Photo by Toshiharu Minagawa. |
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01. Sanibel 02. Mistico 03. Moira 04. Shepherd's Song 05. Ia Paloma(Flight of the Dove) 06. Gwenlaise 07.Sweet Rose 08. Wedding At Jenny Lake 09. Morning Sketches |
ピアノとチェロという組み合わせは、それこそクラシックの世界ではポピュラーな組み合わせですが、この手のジャンル(ジャズでもなくクラシックでもないウィンダム・ヒル)では、「一体、どんなハーモニーになるんだろう」という組み合わせでした。 ウィンダム・ヒルから3枚目のアルバム(通算では5作目)は、コッスの全作品中、もっとも瞑想的な性格を持ち、【WIND DANCE】の中の“Purple Mountain”や【ISLAND】の中の“Fawn”などのクラシック的内容の叙情的な性格を彷彿とさせます。私にとってはレーベルの中でも1、2を争うほどの“ウィンダム・ヒルらしい”内容を持ったアルバムです。そしてアルバムジャケットも美しく印象的なカットが使われています。アルバムのエンディングを考えれば、これは明け方の色彩でしょうか?そんな事を想像しながら聴くのも一興です。 |
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01. Sanibel 02. Mistico 03. Moira 04. Shepherd's Song 05. Ia Paloma(Flight of the Dove) 06. Gwenlaise 07. Sweet Rose 08. Wedding At Jenny Lake 09. Morning Sketches |
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アッカーマンは、コッスがフリーゼンとデュオで活動していた1978年に初めて出会い、その時の印象が、その後のレーベルに迎え入れる動機として働いたようですが、実際はコッスをレーベルに引き込んだのはジョージ・ウィンストンでした。 コッスのウィンダム・ヒル・レーベルでの1stアルバム【WIND DANCE】はジョージのプロデュースによるものです。コッスとフリーゼンは、しばらく別々の活動をしていましたが、久々の再会(Reunion)となったため、アルバムタイトルも【REUNION】となりました。彼らの友情と、このアルバムが完成する10年も前から、素晴らしい音楽が存在していたのかと、巡り合わせを感じさせるタイトルではないでしょうか。 なお、コッスとフリーゼンは前作【ISLAND】で久々の共演を果たしており、それが直接の引き金になったのかもしれません。 |
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