星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

大雪(12月7日) 太陽黄経255度

【暦便覧】には、

「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」

とあります。
ある地域ということではなく、
高い山ではもう積雪になっていることから大雪といいます。
冬将軍が猛威をふるい、新年の準備が始まります。
天文学的には 太陽が黄経255度を通過する時をいいます。
(2023/12/07/18h33m)





冬至(12月22日)太陽黄経270度

【暦便覧】には、「日南の限りを行て日の短き至りなれば也」とあります。陽光が最も弱く、一年では昼間が最も短い日。寒さが一段と厳しくなり、本格的な冬将軍が訪れます。 全国的に小豆粥(あずきがゆ)や南瓜(かぼちゃ)を食べ、柚子湯に入る風習があります。

 

 

 



天文学的には太陽が黄経210度を通過する時をいいます。
(2023/12/22 12h27m)
 

~参考書~
暦の風景(SEISEISHA) ISBN4-88350-030-6:野呂希一・荒井和生
雨の名前(小学館) ISBN4-09-681431-8:高橋順子・佐藤秀明
風の名前(小学館) ISBN4-09-681432-6:高橋順子・佐藤秀明
理科年表2023
(丸善) ISBN978-4-621-30737-3
天文年鑑2023(誠文堂新光社) ISBN978-4-416-52294-3

年中行事覚書(講談社学術文庫) ISBN978-4-06-158124-1:柳田國男

国立天文台天文情報センター暦計算室

~写真~
皆川敏春

 


星のソムリエhome(一番星のなる木)