Produced by Rick Rubin. |
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2007年7月にリリースと噂されていたアルバムがやっとリリース。これでジョニーも歌の歌詞とは裏腹に安らかに眠りにつくことが出来るでしょうか。9歳の息子に聴かせたところ、1曲目の暗さに気付き、「なんか重たいものを足で引きずっているみたい」と。「俺の身体を横たえる墓なんてねぇ」と歌うジョニー。アルバムタイトルや1曲目に配しているのは、プロデューサーであるリックのアイデアなんでしょうが、見事な幕引きとなっています。バックにはハートブレイカーズの面々。アメリカン・レコーディングスの締めくくりに相応しい内容です。 |
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Produced by Mike Paxman. - Asia - John Wetton; Bass, Vocals Steve Howe; Guitars Geoff Downes ; Keyboards Carl Palmer ; Drums |
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前作『PHOENIX』から2年で新作が届けられましたが、世界中をツアーしてからのスタジオ入りなので、2008年のそれとはちょっと質が異なりますねー。世界中でライヴを経験し、メンバー間にクリエイティヴなアイデアが噴出したのでしょう。楽曲のクオリティの高さがそれを物語っています。
それにしても意味深なタイトルですが、ジョン曰く『ALPHA』と併せてブックエンド的な意味合い程度、だとか。ファンとしてはこの上ない喜び。やはりエイジアはこの4人じゃないと!私はジョンの声質が好きなのでそれだけで満足!(それにしてもニューアルバム後、ライブに行ってないなぁ) |
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ソプラノ;ナタリー・デセイ メゾ・ソプラノ;アリス・クート 合唱;オルフェオン・ドノスティアラ フランクフルト放送交響楽団 指揮;パーヴォ・ヤルヴィ |
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最近のクラシック界は、このネーメ・ヤルヴィの息子パーヴォ・ヤルヴィを大プッシュなのでしょうか。昨年も私はホルストの「惑星」を取り上げましたが、こんどはマーラーです。しかも一番好きな2番を取り上げてくれています。私が気に入っている点は、ライヴ録音ではないと言うところです。昨今のクラシック界は、なかなかスタジオセッションに時間を割くことが無く、ライヴレコーディングが流行っていますが、「惑星」しかり、ヤルヴィはスタジオ録音によるディスコ・グラフィを増やしています
。
さて、このアルバムですが、ソリストにナタリー・デセイ(ソプラノ)とアリス・クート(メゾ・ソプラノ)を起用、オーケストラはエリアフ・インバルが全集を完成させたフランクフルト放送交響楽団です。どことなくインバルのブルックナーシリーズを思わせるジャケットです。 というわけで、右側のジャケットは1983年にリリースされたジャケットですが(2010年にブルックナーボックスセットが出ました)これはそのうちの交響曲第3番で、もっとも似ているジャケットではないでしょうか? 。今までバラで「どうしよー」と思い悩んでいましたが、まとめてボックス仕様ということで、手を出してみようかと思います。いわゆる大人買いというヤツなんでしょう(笑)。はたして真面目に聞くことが出来るのか?というのが私個人の不安(笑) 結局、ヤルヴィのマーラーは、この後映像での全集となり、この第2番も録り直し…
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バリトン;クリスティアン・ゲアハーヘル メゾ・ソプラノ;マグダレナ・コジェナー クリーブランド管弦楽団 指揮;ピエール・ブーレーズ |
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どこかのレビューによると、マーラーチクルス第二弾(なんでも歌曲に踏み込むとか書いてありましたが、???です。 すでにオッター等と「亡き子をしのぶ歌」他、ウィーンフィルと歌曲アルバムをリリースしているし・・・)だそうですが、今までのチクルスが全てスタジオレコーディング(ブーレーズはセッション前にライヴを行って、そのままスタジオ入り)だったのに対し、このアルバムは2010年2月13日に行われた音源が商品化されています。つまり、今後ブーレーズもライヴレコーディングが増えるという事でしょうか? それにしても、このチクルスもジャケットに特徴があったのに、交響曲第3番からアーティストポートレイトに替わってしまって残念。 ここでは、私のお気に入りであるコジェナーがメゾ・ソプラノのパートに起用されています。カップリングは未完に終わった交響曲第10番より第1楽章。ブーレーズと言ったら、20世紀の現代音楽のレパートリーを得意とするだけあって、たとえば最初に取り上げた第6番などのように、非常に美しく響き渡ります。まさにブーレーズならではの表現ではないでしょうか。欲を言えば交響曲第2番の第4楽章にも起用されている「原光」を、コジェナーの声で聴きたかったなぁ。 昨年(2009)、京都賞を受賞しました。 |
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