啓蟄(2020年3月5日) 太陽黄経345度




【暦便覧】には、

陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也”
とあります。

『驚蟄』とも書き、
『閉啓』というと小雪の頃、
土の中に虫がこもること。
「梅は咲いたか」の二番詞は
「蜊(あさり)とれたか蛤(はじまり)はまだかいな」
「雀、海中に入って蛤となる」の季詞がありますが、
雀貝とは蜆(しじみ)の異名。
うごめくのは土の中だけではないようです。

 

天文学的には太陽が黄経345度を通過する時をいいます。
(2020/03/05/11h57m)





 

春分(2020年3月20日) 太陽黄経360/0度

 



【暦便覧】には、

“日天の中を行て昼夜等分の時也”

とあります。

太陽が真東から昇って真西に沈み、
昼夜の時間がほぼ等しくなります。
春分の日とは“自然を賛え、
生物を慈しむ日”
煩悩の彼岸から知恵の彼岸へ。
それをめざして精一杯生きるのが
波羅密多の意味だそうです。

天文学的には太陽が黄経360度(0度)を通過する時をいいます。
(2020/03/20/12h50m)

 

 

〜参考書〜
暦の風景(SEISEISHA):野呂希一・荒井和生
天文年鑑2020(誠文堂新光社)
国立天文台天文情報センター暦計算室

〜写真〜
皆川敏春

 

冬の王者オリオンも春霞にまかれ西に傾く