|
01.Spirts In the Material World 02.Hopeful 03.Red Right Returning 04.Gizmo 05.Oyasumi Nasai 06.Purple Haze 07.Deja Voodoo 08.Watson & Crick 09.Wide Asleep 10.500 Miles High 11.When Last We Spoke Personnels ; |
|||
ウィンダム・ヒル・ファン以外にも、その才能とテクニックが知れ渡るようになったためか、前二作と違い今回は前面にロック・スピリットを打ち出した作品集です。 オープニングはポリスの“マテリアル・ワールド”と意表をついた曲で始まり、ジミ・ヘンドリックスの“紫の煙”や、チック・コリアの“500マイル”のカヴァーが選曲されていることも特筆されます。また、今回は彼の得意であったピアノも演奏していない(クリフォード・カーターに譲っている)。たとえば2曲目の“Hopeful”など、オリジナルは美しいピアノ曲として発表済みであるにもかかわらず(『WINTER'S SOLSTICE II』に収録されている)今回はバンド形式で演奏しているなど、心境の変化が窺われるようです。 今回のレコーディングメンバーは、1stからのつき合いでレーベルメイトでもあるポール・マッキャンドレス、久しぶりに名前を聞くフレッド・サイモンも、ウィンダム・ヒル・ファンにとって嬉しい参加でしょう。(フレッドはすでにレーベルを去っています) お目当てのベースソロは3、6、8、10で、今まで通り一発取りで、オーバーダビングはしていない(重ね録りなし)というクレジット付きで、クレジットをみてニヤニヤしています。 |
|||