星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)


 シューベルトはギリシア神話を題材とする歌曲をかなり作曲してくれていますが、まとまった形での発表はなく、様々な歌曲集の中に1曲、あちらの曲集にも1曲… といったぐあいに。それをまとめてくれたのがこのアルバム。このアルバムには収録されませんでしたが、他にも『白鳥の歌』の中のアトラスなども有名ではないでしょうか?
 アルバムの副題の通り、ソロ(Songs)とデュオが収録されています。各楽曲の作詞家は以下の作家の詩から採用されています。

Freiedrich von Shiller(1759-1805)
Johann Mayrhofer(1787–1836)
Johann Wolfgang von Goethe(1749-1832)

 

 
 

Susannna Phillips /: Soprano(1、2、4、5、8、10、14)
Shenyang /: Baritone(2、3、5、6、7、9、11、12)
Bruab Zeger/: Piano

01. ギリシャの神々 D.677(The Gods of Greece)/ シラー
02. ヘクトルの別れ D.312(Hektor's Abschied)/ シラー
03. 罪を赦されたオレステス D.699(Orestes purifiel)/ マイアホーファー
04. イフィゲーニア D.573(Iphigenia)/ マイアホーファー
05. アンティゴネーとオイディプス D.542(Antigone and Oedipus)/ マイアホーファー
06. タルタルスの群れ D.583(Group from Hades)/ シラー
07. 冥府への旅 D.526(Journey to Hades)/ マイアホーファー
08. 楽園 D.584(Elysium)/ シラー
09. 馭者クロノスに D.369(Coachman Chronos)/ ゲーテ
10. ガニュメート D.544(Ganymede)/ ゲーテ
11. プロメテウス D.674(Prometheus)/ ゲーテ
12. 双子座に寄せる舟人の歌 D.360(Seafare's song to the Dioscuri)/ マイアホーファー
13. 人間の限界 D.716(Limitations of mankind)/ ゲーテ
14. 怒れるディアーナに D.707(To Diana in her wrath)/ マイアホーファー





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