2014年以来の皆既月食。仕事が終わるといつもと違って交通費を奮発し理想の最短ルートを使って急いで自宅へ。途中経過は車内とか乗り換えの駅で見られるかな?と思っていたのに、どこもかしこも視界が悪く、結局最寄り駅のバスターミナルまで1時間近く見ることができなかった。駅ビルの屋根の上には地球の影がクッキリと写る欠けた月の姿。意識してみなければ装飾看板のイルミネーションに見えなくもない不思議な浮遊感。自宅に着くと既に皆既食は始まっていた。しかも結構暗い(というか灰色に近いような赤銅食と言った方が正しいかもしれない)。
約1時間だったけど、お餅を焼く余裕もできたりして身体を温めながら鑑賞することができた。幸いなことに、皆既が終わると雲が飛来してきて全天を覆い尽くしてしまった。
月食リスト(国立天文台)