星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

3つの夜想曲(ヴィオッティ)
 
Mario Carbotta; Flute / Carlo Balzaretti; Piano

夜想曲 第1番
I. Andante / II. Allegro

夜想曲 第2番
I. Andante

夜想曲 第3番
I. Andante


セレナーデ 第1番
I. Introduzione. Tempo giusto ma piu tosto vivo
II. Andante / III. Andante con variazioni / IV. Allegretto / V. Minuetto, Presto

セレナーデ 第2番
I. Introduzione. Andante / II. Pastorale, piu tosto allegro / III. Minuetto grandioso
IV. Andante / V. Andantino / VI. Pastorale / VII. Allegro

セレナーデ 第3番
I. Introduzione. Andante / II. Marcia, Risoluto / III. Andante
IV. Minuetto / V. Andante / VI. Allegro vivo / VII. Allegro

セレナーデ 第4番
I. Introduzione. Andante / II. Tempo di Minuetto / III. Andante
IV. Andante / V. Allegretto

セレナーデ 第5番
I. Introduzione. Andante / II. Allegretto grazioso / III. Andante sostenuto
IV. Allegretto / V. Grazioso / VI. Sostenuto / VII. Allegro


セレナーデ 第6番
I. Introduzione. Andante / II. Minuetto. Risoluto ma non presto / III. Andante
IV. Allegretto / V. Allegretto / VI. Andante / VII. Andante / VIII. Presto assai
 
ジョヴァンニ・バティスタ・ヴィオッティ(1755 - 1824)
 プニャーニに学んだヴァイオリニスト。ヨーロッパ各国を演奏旅行。のち、パリとロンドンで主に識者として活躍。2曲の協奏交響曲、10曲のピアノ協奏曲、29曲のヴァイオリン協奏曲、弦楽四重奏曲を含む多くの室内楽曲を作曲。
 
 ヴィオッティという作曲家と巡り会ったのは、二梃のヴァイオリンによるソナタ集を手にした時が初めてでした。そのアルバムには、このアルバムにも収録されているセレナーデ(Op.23)も収録されていました。セレナーデもノクターンも、性格は似たような雰囲気の楽曲なのですが、ここではイタリア人作曲家らしく、カラっとした明るい雰囲気のノクターンが奏でられます。

 このアルバムに収録されているフルートとピアノのための夜想曲は、1820年頃ピアノのために作曲されました。その後、フルートとピアノのために編曲され、イタリア人作曲家らしく歌心にあふれた旋律が随所に散りばめられています(確かにピアノ・ソロにしておくのはもったいないか…)。

次の目標は、当然、ヴィオッティのピアノのために作曲された夜想曲ですね!

 

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夜想曲リスト音楽史、天文学史





♪参考資料♪
クラシック作曲家辞典(監修:中川原理/フェニックス企画編)
クラシック作曲家大全(監修:ジョン・バロウズ、日本語監修:芳野靖夫/日東書院)

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