オーボエ、ホルン、ファゴットというトリオを2本のヴィオラがサポートする。ずいぶん変わった編成の夜想曲です。これを作曲したのはフランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812)。モーツァルトやベートーヴェンをはじめとする楽譜の出版を手がけた人で、のちに作曲家へと転向した人です。私の好きな「二梃のための…」でもたびたび星見のお供に同行してもらっています(笑)。

  この夜想曲も穏やかな曲調の楽曲が多く、この人数の編成なら、当時の人(おそらく城主?)あたりは、どこかに旅行に行くときとか、食事の時などは、今で言うところの(彼らを)携帯して傍らで演奏させていたのではないでしょうか?。 



NOTTURNOS(QUINTETES)
 
 
Simon Fuchs : Oboe
Jakob Hefti : Horn
Manfred Sax : Bassoon
Michel Rouilly & Katja Richter: Viola
 



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