Photo by Toshiharu Minagawa. |
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001.Evening Against Sky 02.Neither Nor Here 03.Never Said in Rhyme 04.Solo in Mist 05.Though Unclosed, Speaking 06.Unseen Within 07.First Moment Remembrance 08.A Distant Path Darkly 09.Dissolving Floors of Memory 10.Internal Meanings and the Weight of Cathedrals 11.A Sense of Drift 12.Second Moment Remembrance 13.From a Farther Room 14.Perpetual in Stillness 15.Silence Shining Quietly Through 16.A Certain Slant of Light 17.In Movement Articulation 18.Third Moment Remembrance 19.On Retelling 20.Invisible True Stars At Daybreak Michael Manring; Bass / Kevin Kastning; Guitars |
2012年という年は、リーダー作こそ制作しなかったものの、他にも主役級のデュオ(このアルバムもサポートとして)Frank Smithとの『HOPE RETURND』がありました。 今作もKevin Kastningというギタリストとのコラボレーション。
かなりインタープレイ近いプログレに近い作風で、あまりアグレッシブなプレイを期待すると肩すかしを食らうかもしれません。マイケルのアルバムの中では最も静か(動きがない)作品集かもしれません。かなり実験音楽に近いという感じ… メロディを求める音楽というよりは、楽器の再現性、響きといった色合いが強い一枚です。それを両者がお互いに出しあって「ギターはこんなこともできんだぜ」「おっ、それ凄い音だな、じゃこっちのベースの音はどうだい?」みたいな感じで、掛け合いのようなインタープレイを楽しむことができます。 冬という季節柄静かな雰囲気ではありますが、 こうした季節もの、自然ものを対象とした彼の作品集は、ウィンダム・ヒルでのデビュー作や2枚目にも通じるものがあるのではないでしょうか? |