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先のバーンスタイン盤(?、いや、主役はディースカウだろう…)のレコーディングから10年。ディースカウは伴奏者を若手のバレンボイム(当時36歳)と組んで、『亡き子をしのぶ歌』を除くマーラーの歌曲をリ・レコーディングしました。アナログ時代最後期となるレコーディングなので、レコードで聴く分にはとてもどっしりとした音として聴くことはできますが、ディースカウ80歳を記念して晴れてCD化されました(右ジャケット)。CD化された音はどうも線が細くなり、せっかくの『若き日の歌』全曲も、安物のラジオの音を聞いているような感じがしてしまします。
なお、当時のレビューに『亡き子をしのぶ歌』をレコーディングしなかった理由に、レコードの面が余ってしまうからとかなんとか… 他にも女声で歌われることが多いために入れなかったとか…
確かにあまりお目にかかりません。ただ、このアルバムで取り上げなかったのは、前者が理由かなぁと思います。というのもディースカウは女声だからという理由で避けていないからです(ベームとレコーディングしている)
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私が耳にしたことがある男声版は下で紹介しているトーマス・ハンプソン(←彼は大のマーラー・フリークとして知られているので取り上げたんだろう、と思う)とアンドレアス・シュミットぐらいですか…
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若き日の歌
(LIEDER UND GESÄNGE AUS DER JUGENDZEIT)
春の朝(Frühlingsmorgen) |
つらなる想い(Erinnerung) |
ハンスとグレーテ(Hans und Grete ) |
セレナーデ(Serenade) |
幻想曲(Phantasie) |
いたずらっ子をしつけるために(Um schlimme Kinder artig zu machen) |
緑の森を楽しく歩いた(Ich ging mit Lust durch einen grünen Wald) |
外へ!外へ!(Aus! Aus!) |
たくましい想像力(Starke Einbildungskraft) |
シュトラースブルクの塁壁で(Zu Straßburg auf der Schanz') |
夏の交代(Ablösung im Sommer) |
別離(Scheiden und Meiden) |
二度と会えない(Nicht wiedersehen!) |
自分の気持(Selbstgefühl) |
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子供の不思議な角笛
(LIEDER AUS "DES KNABEN WUNDERHORN")
歩哨の夜の歌(Der Schildwache Nachtlied) |
無駄な骨折り(Velorene Muhe) |
不幸の中の慰め(Trost im Unglück) |
この歌をひねり出したのはだれ?(Wer hat dies Liedlein erdacht?) |
うき世の暮らし(Das irdische Leben) |
魚に説教するパドヴァのアントニウス(Des Antonius von Padua Fischpredigt) |
ラインの伝説(Rheinlegendchen) |
塔の中の囚人の歌(Lied des Verfolgten im Turm) |
美しいトランペットの鳴り渡るところ(Wo die schönen Trompeten blasen) |
高遠なる知性のおほめの言葉(Lob des hohen Verstands) |
起床合図(Revelge) |
少年鼓手(Der Tambourgesell) |
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リュッケルトの詩による5つの歌
(LIEBST DU UM SCHÖNHEIT)
ほのかな香りを(Ich atmet' einen linden Duft) |
美しさのゆえに愛するなら(Liebst du um Schönheit) |
ぼくの歌をのぞきこまないで(Blicke mir nicht in die Lieder) |
私はこの世に忘れられて(Ich bin der Wert abhanden gekommen) |
真夜中に(Um Mitternacht) |
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さすらう若人の歌
(LIEDER EINES FAHRENDEN GESELLEN)
いとしいひとがとついでいくと(Wenn mein Schatz Hochzeit macht) |
この朝、野原を通ったときに(Ging heut’ morgen übers Feld) |
ぼくは真赤に焼けたナイフを(Ich hab’ ein glühend Messer) |
ぼくの恋びとの青いふたつの眼が(Die zwei blauen Augen von meinem Schatz) |
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