南半球篇
(2018/10/31)

講座資料として漁った書籍を紹介します。
 地球がまだ平坦だと思われていた時代に、多くの地図制作者たちが想像を想像を働かせて描いた架空の世界地図。それがのちのち大航海時代の幕を開くきっかけとなったと考えると、やはり見ておく必要があるなぁ、と思って手にした一冊。
  星(天文)のことに関しては、さすがに話題は少なく、地球という一つの惑星をめぐる物語と考えると、宇宙から眺めたわけではないのに、かなり正確な地形が描かれていたり、眺めているだけでも楽しめます。

 

大航海者の世界
I. 大航海者コロンブス 〜世界を変えた男(S.モリスン/荒このみ訳)
II. ヴァスコ・ダ・ガマ 〜東洋の扉を開く(生田滋)
III. マゼラン 〜地球をひとつにした男(増田義郎)
IV. ドレイク 〜無敵艦隊を破った男(N.ウィリアムズ編/向井元子訳)
VI.  キャプテン・クック 〜科学的太平洋探検 (J.バロウ編/荒正人・植松みどり訳)
 大航海時代の名だたる航海者一人にスポットを当てたシリーズ。せいぜい歴史で学んだコロンブスとマゼランぐらいの名前を知っていた程度だったので、こうした書籍を読むと(もともと天文に関わることだけを調べていたのですが)、当時の世界観、言い換えれば今まで知らなかった世界史まで勉強できました。
  ここには写ってはいませんが、他にもヴァスコ・ダ・ガマ、キャプテン・クックも参考にしています。それぞれの航海者にスポットを当てたシリーズで、さすがに「北極星」という単語が飛び交っています。

キャプテン・クック 世紀の大航海者 (フランク・マクリン/日暮雅通訳)