星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)
 
 

ソナタ ヘ短調 「ピッコロ・ディヴェルティメント - 変奏曲」 Hob. XVII:6
(Sonata - un piccolo divertimento)
Joanna Leach; Stodart, 1823

ソナタ第48番 ハ長調 Hob.XVI:35
(I. Allegro con brio / II. Adagio / III. Allegro)
Joanna Leach; Broadwood, 1789

ソナタ第59番 変ホ長調 Hob.XVI:49
(I. Allegro / II. Adagio e cantabile / III. Tempo di minuet)
Joanna Leach; Astor, c.1800

ソナタ第33番 ハ短調 Hob.XVI:20
(I. Allegro moderato / II. Andante con moto / III. Allegro)
Joanna Leach; Longman & Broderip, 1787


 

 ハイドンのピアノ・ソナタは、健全というのか、毒がないというのか… 面白みに欠けるというのか… そんな風に思っていた私でしたが、いつのころからかハイドンにハマってしまいました。そして、当時の楽器を演奏しているレコードと出会うことによって、その興味は他の作曲家にまで指が伸びるようになりました。

 このアルバムでは曲ごとに楽器(ピアノ)を選んでレコーディングしてくれました。1曲目の曲のみ、ハイドンがなくなってから製作された1823年にStodartなので、作曲家の生前の空気を吸っていませんが、それ以降のピアノはソナタが作曲された前後に製作されたピアノが奏でられています。

ソナタ第48番 ハ長調(Hob.XVI:35)1780年作曲 -Broadwood,1789年製作
ソナタ第59番 変ホ長調(Hob.XVI:49 )1789年作曲 -Astor, c.1800年製作
ソナタ第33番 ハ短調(Hob.XVI:20) 1771年作曲 -Longman & Broderip, 1787年製作


 Joanna Leachは、他にもオリジナルピアノを奏して私の好きなジョン・フィールドも含め数枚のアルバムをレコーディングしてくれています。


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