星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

 この曲の邦題『空の天体地図』で検索をかけても引っかからない秘曲(笑)。Tarik O'Reganによれば1510年にドイツの博学者アルブレヒト・デューラー(1471-1528)よるヨーロッパの最も古い印刷された星図の木版画に触発されて作曲したとか。2018年秋から東京の凸版印刷にて開かれた『天文学と印刷』で現物を見てきました。

 曲は少年合唱団、青年合唱団を起用した起伏の激しい曲。楽曲に使用されている歌詞は、Gerard Manley Hopkins(1844-1889)、Walt Whitman(1819-1892)、Mahmood Jamal(1948-)、Francis William Bourdillon(1852-1921)、Hart Crane(1899-1932)の詩人の作品。他に収録されている曲は管弦楽曲で、合唱は入っていません。

 

 
 


1. 空の天体地図

ハレ管弦楽団
ハレ・ユース合唱団、マンチェスター・グラマースクール合唱団
 マーク・エルダー:指揮

★ ★ ★

2. 潜在的なマニフェスト
3. ライ(Rai)
4. チャービ(Chaabi)
5. 『闇の奥』からの断片

ハレ管弦楽団
ジェイミー・フィリップス:指揮







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