ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。

 さて、このページでは1991年度のチャートでナンバーワンになれなかった曲を紹介します。

2018年から、ストリーミングデータ(音楽配信)の集計方法を変更しました。また、これまではチャートの日付の1週間前の火曜日(つまり11日前)に発表されていましたが、データ集計から発表までの期間が短くなり、日付の4日前に発表され、よりリアルタイムに近い発表になりました。 たとえば最新チャートは2021年3月27日です。発表は3月23日(最新の1位はコチラ)。



Billboard.com|2021/03/23更新|

 20年ぶり(←このように書いてから10年以上経っていますねぇ、しみじみ)にリアルタイムでチャートを追いかけられるようになりました。それにしても音楽性が大きく変わったことに驚いています。最初はとまどいもありましたが「ナンバーワンソングだから」という偏った思考でありながら、聴き続けていると耳に馴染むようになってきました。さすがはビルボード・ナンバー・ワン・ソング!
 何年もの間、図書館も含めたレンタルCDなどで曲の収集をしていましたが、今やネット時代の昨今。日本国内のサイトでは実現はまだまだ先の事でしょうが、海外のサイトではチャートのナンバーワンを始めとする、ほとんどの曲がネット上からダウンロードして聴く事が出来るようになりました。私もその恩恵を受けた一人です。本当ならちゃんとした音質で手元に置いておきたいところですが、まぁ、iPodで聴く分にはmp3で充分かなということで(笑)

 

Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間 ♪ひとつが1週間、5週目毎に♪です
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100内の総週(初登場と最終位のランクと日付)
Top100 年間チャート




Song Touch Me(All Night Long) / Cathy Dennis
Writter Cathy Dennis, Greg Carmichael, Patrick Adams
Peak Highest charted position No.2, 1991/05/25
Action 8(1991/04/27)、5、5、2、2、8(1991/06/01)
No.1 I Don't Wanna Cry / Mariah Carey
Weeks 20(No.78 ; 1991/03/02 - No.85 ; 1991/07/13)
Top100 No.30 1991

Taken from Album MOVE TO THIS



 こじんまりとしたサウンドが、いかにも英国的なサウンドだなぁ、と思っていたらやっぱりそうでした(笑)。遠い異国の目から見ると米国も英国も同じ英語圏だから差異はあまり感じられないと思っていましたが、こうしたサウンドには明らかに違いが出るなんて面白いですねぇ


Cathy Dennis.com

☆MOVE TO THIS(67位
♪Just Another Dream(9位)
♪Touch Me(All Night Long) (2位)
♪Too Many Walls(8位)
♪Everybody Move(90位)








Song I Wanna Sex You Up / Color Me Badd
Writter Dr. Freeze
Peak Highest charted position No.2, 1991/06/08 - 06/29 ♪♪♪♪
Action 10(1991/05/18)、8、3、2、2、2、2、3、4、6(1991/07/20)
No.1 More Than Words / Extreme
Rush Rush / Paula Abdul
Weeks 23(No.88 ; 1991/04/06 - No.99 ; 1991/09/07)
Top100 No.2 1991

Taken from Album CMB



 映画『NEW JACK CITY』(アイスT出てた)に提供された飛ぶ鳥の勢いが収まらないCMBの1曲。


Color Me Badd.com

☆C.M.B.(3位
♪I Wanna Sex You Up(2位)
♪I Adore Mi Amor (1位)
♪All 4 Love(1位)
♪Thinkin' Back(16位)
♪Slow Motio(18位)








Song Right Here, Right Now / Jesus Jones
Writter Mike Edwards
Peak Highest charted position No.2, 1991/07/27
Action 8(1991/06/22)、7、5、3、3、2、3、9(1991/08/10)
No.1 (Everything I Do) I Do it for You / Bryan Adams
Weeks 25(No.94 ; 1991/04/13 - No.98 ; 1991/09/28)
Top100 No.17 1991

Taken from Album DOUBT



 英国出身のJesus Jones。サビのメロディがよくもわるくも英国っぽさを感じさせてくれます(先の キャッシー・デニス同様)。デジタルロックの先駆者的存在、ということらしいですが、そんなジャンル分けは無用かなぁ。いい歌はいい(byドン・ドッケン)。私もそう思う。


Jesus Jones.com

☆DOUBT(25位
♪Real Real Real(4位)
♪Right Here, Right Now(2位)








Song P.A.S.S.I.O.N. / Rhythm Syndicate
Writter Carl Sturken, Evan Rogers
Peak Highest charted position No.2, 1991/08/03 - 08/10 ♪♪
Action 9(1991/07/13)、5、4、2、2、7(1991/08/17)
No.1 (Everything I Do) I Do it for You / Bryan Adams
Weeks 17(No.73 ; 1991/06/01 - No.82 ; 1991/09/21)
Top100 No.40 1991

Taken from Album RHYTHM SYNDICATE



 プロデューサー兼ソングライターであるEvan Rogersが結成したバンド。アルバムジャケットで唯一しゃがんでいる方。現在は裏方に回ってしまっているようですが、リアーナやクリスティーナ・アギレラなどを手がけているようです。
  この曲が上位に食い込んだ唯一の曲のように思われ勝ちですが(いわゆる一発屋)、1989年のドニー・オズモンド(Soldier Of Love)や、大物直前のリアーナ(Pon De Replay)を手がけるヒット・メーカーなのです。とはいえ、すべて2位止まりというのがビルボードの面白いところか…



☆ RHYTHM SYNDICATE
♪P.A.S.S.I.O.N.(2位)
♪Hey Donna(13位)
♪Blinded By Love(76位)








Song Every Heartbeat/ Amy Grant
Writter Amy Grant, Wayne Kirkpatrick, Charlie Peacock
Peak Highest charted position No.2, 1991/08/17
Action 8(1991/07/27)、5、3、2、3(1991/08/24)
No.1 (Everything I Do) I Do it for You / Bryan Adams
Weeks 19(No.53 ; 1991/06/15 - No.96 ; 1991/10/19)
Top100 No.28 1991

Taken from Album HEART IN MOTION



 元シカゴのピーター・セテラとナンバーワンになった ♪The Next Time I Fall で一躍脚光を浴びたエイミー・グラントですが、そのキャリアはゴスペルシンガーとしての実力でした。ナンバー・ワングを含むアルバムからの2枚目も大ヒットを記録しました。


Amy Grant.com

☆HEART IN MOTION(10位
♪Baby Baby(1位)
♪Every Heartbeat(2位)
♪That's What Love Is For(7位)
♪Good For Me(8位)
♪I Will Remember You(20位)








Song It Ain't Over Til It's Over/ Lenny Kravitz
Writter Lenny Kravitz
Peak Highest charted position No.2, 1991/08/24
Action 9(1991/07/27)、6、5、3、2、3(1991/08/31)
No.1 (Everything I Do) I Do it for You / Bryan Adams
Weeks 19(No.64 ; 1991/06/08 - No.91 ; 1991/10/12)
Top100 No.35 1991

Taken from Album MAMA SAID



 ジョン・レノンの後継者と歌われていたレニー。ドームで生のパフォーマンス(エレキをかきむしるようにして歌ったコールド・ターキー!)を見ましたが、正にその通りのパフォーマンスでしびれました。
 それはさておき、 シングル・ヒットは無縁のアーティストだと思っていましたが、マドンナに提供した曲がナンバー・ワンになったりと、親しみやすい曲も書いてたりもします。この曲も比較的一般受けしそうな楽曲ですが、やはり私なんかは疾走するようなロックン・ロールで勝負(←なんの?)して欲しいと思いますね〜
  こういう歌を歌わせてもうまいレニクラ。でもちょっとこうした楽曲がヒットチャートに駆け上がってきたのは意外でした。ホーンセクション(EW&Fのメンバーが参加)意外はすべてオーバーダブによる演奏ですが、ビデオでは楽器を持たないレニー(かえって新鮮)


Lenny Kravitz.com

☆MAMA SAID(39位
♪It Ain't Over Til It's Over(2位)
♪Stand by Woman(76位)








Song Fading Like A Flower (Every Time You Leave) / Roxette
Writter Per Gessle
Peak Highest charted position No.2, 1991/08/31
Action 9(1991/08/03)、7、5、4、2(1991/08/31)
No.1 (Everything I Do) I Do it for You / Bryan Adams
Weeks 18(No.59 ; 1991/06/15 - No.84 ; 1991/10/12)
Top100 No.44 1991

Taken from Album JOYRIDE


 ブライアン・アダムス強し!なんと7週間1位の間にジーザス・ジョーンズのRight Here, Right Nowからロクセットのこの曲まで5曲の挑戦を拒んだのです(笑) そしてこの曲が悲しくも美しいメロディにあふれた楽曲。これが、これが1位になれないだなんて!

Roxette.com

☆JOYRIDE(12位
♪Joyride(1位)
♪Fading Like A Flower (Every Time You Leave)(2位)
♪The Big L
♪Spending My Time(32位)
♪Church Of Your Heart(36位)








Song Do Anything/ Natural Selection
Writter Elliot Erickson, Frederick Thomas
Peak Highest charted position No.2, 1991/10/19 - 10/26 ♪♪
Action 8(1991/09/28)、4、3、2、2、4、9(1991/11/09)
No.1 Emotions/ Mariah Carey
Weeks 21(No.58 ; 1991/08/10 - No.27 ; 1991/12/28)
Top100 No.32 1991

Taken from Album NATURAL SELECTION


 単調な曲ではありますが、ヴォーカル処理など電話越しのエロティックな会話がヒットに繋がったのかもしれません。一節にはプリンスが関わっているのでは!?とも噂されましたが…




☆NATURAL SELECTION
♪Do Anything(2位)
♪Hearts Don't Think(28位)








Song Can't Stop This Thing We Started/ Bryan Adams
Writter Bryan Adams
Peak Highest charted position No.2, 1991/11/16
Action 9(1991/10/19)、5、5、3、2、5、10(1991/11/30)
No.1 Cream / Prince
Weeks 20(No.50 ; 1991/09/14 - No.38 ; 1992/01/25)
Top100 No.59 1991

Taken from Album WAKING UP THE NEIGHBOURS


 もうこれ以上ないようなアンセムではないでしょうか? サビの部分はジャケットのように大合唱したくなること請け合いです。この曲が収録されているアルバムも良いです(Robert John"Matt"Langeが手がけてます)。

「なぜ1位じゃないんだ〜っ」て、叫んでいるように見えるジャケット



Bryan Adams.com

☆WAKING UP THE NEIGHBOURS(6位
♪(Everything I Do) I Do It For You(1位)
♪Can't Stop This Thing We Started(2位)
♪There Will Never Be Another Tonight(31位)
♪Thought I'd Died And Gone To Heaven(13位)
♪Do I Have To Say The Words?(11位)








Song It's So Hard To Say Goodbye To Yesterday/ Boyz II Men
Writter Freddie Perren, Christine Yarian
Peak Highest charted position No.2, 1991/12/21 - 1992/01/04 ♪♪♪♪
Action 8(1991/11/08)、4、4、4、4、2、2、2、2、4、8(1992/01/18)
No.1 Black Or White / Michael Jackson
Weeks 22(No.77 ; 1991/09/21 - No.30 ; 1992/02/15)
Top100 No.37 1992

Taken from Album COOLEYHIGHHARMONY


 美しいアカペラを聴かせてくれます。こういうのを聴くと「心が癒される」気分になれます。音楽の魅力ですね。これがトップを飾れなかったのは、個人的にエルヴィスのCan't Fallin Love With You同様に「なんでよぉ〜」と思ってしまいます。まだデビュー間もないボーイズにマイケルが待ったを掛けた、ということでしょう(笑)


Boyz II Men.com

☆COOLEYHIGHHARMONY(3位
♪Motownphilly(3位)
♪It's So Hard To Say Goodbye To Yesterday(2位)
♪Uhh Ahh(16位)
♪Please Don't Go(45位)
♪End Of The Road(1位)
♪In the Still of the Nite (I'll Remember(3位)

1991年度第34回グラミー
♪Best R&B Performance By A Duo Or Group With Vocal






コチラ(1991)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。

もどる|1991年レビュー|


home(一番星のなる木)