一番星のなる木

とある夕方
いつもの丘の上に一本の木が立ち明るい星がなっているのに気がついた
「しかし君ね 今夜のにはまだまだ足りないんだよ」 
そう声がしたかと思うと
木の枝から「エイッ」と人影が近づいてきて
たれかに頭をガツンと殴られた
目の前に星がはじけてチカチカ瞬き始め
気がつくとベットの中で目が覚めた
もしやと窓を開けて夜空を仰ぐと
思ったとおり星がチカチカしていた。

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