星と天界の音楽と(星のソムリエ®のブログ)



星の手帖(1981)


81年からは全4巻のレイアウトが揃うようになりました。さて、表紙に再登場となった天体は?(笑)

星の手帖 冬 VOL-11
特集「オリオン座」
☆オリオンの星々/磯部琇三
☆可視光で見たオリオン星雲/田村眞一
☆赤外線で見たオリオン/廣本宣久
☆オリオンのスーパーバブル/富阪幸治・羽部朝男
☆電波で探るオリオン分子雲/面高俊宏・長谷川哲夫

 毎号楽しみにするようになった「読者ルーム」。そこに、いまも影響を引きずっている投稿が掲載されています。題して「バラ星雲は頭がい骨星雲」。投稿者の友人(星のことを全く知らないとか)にバラ星雲の写真を見せたところ「ナヌ!これがバラだって、どう見たって頭がい骨にしか見えんよ」という会話がそれ。以来、私も頭蓋骨にしか見えなくなってしまいました…





星の手帖 春 VOL-12
特集「大口径自作反射望遠鏡」
☆31cm反射赤道儀製作記/小石川正弘
☆全自作43cm反射赤道儀/永田康幸
☆60cm反射望遠鏡を作る/小島信久
☆73cmカセグレン製作記/田阪一郎






星の手帖 夏 VOL-13
特集「入門天体写真」 藤井旭
☆部分日食を写す
☆ペルセウス座流星群の撮影
☆星雲・星団の撮影
☆フォーミングガス超増感






星の手帖 秋 VOL-14
特集「新星」
☆新星とは何か/杉本大一郎
☆新星の正体/藤本正行
☆激変星 - 新星とその仲間たち/岡崎彰
☆新星発見後の観測/市村喜八郎
☆X線バースターとその観測/花輪知幸
☆わが国を中心とした新星発見小史/斉田博

 今号には前号に引き続き、木村清二さんと斉田博さんのお二人の、ハーシェルゆかりの地を訪ねるエッセイが掲載されています。ハーシェルを取り上げるなんて、さすが『星の手帖』と思います。他にも特集に寄せた斉田さんの「わが国を中心とした新星発見小史」や、連載を続けている「天文以外史」など、斉田ファンには嬉しい記事が連なる号でした。天文史に興味がある私には、さらに佐藤利男さんの「明治神宮外苑の樺太島日露国境天測標」や斉藤国治さんの「明治20年(1887)本邦初のコロナ観測」などが組まれているので、手に取る回数の多い一冊となっています。
 さて、今となっては各号に掲載されているニッチな特集を目当てに手にすることの多い書籍となっていますが、リアル体験をしていた当時中学生の私にとって、まだまだムツカシイ相手でした。身の程知らずを感じつつも、藤井さんのエッセイの切れ端が「毎回」読めるということもあって、ファンの私には少々お高くても年間購読を始めてしました。まず真っ先に目を通すのは「特集」ではなく、巻末の「編集室だより」です。ここにきて「ほっ」とするのは、星に関係のない話題であっても、藤井さんの巧妙な語りがこの季刊誌のページの端々に詰まった「星の世界」の入口を私には低くしてくれるからです。今号の「編集室だより」では、一般新聞にも取り上げられた白河天体観測所所長チロが永眠という訃報が綴られていました。グラビアでは『星空への招待』会場に登場してくれたチロの最後の姿があります(合掌)

星の手帖VOL.15~VOL.18(1982)

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