古典に読む「宇宙」「天」「天文」 「星」 など
【アルマゲスト・復刻版】 恒星社(1982年発行)
→植物と関わり(種まき、収穫じきなど)を持つ星座の昇りなどが記述されている。 →うしかい座、しし座、おとめ座、てんびん座、おひつじ座、ふたご座、みずがめ座、プレアデス、オリオン座、ヒアデス、やぎ座、シリウス、プロキオン、こいぬ座、こと座、や座、いるか座、スピカ、かんむり座、ぎょしゃ座、
通常、目で見た姿のイメージで楽しむことが多い星座たちですが、この星図が制作された十五、六世紀頃は、天球側から星座を見た姿、つまり神の目で見た姿で描かれているために、すべての星座たちの姿が背後から描かれています。結構衝撃的な星座絵図集です。その頃の人たちにとっては当たり前の姿ということを知ったときも、結構衝撃を受けました(笑)。当時はこれが当たり前。現在は芸術的観点の評価を得ています。