Produced by Torevor Horn, Yes. Chris Squire; Bass, Vocals Trevor Rabin; Guitars, Vocals Alan White ; Drumes Tont Kaye; Keyboards Jon Anderson; Lead Vocals |
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ずいぶん変わったアルバムタイトル名の『90125』、邦題は意味が分からないので『ロンリー・ハート』。私がYesを、ひいては洋楽のヒットチャート(当然ビルボード)を聞き始めた時、このアルバムからシングル・カットされ、Yes史上初めてビルボードの1位になった曲がアルバムタイトルになりました。 このアルバムは、複雑なメンバーの加入脱退劇が繰り広げられた際に生み出された作品です。この作品の舵を握っているのはベーシストのクリス・スクワイアですが、若いトレヴァー・ラビンという若い血がクリスを高見に連れて行ってくれたと言うことは想像に難しくありません。Yesでは、トレヴァーのエレクトリックなギターサウンドというのはほとんど無かったため、私のような新参者にとっては「新鮮」ということではなく、これが「グループの音」として聞き始め、過去の作品に立ち返って初めて「なんじゃこりゃ」と思いました。これはこれで完成度の高いアルバムです。特にクリス&トレヴァー色が濃厚。 このアルバムからは「Owner of a Lonely Heart」がシングルチャートでNo.1に輝くほか、「It Can Happen(51位)」、「Leave It(24位)」がビルボードHot100にランクインしました。特に後者のPVはゴドレイ&クレームの手による作品で、当時話題となりました。 |
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