ウィンダム・ヒルの掲示板

BRIDGING TEXTURES
/ Jim Hudak(2006)



Produced by Will Ackerman &Jim Hudak.
Engineer by Corin Nelsen, Taylor Barefoot, Steve Savage, Masaki Liu.
Recorded at Imaginary Road Studio, Windham Country, Vermont; Lasmedanos College, Pittsburg, CA; The Rumpus Room - South, Sanfrancisco, CA; One Way Studio, Benicia, CA

All music by Jim Hudak. except where noted.

Jim Hudak

   

♪ ♪ ♪

01. Running Stream
Jim Hudak ; Piano / Michael Manring ; Fretless Bass / Derrik Jodan ; Percussion

02. Wild Goose (Jim Hudak/Dan Erikson)
Jim Hudak ; Piano / Tracy Silverman ; Violin
Dennis Tuohino ; Bass / Derrik Jodan ; Percussion

03. Like To Go With
Jim Hudak ; Piano / Tracy Silverman ; Violin

04. Now You Taught Me
Jim Hudak ; Guitar / Derrik Jordan ; Percussion

05. You Taught Me
Jim Hudak ; Piano / Tracy Silverman ; Violin

06. That Special Light (Jim Hudak/Gordon Re)
Jim Hudak ; Piano / Michael Manring ; Fretless Bass / Derrik Jodan ; Percussion

07. Never Had A Bad Day
Jim Hudak ; PIano / Dennis Tuohino ; Bass / Derrik Jodan ; Percussion

08. Out Of My Head
Jim Hudak ; PIano / Suzy Thompson ; Cajun Accordion / Dennis Tuohino ; Bass

09. I'm With You
Jim Hudak ; PIano

10. Bittersweet Passion
Jim Hudak ; Piano
/ Mary Fetting ; Saxophone

11. Put Some Money Away Boy
Jim Hudak ; Guitar

12. Steppes I (Jim Hudak/Jim Schlauch/Will Sullivan)
Jim Hudak ; Piano

13. Steppes II (Jim Hudak/Jim Schlauch/Will Sullivan)
Jim Hudak ; Piano

14. Song Of Achievement
Jim Hudak ; Piano



イマジナリー・ロード作品としては異色のジャケット。しかし、中身はフィリップ・アーバーグに音色の似た、アメリカの心を感じるサウンドを聞かせてくれたので安心しました(笑)。アーバーグがブルースなら、ジム・ヒューダックはスウィング系のジャズといったところでしょうか? どちらもアメリカの土壌の生活の中から生み出された音楽ではなかったでしょうか?だからというわけでもないでしょうが、両者には共通するところがたくさんあるように思いました。
 ジムのカタログを見ると、意外や、というか、驚きなのが、あのグレイトフル・デッドの楽曲をピアノ・ソロでレコーディングしているアルバムがあるのです。もちろん私の好きなバンドの一つという親しみをもって聴いてみると、「あれ、奴らはこんなにもキレイな曲を書いてたっけ?」と驚かされてしまいました。そういえば、ボブ・ディランの楽曲も、他の人がカバーした曲を聴くと、びっくりするぐらい美しいメロディを教えてもらえることがあります(それで、改めてボブの歌声で聴きなおすと、「やっぱボブはボブなんだなぁ」と思わされます)
 ジムのこのアルバムは、それまでの延長線上にあるのですが、ウィルの手に掛かるとあれよあれという感じでウィンダム・ヒルになってしまいます。手にしたジャケットに不安を感じながらも、ゲストにマンリング、シルヴァーマンというメンツがフューチャーされているところに期待していたら、その期待は裏切られることなく、大らかさを持った「あの音楽」でした。
 懐古趣味と言われてしまえばそれまでですが、ウィンダム・ヒルの精神は、レーベルを失ったあの頃(90年代後半)には、すでに後継者たる影響を受けた新しいアーティストが生まれ、彼らの中でしっかり根を下ろしてくれていたようです。このアルバムがレコーディングされたころ、大地にしっかりと根を張った大樹の梢から新芽がポツリポツリと吹き出し始めたのです。



Photo by Toshiharu Minagawa.


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