワンになった「悲しみのヒーロー」のオリジナルを歌っていたグループ、ペーパーレース。本人たちの「悲しみのヒーロー」は、まったくといっていいほどヒットせずに、代わりに「The Night Chicago Died」が全米ナンバーワンに。先の曲がヒットしていなければ、こちらもチャートに登場しなかったのかもしれません。


☆PAPER LACE
♪Billy Don't Be A Hero(96位)
♪The Night Chicago Died(1位)

★ミッチ・マーレイ&ピーター・キャレンダー・ナンバー・ワン・ソング(1974)
♪Billy Don't Be A Hero / Bo Donaldson & The Heywoods(1974)
♪The Night Chicago Died / Paper Lace(1974)





Peak 1974/08/24 - 09/07♪♪♪
Song (You're) Having My Baby / Paul Anka & Odia Coates
Writter Paul Anka
Action 3(1974/08/17)、1、1、1、2、7(1974/09/21)
Weeks 15(No.82 ; 1974/07/06 - No.47; 1974/10/12)
Hot100 No.28 1974

Taken from Album ANKA


 邦題「二人のきずな」は、オディア・コーツとのデュエットでポール・アンカにとって、実に15年振りにナンバーワンに到達する大ヒットとなりました。彼女とのコラボレーションは、この1曲に限らず、数曲で共演している相性の良いデュエットパートナーだったようです。最近では『GLEE : THE MUSIC2』でも取り上げられています。 そして、この1974年には盟友フランク・シナトラのために名曲(というには余りにも表現が軽すぎる!)「My Way」を作詞してプレゼントしています。この曲で、本人はジョン・ボン・ジョヴィともデュエットしてますねぇ。
 また、2009年に亡くなったマイケル・ジャクソンの「This Is It」は、意外な事にマイケルとポールの共作です。

Paul Anka.com

☆ANKA (9位)
♪Let Me Get To Know You(80位)
♪(You're) Having My Baby / Paul Anka & Odia Coates (1位)
♪One Man Woman/One Woman Man / Paul Anka & Odia Coates (7位)

★ポール・アンカ・ナンバーワン・リスト(1957-1974)
♪Diana(1957 ※Best Sellers Chart)
♪Lonely Boy(1959)
♪(You're) Having My Baby / Paul Anka & Odia Coates(1974)






Peak 1974/09/14
Song I Shot The Sheriff / Eric Clapton
Writter Bob Marley
Action 5(1974/08/24)、2、2、1、5(1974/09/21)
Weeks 14(No.76 ; 1974/07/13 - No.44; 1974/10/12)
Hot100 No.22 1974

Taken from Album 461 OCEAN BOULEVARD


 ヤードバーズ、ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ、クリーム、デレク&ドミノスetc.を渡り歩いてきた三大ギタリストの一人、エリック・クラプトンがこのポジションに入るのは初めての事です。曲はボブ・マーリーがオリジナル。アルバムも名盤誉れ高い作品なので、モービル・フィディリティや、SACDなどで何度も再発されています。ドラッグから廃人寸前、ドロドロ状態だった期間を払拭させるかのごとく、このころは名作を量産してくれました。


Eric Clapton.com

☆461 OCEAN BOULEVARD (1位、1974/08/17 - 09/07♪♪♪♪)
♪I Shot The Sheriff(1位)
♪Willie And The Hand Jive(26位)







Peak 1974/09/21
Song Can't Get Enough Of Your Love, Babe / Barry White
Writter Barry White
Action 9(1974/08/31)、6、5、1(1974/09/21)
Weeks 12(No.51 ; 1974/08/03 - No.100; 1974/10/19)
Hot100 チャートインせず

Taken from Album CAN'T GET ENOUGH


 2月にラヴ・アンリミテッド・オーケストラ名義で「Love's Theme」がヒットしたばかりですが、ようやく本人の歌声がチャートのトップに立ちました。しかし、その直後Top10圏外へ転落というアクションとなってしまい、結局年間チャートにも顔を出さずじまいになっています。



☆CAN'T GET ENOUGH(1位、1974/10/26♪)
♪You're The First, The Last My Everything(2位)
♪Can't Get Enough Of Your Love, Babe(1位)
★バリー・ホワイト・ナンバーワン・リスト(1974)
♪Love's Theme / Love Unlimited Orchestra(1974)
♪Can't Get Enough Of Your Love, Babe(1974)







Peak 1974/09/28
Song Rock Me Gently/ Andy Kim
Writter Andy Kim
Action 9(1974/08/24)、8、4、3、2、1(1974/09/28)
Weeks 18(No.81 ; 1974/06/22 - No.48; 1974/10/19)
Hot100 No.29 1974

Taken from Album ANDY KIM


 この曲もまた、ナンバーワンから暗転、翌週はTop10圏外へ。キーボードやストリングス、大袈裟な女声コーラスの使い回しがいかにも時代を感じさせますが、前のめりに突進するようなキャッチーなサビなんか結構好きです。

☆ANDY KIM(21位
♪Rock Me Gently(1位)
♪Fire Baby, I'm on Fire(28位)







Peak 1974/10/05 - 10/12♪♪
Song I Honestly Love You / Olivia Newton-John
Writter Jeff Barry, Peter Allen
Action 3(1974/09/21)、2、1、1、4(1974/10/19)
Weeks 15(No.63 ; 1974/08/17 - No.100; 1974/11/23)
Hot100 No.97 1974

Taken from Album IF YOU LOVE ME, LET ME KNOW


 オリヴィア・ニュートン・ジョン初のポジションとなりました。ビルボードにはカントリーチャートもありますが、そちらでの初の栄冠はジョージ・ハリスンのIf Not For Youのカバーでした(ボブ・ディランもカバーしています)。邦題にふさわしいドキッとするシングル・ジャケット(のちにベスト・アルバムのポートレイトになりました)。


Olivia Newton-John.com

☆IF YOU LOVE ME, LET ME KNOW(1位、1974/10/12♪)
♪If You Love Me (Let Me Know)(5位)
♪I Honestly Love You(1位)

1974年度第17回グラミー
♪Best Pop Vocal Performance, Female ; I Honestly Love You







Peak 1974/10/19
Song Nothing From Nothing/ Billy Preston
Writter Billy Preston, Bruce Fisher
Action 7(1974/09/07)、6、4、3、2、2、1(1974/10/19)
Weeks 18(No.70 ; 1974/07/13 - No.72; 1974/11/09)
Hot100 No.37 1974

Taken from AlbumTHE KIDS & ME


 当時は当たり前のようにナンバーワンヒットが翌週Top10圏外へ。それにしても陽気でファンキーなナンバー。ヴォーカルが歌い出すまでのアレンジはスティーヴィー・ワンダー的。ビリー・プレストンがステージを所せましと動きやすいような曲(笑)。
  どこかできいたことのあるイントロはPee Wee Huntが1948年にヒットさせたTwenty Street Rag(ビルボードでは1位)。作曲は1914年、Euday L. Bowman。1919年に制作されたチャップリンの映画『一日の行楽』の船上のシーンでも使われてました。

Billy Preston.com

☆THE KIDS & ME(17位
♪Nothing From Nothing(1位)
♪Grow Some Funk Of Your Own(14位)
♪I Feel Like A Bullet (In The Gun Of Robert Ford)(14位)

★ビリー・プレストン・ナンバーワン・リスト(1969-1974)
♪Get Back / The Beatles with Billy Preston(1969)
♪Will It Go Round in Circles(1973)
♪Nothing From Nothing (1974)







Peak 1974/10/26
Song Then Came You/ Dionne Warwick & Spinners
Writter Sherman Marshall, Philip Pugh
Action 10(1974/09/07)、8、6、4、3、3、2、1(1974/10/26)
Weeks 19(No.51 ; 1974/07/27 - No.100; 1974/11/30)
Hot100 No.47 1974

Taken from Album THEN CAME YOU


 この曲もナンバーワンの翌週にTop10圏外という運命をおいました。大御所ディオンヌの声は、このあとの「We Are The World」で初めて聞く事になりましたが、ほとんど変わってないです。ジャケットがちょっとコワイ。。。


Dionne Warwick.com

☆THEN CAME YOU(167位
♪Then Came You / Dionne Warwick & Spinners(1位)







Peak 1974/11/02
Song You Haven't Done Nothin' / Steve Wonder with The Jackson 5
Writter Steve Wonder
Action 9(1974/09/21)、6、5、5、3、2、1(1974/11/02)
Weeks 19(No.93 ; 1974/08/03 - No.93; 1974/12/07)
Hot100 チャートインせず



 スティーヴィー・ワンダーとジャクソン5の豪華な共演によるシングル。にも関わらず、この曲で3曲連続ナンバーワンから翌週Top10圏外というアクションとなってしまいました。使い捨ての時代というわけではないのでしょうが、大衆は飽きっぽいという事でしょうか?いやいや、それ以上に「素晴らしい曲の登場があった」と思いたいですね。

 この曲から8年後、ポール・マッカートニーの『TAG OF WAR』の中に収録された「What's That You Doing」に発展したのでしょうか?非常によく似た雰囲気を持っています。



☆FULFILLNGNESS' FIRST FINALE(1位、1974/09/14 - 09/21♪♪)
♪You Haven't Done Nothin' / Steve Wonder with The Jackson 5(1位)
♪Grow Some Funk Of Your Own(14位)
♪I Feel Like A Bullet (In The Gun Of Robert Ford)(14位)
1974年度第17回グラミー
♪Album Of The Year ; Fulfillingness' First Finale/ Stevie Wonder

Stevie Wonder.com

★スティーヴィー・ワンダー・ナンバーワン・リスト(1963-1974)
♪Fingertips - Part 2 (1963)
♪Superstition (1973)
♪You Are the Sunshine Of My Life (1973)
♪You Haven't Done Nothin / Stevie Wonder with The Jackson 5 (1974)

Jacksons.com

★ジャクソン5・ナンバーワン・リスト(1970-1974)
♪Want You Back / The Jackson 5(1970)
♪ABC / The Jackson 5(1970)
♪The Love You Save / The Jackson 5(1970)
♪I'll Be There / The Jackson 5(1970)
♪You Haven't Done Nothin / Stevie Wonder featuring The Jackson 5(1974)

Michael Jackson.com

★マイケル・ジャクソン・ナンバーワン・リスト(1970-1974)
♪Want You Back / The Jackson 5(1970)
♪ABC / The Jackson 5(1970)
♪The Love You Save / The Jackson 5(1970)
♪I'll Be There / The Jackson 5(1970)
♪Ben / Michael Jackson(1972)
♪You Haven't Done Nothin / Stevie Wonder featuring The Jackson 5(1974)






Peak 1974/11/09
Song You Ain't Seen Nothing Yet/ Bachman Turner Overdrive
Writter Randy Bachman
Action 3(1974/10/26)、2、1(1974/11/09)。8、9(1974/12/07)
Weeks 17(No.65 ; 1974/09/21 - No.67; 1975/01/11)
Hot100 No.98 1975

Taken from Album NOT FRAGILE


 1970年5月にナンバー・ワンシングルとなったゲス・フーのランディ・バックマンが新たに結成したバンド、バックマン・ターナー・オーバードライヴ。Top10に勢い良く3位で登場し、トップに到達後、一気にTop10外へ。しかし、その3週後に再び圏内に再登場。あとから追いついて来たシングルFree Wheelin'に牽引されるかのごとく、再びランクインしました。

12/07
No8 ; Free Wheelin'
No9 ; You Ain't Seen Nothing Yet

再登場は、後続「Free Wheelin'」のヒットの影響です。

笑っちゃうのが出だしの歌詞が
♪American Woman〜 自らの歌のパロディ?

サビをサポートしているギターのリフ、多くのHR/HMで使われてます。



☆NOT FRAGILE(1位、1974/10/19♪)
♪You Ain't Seen Nothing Yet(1位)







Peak 1974/11/16
Song Whatever Gets You Thru The Night / John Lennon
Writter John Lennon
Action 6(1974/11/02)、3、1(1974/11/16)
Weeks 15(No.53 ; 1974/09/28 - No.79; 1975/01/04)
Hot100 ランクインせず

Taken from Album WALLS AND BRIDGES


 偉大なるバンドが解散して以来、ジョージ(1970/12/26)、ポール(1971/09/04)、リンゴ(1973/11/24)が次々とソロナンバーワンを放つ中、ジョンのみ、遅れをとっていましたが、ようやくトップの座につきました。しかも完全なるソロではなく、飛ぶ鳥の勢いのあったエルトン・ジョンとのコラボレーションという形で。ジョンをとってしても止まらないナンバーワンから、一気にTop10圏外への転落は1974年度で通算7曲目。

The Beatles.comJohn Lennon.com

☆WALLS AND BRIDGES(1位、1974/11/16 ♪)
♪Whatever Gets You Thru The Night/ John Lennon with Elton John(1位)
♪Dreams(9位)

★ジョン・レノン・ナンバーワン・リスト(1964-1974)
♪I Want To Hold Your Hand (1964) / The Beatles
♪She Loves You (1964) / The Beatles
♪Can't Buy Me Love (1964) / The Beatles
♪Love Me Do (1964) / The Beatles
♪A Hard Day's Night (1964) / The Beatles
♭A World Without Love (1964) / Peter & Gordon
♪I Feel Fine (1965) / The Beatles
♪Eight Days a Week (1965) / The Beatles
♪Ticket To Ride (1965) / The Beatles
♪Help! (1965) / The Beatles
♪Yesterday (1965) / The Beatles
♪We Can Work It Out (1966) / The Beatles
♪Paperback Writer (1966) / The Beatles
♪Penny Lane (1967) / The Beatles
♪All You Need Is Love (1967) / The Beatles
♪Hello, Goodbye (1967) / The Beatles
♪Hey Jude (1968) / The Beatles
♪Get Back (1969) / The Beatles
♪Come Together (1969) / The Beatles
♪Something (1969) / The Beatles
♪Let It Be (1970) / The Beatles
♪The Long And Winding Road (1970) / The Beatles
♪Whatever Gets You Thru The Night/ John Lennon with Elton John(1974)

Elton John.com

★エルトン・ジョン・ナンバーワン・リスト(1973-1974)
♪Crocodile Rock / Elton John(1973)
♪Bennie And The Jets (1974)
♪Lucy In The Sky With Diamonds (1974)
♪Whatever Gets You Thru The Night / John Lennon with Elton John (1974)





Peak 1974/11/23 - 11/30 ♪♪
Song I Can Help / Billy Swan
Writter Billy Swan
Action 6(1974/11/16)、1、1、2、3、9(1974/12/21)
Weeks 18(No.90 ; 1974/09/28 - No.84; 1975/01/25)
Hot100 No.43 1975

Taken from Album I CAN HELP


 ちょっと鼻にかかったような声が、リンゴ・スターに似ているような。そしてまた曲の雰囲気がレトロなハモンドオルガンの ♪ビ〜ガ〜ビ〜ガ〜ビ〜ガ〜という音に包まれて、優しい日だまりの中を散歩しているみたい。


☆I CAN HELP(21位
♪I Can Help(1位)







Peak 1974/12/07 - 12/14 ♪♪
Song Kung Fu Fighting / Carl Douglas
Writter Carl Douglas
Action 7(1974/11/23)、2、1、1、2、4、3、9(1975/01/11)
Weeks 18(No.94 ; 1974/10/12 - No.60; 1975/02/08)
Hot100 No.14 1975

Taken from Album KUNE FU FIGHTER


 遥かから聞こえる山の呼び声・・・

 お〜 おおおお〜 

 そんな雰囲気で始まり、いかにも欧米人や日本人が連想するチャイニーズの安易なイメージを彷彿とさせるフレーズ・・・
 シングル盤はブルース・リーの「燃えろドラゴン」ですが、なんか関係あんのかなぁ



☆KUNG FU FIGHTING AND OTHER GREAT LOVE SONGS(37位
♪Kung Fu Fighting(1位)







Peak 1974/12/21
Song Cat's In The Cradle / Harry Chapin
Writter Harry Chapin, Sandra Chapin
Action 10(1974/11/23)、9、5、4、1、5(1974/12/28)
Weeks 19(No.94 ; 1974/10/12 - No.70; 1975/02/08)
Hot100 No.38 1975

Taken from Album VERITIES & BALDERDASH


 なんかどこかで見かける有名なポスターを真似たアルバムジャケット。このタッチ、なんとなく「サスケ」とか「カムイ外伝」なんかを連想してしまいます(本人のペンによる自画像です)。歌声が爽やかなだけに、このギャップは大きいです。 ゴードン・ライトフットやビリー・スワンなどの流れのアーティストです。


☆VERITIES & BALDERDASH(4位
♪Cat's In The Cradle(1位)







Peak 1974/12/28
Song Angie Baby / Helen Reddy
Writter Alan O'Day
Action 10(1974/11/30)、6、5、3、1、6(1975/01/04)
Weeks 17(No.60 ; 1974/10/19 - No.61; 1975/02/16)
Hot100 No.28 1975

Taken from Album FREE AND EASY


 この頃はオリヴィア・ニュートン・ジョンと人気を二分していたような活躍振りを見せるヘレン・レディ。洋楽を聴かなかった当時の私でさえ彼女の歌は知っていましたから。



☆FREE AND EASY(8位
♪Angie Baby(1位)

Helen Reddy.com

★ヘレン・レディ・ナンバーワン・リスト(1972-1974)
♪I Am Woman (1972)
♪Delta Dawn (1973)
♪Angie Baby (1974)



1974年度第17回グラミー主要四部門受賞アーティストおよび作品
♪Record Of The Year ; I Honestly Love You/Olivia Newton-John
♪Album Of The Year ; Fulfillingness' First Finale/Stevie Wonder
♪Song Of The Year ; The Way We Were/Barbra Streisand
♪Best New Artist ; The Entertainer/Marvin Hamlisch
 


 ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。さて、コチラ(1974)ページでは全米ナンバーワンになれなかった曲を紹介します


もどる1974年レビューアルバムチャート

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