星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)



 
「水の戯れ」作曲(ラヴェル)
 
「ピアノ協奏曲 第2番」作曲(ラフマニノフ)
 
ロドリーゴ誕生
 
ヴェルディ没
 
ペルセウス座新星の発見(アンダーソン、井上四郎)
 
クロイツ彗星群の存在を指摘(クロイツ)
 
大赤斑攫乱が発生
 
へびつかい座RS星の変光を発見
 

かみのけ座銀河団の発見(ウォルフ)

 
回転液体星の洋梨型形状とその安定性を研究(ジョージ・ダーウィン)George Howard Darwin
 
ヘンリー・ドレーパー目録を出版(ウィリアム・ヘンリー・ピッカリングWilliam Henry Pickering
  光圧を実証(レベデフ)

 
「ペレアスとメリザンド」パリ初演(ドビュッシー)
 
「交響曲 第5番」作曲(マーラー)
 
「交響曲 第2番」作曲(シベリウス)
 
緯度変化のZ項を発見(木村栄)
 
電離層の発見(ケネリー、へピサイド)
 
成層圏の発見(ドボール、アスマン)
 
超海王星の問題を提起(パーシバル・ローウェル)
 
テッサーの発明(ツァイス)
 
日本報時球始まる
 
ドミニオン天文台設立
 
原子崩壊説を提唱(ラザフォード、ソッディ)
  や座変光星V*発見(セラスキ)
 *約7800光年彼方にあるこの星は、主星が太陽の約0.8倍の重さを持つ白色矮星と太陽の3.3倍ほどの重さを持つ伴星による連星です。最近の研究によるとお互いを回る公転周期が短くなり続けていることから、この連星が21世紀後半に合体するという結果を報告しました。その際、1ヶ月に渡りシリウスや金星に匹敵する明るさで輝く可能性があるとのこと。合体に伴う増光が観測できると予想されている磁気は、2067〜2099年。現在は11等級という明るさなので肉眼で見ることはできません。位置は赤経20h20m、赤緯+21°06'(Epoch2000)

 
「ペレアスとメリザンド」作曲(シェーンベルク)
 
「ヴァイオリン協奏曲」作曲(シベリウス)
 
「版画」完成(ドビュッシー)
  ケファイドの周期光度関係を発見(リーヴィット)
  スペクトロヘリオグラフを発明(ヘール)
  分光器で金星の自転を測定 非常にゆっくりと逆行(スライファー)
  火星の運河は斑点の連続だと発表(モールスワース)
  彗星サンドバンク論を展開(ヤング)
  彗星の尾を三つの型に分類(ブレディヒン)
  ポインティング・ロバートソン効果の発見(ポインティング・ロバートソンの研究は1937)
  コロナの形を三つに分類(ロッキャー)
  月面図及び最初の全天写真星図を発表(ピッカリング)
  B627星表を出版(ボス)
  原子模型を発表(長岡半太郎)

 
「蝶々夫人」ミラノ初演(プッチーニ)
 
ドヴォルザーク没
  恒星の二星流説を発表(カプタイン)
  分光連星スペクトル中に停留カルシウム線を発見(ハルトマン)
  星間物質の存在を確認(ハルトマン)
  黒点バタフライ・ダイアグラムを作る(マウンダー)
  流星の衝撃によって上層大気が電離されることを確認(ブライコ)
  土星の衛星テミスの発見を報告(ピッカリング)
  ウィルソン山天文台設立(アメリカ)
  ローレンツ変換式を発表(ローレンツ)
  真空管の発明(フレミング)
  原子模型を発表(トムソン)

 
「サロメ」ドレスデン初演(リヒャルト・シュトラウス)
 
「メリー・ウィドー」ウィーン初演(レハール)
 
「鏡」完成(ラヴェル)
 
「海」「映像 第1集」完成(ドビュッシー)
 
ハンガリー民謡の収集(バルトーク、コダーイ)
  『月世界旅行』H.G.ウェルズ
  恒星の分類・巨星と矮星(ヘルツシュプルング)
  恒星のスペクトル・光度関係図を作成(ラッセル)
  特殊相対性理論、光量子仮説を発表(アインシュタイン)
  双曲線軌道の彗星はもとは楕円軌道であったと発表(シュトレームグレン)
  新惑星の捜索を開始(パーシバル・ローウェル)
  木星と土星のスペクトル中に得意な帯スペクトルを発見(スライファー)
  粒状斑の平均寿命を測定(ハンスキー)
  紅炎とコロナ流線との関係を指摘(シェバーリ、ペリン、キャメル)
  原始太陽から惑星が分離すると述べる(ジョージ・ダーウィン)George Howard Darwin
  おうし座RV星の変光を発見(セラスキ)
  分光連星目録を出版(キャンベル)


 
「答えのない質問」作曲(アイヴス)
 
「子どもの領分」作曲(ドビュッシー)
 
ディミトリー・ショスタコーヴィッチ誕生(1906-1975)
  トロヤ群小惑星第1号アキレスの発見(ウォルフ)
  輻射平衡の理論を提唱(シュワルツシルト)
  太陽の周辺減光の説明を開始(シュワルツシルト)
  恒星の光電測光を開始(ステビンス)
  プレアデスのHR図を作る(ヘルツシュプルング)
  選択区域の恒星データを集めることを提唱(カプタイン)
  二重星総目録を出版(バーナム)
  スペクトル線のライマン系列を発見(ライマン)
  熱力学の第3法則を発表(ネルンスト)

 
「アリアーヌと青ひげ」パリ初演(デュカス)
 
リトミック教育法を完成(ジャック・ダルクローズ)
 
グリーク没
  恒星はガス球であると主張(エムデン)
  速度楕円体分布説を発表(シュワルツシルト)
  火星に隕石衝突によるクレーターがあると予測(ウォーレス)
  土星のA環の外側に環を見たと報告(フォーニエ)
  最初の月縁図を出版(ハイン)
  黒点分布の東西非対称を発見(マウンダー夫人)
  三体問題の解決に新しい道を開く(ズンドマン)
  ポツダム光度掃天星表の出版(ピータース)
  NFK星表の出版(ピータース)
  地球生命は他の世界から来たと示唆(アーレニウス)
  慣性力と重力の等価原理を発表(アインシュタイン)
  オングストローム単位導入が決定
  放射能が時計として使える可能性を発見(ラザフォード)
  ケファイド脈動説を主張(シャプリー)


 
「交響曲 第7番」プラハ初演(マーラー)
 
「法悦の詩」ニューヨーク初演(スクリャービン)
 
新しいハンガリー音楽の台頭
 
オリヴィエ・メシアン誕生
 
ヘルベルト・フォン・カラヤン誕生
 
リムスキー・コルサコフ没
  黒点の磁性を発見(ヘール)
  モアハウス彗星(C/1908 R1, Comet Morehouse)の尾の成分にシアンガスが検出される
  シベリアのツングースに隕石?落下「ツングースの大爆発」(ロシア)
  土星の衛星タイタンに大気があると指摘(コマスソラ)
  食連星の反射効果の発見(ドーガン)独立にステビンス1911年。
  おうし座ヒアデス星団の運動を発見(ボス)
  階段宇宙論を提唱(シャーリエ)
  時空の概念を導入(ミンコウスキ)
  スペクトル線パッション系列を発見(パッシェン)
  パリサ・ウォルフ星図出版(パリサ、ウォルフ)
  ウィルソン山天文台に60インチ反射望遠鏡設置
  日本天文学会設立
  天文月報創刊
  水路部に編暦課をおく
  臨時日本無線報時開始


 
「エレクトラ」ドレスデン初演(リヒャルト・シュトラウス)
 
「大地の歌」「交響曲 第9番」作曲(マーラー)
 
「プロメテウス」「火の詩」作曲(スクリャービン)
 
オペラにおけるリアリズムの台頭
 
無調の「架空庭園の書」により「表現主義」へと踏み込む(シェーンベルク)
  月運行表を発表(ブラウン)
  北極標準星野を提案(ピッカリング)
  火星運河説に反論開始(アントニアジ)
  黒点からのガス流を確認(エバーシェッド)
  おおぐま座運動星団を発見(プロクター)
  太陽系の成因を捕獲説で説明(シー)
  宇宙植物学を創始(チホフ)
  写真天頂筒を考案、完成は1911年(ロス)
  シメイス天文台設立
  美濃隕石雨(日本)
  恒星の自転の存在を発見(シュレジンガー)


 
「交響曲 第8番」プラハ初演(マーラー*
 
「前奏曲集 第1巻」作曲(ドビュッシー)
 
「西部の娘」ニューヨーク初演(プッチーニ)
 
「火の鳥」パリ初演(ストラヴィンスキー)
 
バラキレフ没
 *「私は『第8交響曲』を完成したところです。今まで作ったもののなかで最大のものです。それに内容、形式ともきわめて独特のものなので、それについて書くことができないほどです。宇宙が鳴り、そして響きはじめることを想像してみてください。それはもう人間の声ではなく、天空をめぐる惑星であり、恒星なのです」(友人に当てたマーラーの手紙
 また、マーラーはエリック・サティから「次に大きな星が地球をよぎるときは、この世界がすべて変わってしまう」といった内容の手紙を渡され、それを読んで更に神経質になりフロイトのもとへ通ったそうです(他にも色々悩みの種はあったようですが…)。
  1月の大彗星(C/1910 A1, Great January Comet)
  ハレー彗星(1P/1909 R1, Comet Halley)の尾の中を通過(05/19)
  巨星と矮星による新仮説を提唱(ラッセル)
  星雲を星に分解した写真を撮影(リッチー)
  視線速度の剰余項K項を発見(キャンベル)
  ペルセウス座アルゴルの第2極小を発見(ステビンス)
  月の紫外線写真に成功(ウッド)
  彗星のエンベロープについて噴泉説を述べる(エディントン)
  スペクトル線の絶対等級効果を発見(アダムス)
  ナスミス・カーペンター、及びグドエーカー、月面図出版
  PGC星表出版
  ノルトン星図出版
  AG星表完成
  京都大学天文台設立
  日本人初の彗星発見(井上四郎)

1891 - 1900天文学史と音楽史1911 - 1920


♪参考資料♪

〜 音楽史 〜

クラシック作曲家辞典(監修:中川原理/フェニックス企画編)
クラシック作曲家大全(監修:ジョン・バロウズ、日本語監修:芳野靖夫/日東書院)
詳説総合音楽史年表(皆川達夫、倉田善弘監修/教育芸術社)


〜 天文学史 〜

星の年表(斉田博/誠文堂新光社)
天文学事典(公益社団法人 日本天文学会)
天文学史(中山茂編/恒星社)
天文学人名辞典(中山茂編/恒星社)
星百科大事典(リチャード・バーナム著/斉田博訳/地人書館)
宇宙の謎(ポール・マーディン/冨永星訳/岩波書店)
科学の歴史 科学万博ーつくば'85出版(日本アイ・ビー・エム株式会社)
江戸の化学大図鑑(河出書房新社)
彗星探検(縣秀彦/二見書房)


「ヒアデス」
Photo by tupichan 1989.


星、宇宙がテーマの音楽集

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