tupichan's billboard hot 100

SACDを聴く

 

  プロデューサーだったフィル・ラモーンが5.1CHのマルチ化。

Billboard 200; No.2(1978/02/18)




 

 ビリー・ジョエルの『ストレンジャー』と同じく、なんとマルチ・チャンネル化!

Billboard 200; No.1(1971/06/19), 15wks




 ジェニファー・ウォーンズといえば、日本ではいつまでたっても「愛と青春の旅立ち」、あるいは「ダーティ・ダンシング」で記憶されるアーティストなのでしょうが、オーディオ好きにはたまらないアルバムのリリースが多く、先のヒット曲がちょっと邪魔している感があります(笑)このアルバムもリファレンスアルバムとして、その筋には有名な一枚(笑)。これは香港でリリースされているSACDで、お隣でも需要が高まってきている証拠でしょうね。かなり注目されているレーベルでしょう(ソニーミュージック・エンターテイメント香港)。




 

 女子4人組のBanglesは、彼女の両親が大のBeatlesファンだったということも手伝って、デビュー以来、ビートリ風な音楽を演奏し続けてくれています。本来、私はベスト盤というのが好きではないので、手を出すつもりはありませんでしたが、香港のソニーミュージック・エンターテイメントが、ここ数年来、独自のSACD化を行ってくれたおかげで、かつての音楽が、かなりリアルな(前に迫ってくる)音に生まれ変わって聴くことができるようになりました。
 ポリスのアルバムも、やはりベスト盤を、SACD化されたので購入しましたが、そちらはマルチ・チャンネル化されているので、別次元の音。願わくばと思ったこのバング留守のベストは、普通にステレオ。でも音の情報量が、これまで親しんできたCDとは別次元。

Billboard 200; No.97(1990/06/16)




 ジャケットのセンスは全くありませんが、この香港でシリーズ化されているSACDは、ファン心をくすぐります。このアルバムには、いまだにSACD化されていないSimon & Garfunkleの♪Sound of Silenceや懐かしいCMに使われた曲があったりと、当時の気持ちまでもがよみがえってくるような音が詰まっています。SACDというフォーマットは、音楽だけでなく、当時の心境までもが詰まっているという感じですね。




 
 1985年にリリースされたアルバムで、このアルバムからはポリスの♪Don't Stand So Close To Meのメロディを借用した♪Money for Nothingがビルボードナンバーワンとなる快挙を達成し、アルバムも大ヒットしました。
  それまでは玄人受け(特にギターでリーダーのマーク・ノップラーのフィンガー・スタイルは、多くのミュージシャンの評価が高かった)する英国の地味ぃなバンドだったのですが、このアルバムから一気にワールド・ワイドになりました。

 (このアルバムにゲスト参加したスティングは、プロデューサーのニール・ドーフスマンの仕事っぷりに感心し2ndアルバムをプロデュースしたを起用しましたね。できることなら、そちらもSACDにしてもらいたいです)

 この当時のロックのアルバムとしては初のデジタル録音というふれこみでのリリースでした。また、帯に記載されたデジタルという文字とジャケットの雰囲気がマッチして、まだ彼らを知らなかった私としては、スティングの『...NOTHING LIKE THE SUN』の姉妹作として共々触手が伸びたのでした。

  さて、このアルバムには3種類のSACDがあります。私が所有しているのはマルバム20周年の際にリリースされた海外盤です。他にMFSLユニバーサルSHM-SACDがあります。私が持っている盤は、SACDとしては唯一のマルチチャンネルに施されたもの。オープニングからデジタルの世界に連れ込まれてしまう感触というのでしょうか?とにかく音と臨場感が素晴らしい一枚です。通常のステレオ作品としては、もはや別物と言ってもいいかもしれません。

 ちなみに私がこのアルバムで最も好きな楽曲は、ラストに収録されたアルバムタイトルトラック♪Brothers In Airmsです。このアルバムがリリースされた当時、アメリカではTVドラマ『マイアミ・バイス』が大ヒットしていました。そこでは多くのミュージシャンが出演し、楽曲を提供して洋楽ファンには話題になっていた番組です。で、この番組の、特に暗ぁい回の、エンディングにこの曲が使われ、それが非常に印象に残っています。PVもa-ha張りの、手の込んだ作品でしたね。
Billboard 200; No.1(1985/08/31), 9wks




 

 名曲♪It's only rock'n rollがこんなにぶっとい音をしていたなんて。つくづく今までだまされてたなぁと思っていましたが、ライナーを読んでビックリ。なんとミックの意向があったらしいとか!タイトル曲を始め、重心の低くなったストーンズは、更にかっこよくなってますねぇ。
(→ストーンズのページへ

Billboard 200; No.1(1974/11/23), 1wks




Eagles
 

 イーグルスというアメリカを代表するバンドのデビュー作を含め、セカンドまでがSACD化されました。カントリーっぽさが残るファーストのようなサウンドは、SACDにピッタリの感じがします。そして耳が疲れない。
  名作『HOTEL CALIFORNIA』のSACD化は行なわれていましたがMFSLから全作品がリリースされる模様。それでも実際に商品化されるのに2年越し?

Billboard 200; No.22(1972/08/05)Eagles
Billboard 200; No.41(1973/06/30)Desperado




ELDORADO/ E.L.O.
 

 Jeff Lynne率いるElectric Light Orchestraの1974にリリースされた『ELDORADO』がMFSLからSACD化されました。Eaglesを含めやはり、この頃(デジタル前の)の作品がクラシック、ロックともにSACD化には適しているような気がします。

Billboard 200; No.16(1974/12/07)




ON THE BORDER/ Eagles
 

 mofiとしては珍しく短いスパンで続編(喜)。まだカントリー色が残っているサウンドは、SACDだとボリュームを上げても疲れないから長時間聞いてられます。

Billboard 200; No.17(1974/06/01)Eagles


ONE OF THESE NIGHT/ Eagles
 

 バンドに取って初のアルバム・チャート1位となりました。アルバムジャケットも硬派なイメージですねぇ。

Billboard 200; No.1(1975/07/26)Eagles


もどる(役に立たないディスクレビュー)一番星のなる木