tupichan's billboard hot 100
(ビルボードのチャートに関わらず~)

1967年にリリースされたアルバムのお気に入りを紹介します


Produced by George Martin.

- The Beatles-
John Lennon; Vocals, Guitars
Paul McCartney; Vocals, Bass
George Harrison; Vocals, Guitars
Richard Starkey; Vocals, Drums


 私が生まれた年に、この大傑作がリリースされていたなんて、こんなに嬉しいことはありません(笑)。2009年のリマスターで、アビーロードについで期待していたのがこのアルバムです。以前のCDと比べると、音質のクリアさは歴然としていて、たとえば、ピエール・ブーレーズの演奏が「蜘蛛の巣を払ったような」と形容されるますが、まさにそんな感じ。各トラックの細部に積もったホコリを取り払ってくれ、本来の輝きを見せてくれます(このアルバムに限らず)。どの音もリアルな感じがするけれど、特にベース音が強調されているようで、まさに指ではじいている、その空気までが伝わってくるように迫ってきます。

Billboard Peak Possision #1 on July 01, 1967(15wks)








Produced by John Kalshaw.

James King; Tenor / Diehrich Fischer-Dieskou
Vienna Philharmonic Orchestra
Leonard Bernstein

 当時はデッカの専属アーティストだったウィーンフィルが、CBS専属アーティストだったバーンスタインとレコーディングした事への見返りとして、デッカレーベルでバーンスタインのレコード制作を行いました。その際、プロデューサーのジョン・カルショウが嫌いなマーラーを選曲したのは珍しい。

  テノールにジェイムズ・キング。通常はアルトで歌われることが多い(アルト特定の指定はない)パートをバリトンのディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウが人選されていて、稀代の名演が、名デューサーの手によって記録されました。この曲のCDは、マーラーの中でも一枚で収まる短い曲(笑)なので、複数所有していますが、この大曲のファーストチョイスはバーンスタイン版です。
 アルトのパートをバリトンが受け持つレコードとして、ラトル盤サロネン盤、マイケル・ティルソン・トーマス盤があり、サロネンはテノールにワーグナー歌手プラシド・ドミンゴ、バリトンにボー・スコウフスを起用するという大胆な試みを行っています。

Billboard




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