1975年にリリースされたアルバムのお気に入りを紹介します


 イレアナ・コトルバス(ソプラノ) クリスター・ルートヴィヒ(メゾソプラノ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮;ズビン・メーター

 私がマーラーに興味を持ったきっかけは、この第2交響曲で、レコード・コレクターの従兄弟の家でみせてもらったレコード雑誌に掲載されていたゲオルグ・ショルティのマーラー・ニューレコーディングの記事でした。シカゴ響を振ったデジタル録音の広告が、むやみやたらとかっちょよく見えたからでした。
  その後、もしくは『レコード芸術』から興味を持ったのか、今となっては定かではありませんが、グッドタイミングでマーラー特集を組んでくれていたのです。そこで第2交響曲の推薦順位のトップを占めていたのが、同世代のメータとアバドの二人でした。メータが先にリリースし、あとを追うようにしてアバドもシカゴ響とレコーディングしました。どうやらメータがウィーンを振ってレコーディングに及んでいたので、後発のアバドも同じウィーンを振る状況にはなかったらしく、ショルティのシカゴ響になったとか… 当時としては、グラモフォン(ヨーロッパ)がアメリカのオーケストラとレコーディングするのはまれだったそうで、面白いエピソードです。

  2011年にSACD化されました。