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01.Elements 02.Minou's Waltz 03.The Epic 04.Rice Fields 05.Eden 06.Caravan |
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Russel Walder(オーボエ)とIra Stein(ピアノ)によるデュオ。今回紹介するこのアルバムの主役はオーボエです。 この組み合わせもクラシックというジャンルではそれほど珍しいものではありませんが、ヴァイオリンに比べると華やかではないかもしれません。しかしオーケストラという大家族のコンサート前は、このオーボエが「ラ」を出してヴァイオリンが務めるコンサートマスターがそれに合わせ、全体のチューニングが始まるのです。 彼ら二人に最も影響を与えたのが、同じウィンダム・ヒルのオーボエ奏者ポール・マッキャンドレス率いるオレゴンというグループ。他にポール・ウィンターなど。そうやって辿っていくと、ヴァイオリンとは逆にオーボエは非常にこのジャンルではポピュラーな存在かもしれません。 日本では、本国より遅れること2年後の1984年になってリリースされました。例によって「ウィンダム・ヒルならハズレはないだろう」という冒険心によって手にした一枚で、レコード針を落とした瞬間から、自分のいる場所が大自然の中に身を置いているような錯覚に陥ったのを覚えています。まさにレーベルを代表する一枚といえるでしょう。また、ウィルはIraを高く評価していて、自分のソロアルバムに起用したり、日本のラジオ番組『ホンダ・サウンド・カーゴ』の中で紹介しているほどでした。 この二人は1986年に2ndをリリースしているますが、サウンドが1stよりも膨らみ、シンセサイザーやヴォーカルを取り入れています。また、ウィンター・コレクション・シリーズにも2曲提供しています(“Engravings”“Medieval Memory II”)。 WH-1042 TRANSIT / Ira Stein & Russel Walder |