エソテリックのジャズボックスの影響で、何かとジャズに手を出しはじめてしまった私ですが、2017年。今度はタワーレコードの企画で、「TOWER RECORDS presents ECM SA-CD HYBRID SELECTION」と銘打ったシリーズに手を出してしまいました(笑)

 ECMといえば、私はルネッサンス期のアカペラや、現代音楽(ペルトとか)なんかで、特にジャケットに注目していたレーベルでした。

 なんでも2017年はジャズ誕生100周年に当たるらしく、それに併せての企画なんだそうです。そしてECMに限らず、他のレーベルも順次リリースしていくとのこと。

 私は徹夜で星を眺めることが多いのですが、お気に入りの音楽をCDなんかで聴く以外にも、ラジオの深夜放送に耳を傾けることがあります。そんな時流れてくるジャズの雰囲気がとても好きなので、自室で聴いても良かろうと手を出してしまった、というわけです。

  このEMCシリーズは、エソテリックのジャズと比べるとフュージョン寄り。録音年代(70年代以降の録音)も10年以上後の録音を取り上げているので、同じジャズと入っても、まるで別ジャンルのように聞こえてきます。このあたりが制作側の思惑なんだろうなぁと楽しんでいます。(2017/09/17 UP DATE)

ザ・ケルン・コンサート/キース・ジャレット
 実はキース・ジャレットといったら、ミカラ・ペトリとのバッハとヘンデルのリコーダー・ソナタの伴奏という異色のレコードが最初の体験でした。そもそもジャズ・ピアニストということは知っていましたが、ちゃんとした作品を聞くには今回が初めてで、また良い機会に恵まれたと思っています。
リターン・トゥ・フォーエヴァー/チック・コリア

 カモメのジョナサンを思わせるジャケット。

フライト・サイズ・ライフ/パット・メセニー
なんともウィンダム・ヒルを思い起こさせるジャケットでしょうか。そういえば、このレーベルのコンセプトが「沈黙の次に美しい音」ということらしいのですが、SACDになって、よりいっそう実感できるようになって気がします。
スタンダーズ Vol.1/キース・ジャレット・トリオ
 キース・ジャレットによるスタンダード集。

クリスタル・サイレンス/チック・コリア&ゲイリー・バートン

 このシリーズに登場するアーティストは、いずれもジャズを代表するアーティスト。今回の第二弾でも、前回と同じメンツで企画されています。

思い出のサン・ロレンツォ/パット・メセニー・グループ
 前回はソロでしたが、今回はグループでレコーディングされたアルバムがチョイスされました。

 

2017年9月第三回目のリリース
♪キース・ジャレット「スタンダード・トリオVol.2」
♪ チック・コリア「トリオ・ミュージック」
♪パット・メセニー「オフランプ 」

 

|今後のリリース予定|

♪ ゲイリー・ピーコック「テイルズ・オブ・アナザー」
♪ リッチ―・バイラーク「ヒューブリス」
♪ スティーヴ・キューン「トランス」
 

Jazz(SACDで聴くJazzの世界)もどる(Juke Box)

home(一番星のなる木)