星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

小寒(2026年1月5日) 太陽黄経285度

【暦便覧】には、

「冬至より一陽起るが故に陰気に逆う故、益々冷ゆる也」

とあります。この日から寒の入り。
「小寒の氷、大寒に解く」の故事があるように、
小寒と大寒の気温は、
小寒の方が寒さが厳しい地方が多いのです。

 

 

天文学的には 太陽が黄経285度を通過する時をいいます。
(2026/01/05/ 17h23m)



 真冬の玄関とは裏腹に、太陽のまわりを1年かけて1周する地球は1月5日ごろ近日点を通過します。地球をはじめとする8つの惑星はヨハネス・ケプラーが発見した法則に従って楕円軌道を描いているため、つねに一定の距離を保っているわけではなく、太陽に近づいたり遠のいたりしています。ちなみにもっとも遠ざかるのは半年後の7月7日(毎年この辺り)。



(左「遠日点のころ」2022/07/09 - 右「近日点のころ」2023/01/04)
2026年は1月4日02時16分に近日点を通過しました。



大寒(2026年1月20日)太陽黄経300度

【暦便覧】には、

「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」

とあります。

一年で最も寒く、各地で最低気温が記録されます。
北国では冬の盛りですが、南国では柳の芽吹きなど、
春の兆しが届けられる頃でもあります。

 

 

 



天文学的には太陽が黄経300度を通過する時をいいます。
(2026/01/20/10
h45m)

 

~参考書~
暦の風景(SEISEISHA) ISBN4-88350-030-6:野呂希一・荒井和生
雨の名前(小学館) ISBN4-09-681431-8:高橋順子・佐藤秀明
風の名前(小学館) ISBN4-09-681432-6:高橋順子・佐藤秀明
理科年表2023
(丸善) ISBN978-4-621-30737-3
天文年鑑2026(誠文堂新光社) ISBN978-4-416-62341-1

年中行事覚書(講談社学術文庫) ISBN978-4-06-158124-1:柳田國男
二十四節気で読みとく漢詩(文学通信) ISBN978-4-909658-37-1:古川末喜
星と暮らす365日 四季を楽しむ星座ガイド (イカロス出版) ISBN978-4-909658-37-1:皆川敏春

国立天文台天文情報センター暦計算室

~写真~

皆川敏春

 


ネイティブ・アメリカンは1月の満月をWolf Moon(狼月)と呼ぶ
(2025/01/14 04h53m)



「二十三夜待ち」
旧暦1月23日の頃、月待講がありました。
現在も、秩父の行事を行っている地域があります
(秩父医王寺:〒369-1411 埼玉県秩父郡皆野町三沢1960)


印旛沼に昇る「二十三夜さま」
(印旛沼近辺にも「二十三夜」の石塔は散見されます)





最近は区画整理で集められて1箇所に祀られます。
(千葉県佐倉市小竹)



「二十三夜待ち」の石塔(長野県千曲稲荷山 治田神社近く)




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