THREE PART INVENTION improvisations on Bach AABERG FRIESEN SILVERMAN -2009- |
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Sweetgrass Music, 2009 |
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01. Arioso (Cantata No.150)
l to r ( Eugene Friesen ; Cello / Philip Aaberg ; Piano / Tracy Silverman ; Violin, 6 String Viola) |
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フィリップ・アーバーグ、ユージン・フリーゼン、トレーシー・シルヴァーマン。この三人が組んで真面目なバッハなどあり得ないと思っていましたが、まさかこんなになっているとは想像もしていませんでした。ウィンダム・ヒルの中でも、叙情的な演奏が多く、いかにもレーベルの看板をしょっている面々だなと思っていましたが、まさかの大バッハ! |
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01.カンタータ第156番「わが片足、すでに墓穴に入りぬ」よりシンフォニア カンタータがオリジナルのメロディですが、有名な編曲として、やはりバッハがメロディを転用したチェンバロ協奏曲(BWV.1056)より第2楽章;ラルゴでしょう。こちらは「バッハのアリオーソ」と呼ばれています。この曲はメロディが美しいだけに、様々な楽器による演奏が行われているので、「誰の曲」か知らずに、このメロディを聴いているのではないかと思います。 02.管弦楽組曲第3番(BWV.1068)の第2楽章「アリア」 「G線上のアリア」と言い換えた方がメロディが頭の中を流れるのではないでしょうか? 03.チェンバロのためのイタリア協奏曲(BWV.971)の第1楽章。 04. 2つのヴァイオリンのための協奏曲第2番(BWV.1043)より第2楽章、もしくはチェンバロ協奏曲第3番(BWV.1054) 05.平均律クラヴィーア曲集第1巻より第2番「前奏曲 ハ短調」(BWV.847) 06.平均律クラヴィーア曲集第2巻より第3番「前奏曲 嬰ハ長調」(BWV.872) 07.平均律クラヴィーア曲集第1巻より第5番「前奏曲 ニ長調」(BWV.850) 08.カンタータ第140番「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」とくに有名なメロディで、クリスマスと直接関係はありませんが、暮れとかそうした時期をイメージしてしまいます。誰しも、このメロディに厳かな雰囲気を感じることでしょう。 09.平均律クラヴィーア曲集第1巻より第8番「前奏曲変ホ短調〜嬰ニ短調」(BWV.853) 10.三声のインヴェンション第15番ロ短調(BWV.801) 11.無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調(BWV.1005)より第3楽章ラルゴ |
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Photo by Toshiharu Minagawa. |
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