星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

『一番星のなる木』の別頁でも紹介していますが、私は村山定男・藤井旭コンビによる河出書房から出版された数々の天文書を読んで、星や宇宙の神秘的な魅力にとりつかれました。今は星のソムリエとして、その村山先生の拠点となっていた国立科学博物館で、毎月第一、三金曜日に行われている天体観望会でお手伝いをさせていただいています。 そんな私がお薦めする星の本をご紹介します(かなり偏っているかもー)


~ 写真集 ~
BEYOND(ビヨンド)
  アマゾンのレビューにも以下のようにコメントしましたが「地上の芸術家は誰もこの作品にはかなわない」と思います。

 自然が織り成す芸術の数々。それが地球以外にも垣間見ることができ、それらを撮り貯めていたNASAがやっとネット以外の媒体(しかも大判の写真集)で出版を許してくれた事に感謝したいと思います。こーゆーのを待ってた(笑)

 カラーとモノクロ併せて295枚。一枚一枚に畏敬の念を感じせずに入られません。1966年8月25日にルナ・オービターから撮影された『地球の出』から、(私の生まれる一年前)2004年5月2、3日の火星探査機オポチュニティまでの40年に及ぶ集大成。人間にとっては一生に近い時間も、宇宙にとっては一瞬の出来事です。人類が成し得た遺産のひとつといっても過言ではないでしょうか。





FAR OUT(銀河系から130億光年のかなたへ)
 上記写真集をまとめたマイケル・ベッソンがふたたび、今度は惑星探査機の写真種ではなく、地上の、地球を周回する天体望遠鏡が遥か遠くを眺めた写真集です。


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