Windham Hill 30th Anniversary Concertの公演が行なわれました三部ではなく、三ヶ所(Carriage House/Villa/Garden Theatre)に分けてのコンサートになります。場所がどれほど離れているのかわかりませんが、公演によってはカブる時間があります。会場に足を運んだファンにとって、この選択は苦しみの何物でもないでしょう(笑。否、笑えない)。組み合わせなどは、当日のハプニングなど考えても、色々変わってくることでしょう。また、メインとなるGarden Theatreほか三会場でMichael Manringは出ずっぱりですね。さすが屋台骨(ベース)。 下記にタイム・テーブルを掲載します。 |
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14:00にCarriage Houseで幕を開ける今回のコンサート。オープニングはフレットレス・ベースのMichael Manring、ナイロン・ギターのSean Harkness、そしてエレクトリック・ヴァイオリンのTracy Silvermanのストリングストリオです。 14:30から別会場(Villa)にてウィンダム・ヒル創始者でありギターのWill Ackermanが登場。そしてもう一人のギタリストDavid Cullen、ヴォーカルのSamiteの演奏です。Samiteはバックバンドを引き連れてくる可能性がありますね。 15:30からのCarriage HouseではピアノのLiz Story、Philip Aabergのピアノが奏でられます。今回のコンサートでのピアノ演奏はこの2人(先にリズか?)から始まります。そしてケルティック・ハープのLisa Lynneがバンブー・フルート(尺八といっても西洋尺八なので横笛)のGeorge Tortorellがデュオで登場します。 16:00から再びVillaにて超絶ギタリストが登場します。と言っても、まだまだジョイントの時間ではありません(笑)。しかしハプニングが起きるかもっ!?ここ数年DeGrassiとManringはthe deMania Trioとしてツアーを行っているので、息のあったコンビネーションで魅せてくれるのではないでしょうか? 16:30からメイン会場となるGarden Theatreにて2会場に散っていたアーティストが集結します。Tracy Silverman、 17:00からは三度Carriage Houseにて、人気の伊達男、ピアニストのJim Brickman、マルチアーティストのBarbara Higbieの二人が登場します。Barbaraもピアニストとしてウィンダム・ヒルからデューしていますが、今回のステージでは何を奏でるのでしょうか?ヴァイオリン?ハープ?ヴォーカル?それともJimとBarbaraのデュオ?楽しみは膨らみます。 18:00今回の目玉となるGarden Theatreにて、全アーティストが総出演します。現段階ではそれぞれのパフォーマンスがあって最後に全員で演るのか、ランダムな組み合わせを演るのかわかりませんが、この日のステージを体験できるリスナーにとって至福のひと時になることは間違いないでしょう。そして現在ツアー中の“The Women of Windham Hill”といったステージも企画されています。ここでもMichael Manringは大忙しですね。ステージチェンジ(intermissionの時だと思う)の際、ソロ・パフォーマンスも有りです。 |
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初期のウィンダム・ヒルであれば、それこそソロ・パフォーマンスとなるのでしょうが、現在はバック・バンドを従えたアーティストも大勢います。そんなところに注目してみても面白いかもしれません。意外と息のあう組み合わせがあったりして、今後の活動に影響を与えていくかもしれないからです。時間が重なって、せっかく会場に足を向けたファンや、世界中にいるウィンダム・ヒル・ファンのために、ケーブルテレビあたりが中継(ライヴエイドを考えれば同じ敷地内、簡単でしょう)、DVD発売、なんてことになって欲しいと、祈っております。
最後になりましたが、公演予定の情報をご提供いただきましたウィンダム・ヒルズ大西様には感謝したします。 |
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Windham Hill Records 30th Anniversary Tour Schedule 06/09/16;Carlisle Theatre/Carlisle, PA |
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