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01. The Prophet / Rudy Perrone 02. 'Aina Hanau / John Keawe 16. Redood Waltz / William Coulter *クレジットにプロデューサーの表記がないものは全てアーティスト本人の制作です。 |
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Adam Werner、Will Ackerman、Kelvyn Evansが2006年に創設した新しいレーベルNew Land Musicからリリースされた2枚のアコースティックギターアルバムのうちの一枚です。もう一枚はAdam Warnerのソロアルバム『SIGNATURES』がリリースされました。 このアルバムをアッカーマンは1985年にリリースされた『WINDHAM HILL RECORDS GUITAR SAMPLER』と同じくユニークで重要な作品であるとコメントしていますが、その曲目を見て思わず唸ってしまいました。私が注目したのは、当然アッカーマンが2004年の『RETURNING』以降初めてアーティストとしてクレジットされたこと。それからおよそ25年ぶりにギタリストとして名を登場させたダニエル・ヘクトや、アレックス・デ・グラッシ、マイケル・マンリング、ユージン・フリーゼン、デヴィッド・キュレン(後者三人はゲスト参加)といったウィンダム・ヒル・アーティストたちが参加していること。そしてアッカーマンが自身のスタジオImaginary Roadでレコーディングしたアーティストたちが多数含まれていることでした(上記のクレジット参照)。 その中には、すでにソロ・アルバムをリリースさせているギタリスト、ミックス・ダウン中のギタリストや、この1曲で終わってしまったプロジェクトなども含まれていますが、興味深い組み合わせばかりです。 アルバム・プロデューサーはギタリストであり、このレーベルの立て役者でもあるAdam Werner。このアルバムでは同時リリースした自身ののソロ・アルバム『SIGNATURES』に入っていない曲を提供しているあたりはサービスでしょうか(笑)。1と4を除く楽曲は、このアルバムでしか聴くことはできませんから、ウィンダム・ヒルファンは要チェックのアルバムと言えるでしょう。 曲のクオリティをはじめ、アーティストたちの名を見る限り、今後このレーベルから目が離せそうにありません。(次に予告されているのはアッカーマンがプロデュースした4のRobert Wallingでしたが、2019年になった現在でもリリースされておらず、レーベル自体も消滅してしまいました) |
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