(ビルボードのチャート、ジャンルにこだわらず〜)

2017年にリリースされたアルバムのお気に入りを紹介します

 カール・セーガンの科学ドキュメンタリー『コスモス』のエピソード2で、セーガン博士が植物と宇宙、人間との関わりを話すシーンがあります。そのバックに使われていたのが、モーツァルトの名曲『クラリネット協奏曲』からの第2楽章でした。数多くの名曲を書いたモーツァルトですが、番組ではこのエピソードでしか使用されませんでした。また、残念なことにサントラにも収録されなかったのです。
 番組ではオリジナル編成の版が使われていましたが、私としては書斎なんかでなんとなく流れている音楽は、どちらかと言えば大編成のオーケストラよりは室内楽、器楽曲を流しているので、ずいぶん前からこの曲の室内楽版を探していました。名曲中の名曲と言われていながら、オリジナルがあまりにも巨大(名声)すぎるのか 、室内楽版に編曲された気配もなく諦めていました。
 そこに登場したのが松本健司のクラリネットと、N響メンバーで組織されたマティアス・ストリングスのアルバム。実は、それ以前にもトーマス・ノートバウアーのクラリネット、ストリングフィッツというグループが交響曲第40番とのカップリングでレコーディングしていることを知りました。しかし、すでに入手している交響曲第40番とのカップリングだったことと、モーツァルトの時代の作曲家による編曲版(そんなものは存在しないのかも、探しても出て来ないし)ではなく、レコーディングメンバーによる編曲(チェロのマリアンネ・ブルックナー)だったこともあり見送っていました。そして今回登場したのは、編曲が同じようにレコーディングメンバー(ヴァイオリンの齋藤真知亜)でしたが、カップリング曲が、これまた名曲『クラリネット五重奏曲 K581』が購入の決め手となりました。
 

Players;

松本健司:クラリネット

マティアス・ストリングス
(Matthias Strings)
齋藤真知亜:ヴァイオリン
降旗貴雄:ヴァイオリン
坂口弦太郎:ヴィオラ
宮坂拡志:チェロ

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