1980年にリリースされたアルバムのお気に入りを紹介します。

 Yesから看板だったヴォーカルのジョン・アンダーソンとキーボードのリック・ウェイクマンが相次いで脱退し、後釜としてトレヴァー・ホーン(Vo)と、ジェフリー・ダウンズ(key)を迎えて制作された作品で、イニシアチブはクリス・スクワイアが握っています。ここではヴォーカリストとしてクリスが表舞台に立ったアルバムで、セールスこそ伸びませんでしたが、この流れがのちの『90125』へと続いて行きます。


アルト;ジェシー・ノーマン
ウィーン国立歌劇場合唱団、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮;クラウディオ・アバド
 アバドの交響曲シリーズ第三弾です。ショルティ/シカゴ響のレコーディングと双璧をなす名演、名録音です。冒頭のホルンの響きが、まさに「岩山が私に語るもの」と思えるような荘厳さをもって聴き手に語りかけてくる録音といえるのではないでしょうか。


ソプラノ;イゾベル・ブキャナン、コントラルト;ミラ・ザカイ
シカゴ交響楽団合唱団、
シカゴ交響楽団
指揮;ゲオルグ・ショルティ
 ショルティのマーラー交響曲、デジタルレコーディングシリーズ第一弾です。私がマーラーに興味を持つきっかけを作ったのが、このレコードで、このジャケットに『復活』というタイトルが見事に私の感性を刺激したのです(笑)。
 ショルティは1979年にカラヤンのベルリンに乗り込んで同曲を演奏し、ブートレッグで話題になっている名演を聴かせてくれていますが、こちらは手兵を率いてのスタジオ録音。超優秀録音!この録音を上回る音質は、今のところ出現していないのではないでしょうか?また、演奏も、この曲の規範となるような仕上がりになっています。


ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮;ヘルベルト・フォン・カラヤン
 カラヤンがこのレコーディングをした同じ年に、宿敵レナード・バーンスタインが生涯でただ一度だけベルリン・フィルを振りました。そのときの曲目も、このマーラーの交響曲第9番。カラヤンの同曲の演奏には、わずか二年後にライヴでレコーディングされた演奏を一番の名演と挙げるファンが多いようです。


Geroge Winston ; Solo Piano

 ローリングストーン誌をして「1980年代の奇蹟」と評したウィンダム・ヒル。「四季三部作」として紹介されることになるピアノソロ作品集の第一弾です。『オータム』、『ウィンター・イントゥ・スプリング』、『ディセンバー』