星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

「指揮者になれば、この素晴らしい曲が自分のものになる / クラウディオ・アバド」

全曲初演
Camille Chevillard/Concerts Lamoureux(ラムルー管弦楽団/1901年10月27日)

第1曲「雲(Nuages)」
第2曲「祭り(Fetes)」
第3曲「シレーヌ(Sirenes)」


Nocturne: Blue and Silver - Cremorne Lights (1872)

「ここでの -夜想曲- というタイトルは一般化して解釈されねばならないものであり、さらに言うならば、装飾的な感覚のものなのである。通常語られる夜想曲の形式に囚われるものではなく、光という言葉が内包するすべての種類の印象や特殊な効果を意味していると考えて欲しい。
  '雲' は永遠の広がりを持った空とゆっくりと草原な動きを見せる雲が、やや白みを帯びたグレーの色彩の中で解け合って行く様を表現したものだ。 '祭り'では躍動するダンスのリズムが空間を満たした所へ突然光がきらめく…。 'シレーヌ'で叙述しているのは、海とそこにある数えきれないリズム、月の光を受けて銀色に輝く波涛、そして海の精たちの神秘的な歌声が聞こえてきて、笑い声を響かせながら通り過ぎて行く / クロード・ドビュッシー」

 

オランダ室内合唱団(合唱指揮:クラース・ストック)
国立リヨン管弦楽団
指揮:エマニュエル・クリヴィヌ

 


ニューイングランド音楽院合唱団(合唱指揮:ローナ・クック・デヴァロン)
ボストン交響楽団
指揮:クラウディオ・アバド -1970-

 


ベルリン放送合唱団員(合唱指揮:ロビン・グリットン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド -1999-

 

ドビュッシーのページクラシック・インデックス

|home(一番星のなる木)|