tupichan's billboard hot 100


 このページでは1982年度のチャートでナンバー・ワンになれなかった曲を紹介します。つまり2位どまりのヒストリーです(このページついて)。

 2018年から、ストリーミングデータ(音楽配信)の集計方法を変更しました。また、これまではチャートの日付の1週間前の火曜日(つまり11日前)に発表されていましたが、データ集計から発表までの期間が短くなり、日付の4日前に発表され、よりリアルタイムに近い発表になりました。たとえば最新チャートなら2024年9月7日、発表は9月3日となります。(最新の1位はコチラ)。

Billboard.com|2024/09/05更新|

Song 曲目 / アーティスト(オフィシャル・ビデオにリンク)
Writter 作詞・作曲 etc.
Peak 2位に留まった期間 ♪ひとつが1週間、5週目毎にです(第1週目のみBillboad.com)
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
No.1 その時1位だった曲
Weeks Hot100内の総週(初登場と最終位のランクと日付)
Top100 年間チャート



Song Open Arms / Journey
Writter Jonathan Cain, Steve Perry, Neal Schon
Peak Highest charted position No.2, 1982/02/27 - 04/03 ♪♪♪♪
Action 4(1982/02/13)、4、2、2、2、2、2、2、7、9(1982/04/17)
No.1 Centerford / The J. Geils Band
I Love Rock 'N Roll / Joan Jett & The Blackhearts
Weeks 18(No.57 ; 1982/01/16 - No.100; 1982/05/15)
Top100 No.34 1982

Taken from Album ESCAPE

Journey.comJourney(Billboard Chart History)

Steve Perry.comSteve Perry(Billboard Chart History)

「翼を広げて」一気に舞い上がり、6週間も2位に居続けたにも関わらず、1位に不時着することが出来なかった名曲。いわゆる商業ロックのバラード路線といわれてしまうのでしょうか? この曲が? 兄弟のようなStyx、REO Speedwagon、Forigner、Dobbie Brothersなんかはナンバーワンに到達していますが、ジャーニーは届きませんでした。アメリカの声、スティーブ・ペリーの名唱が光る名曲です。
☆ESCAPE(1位、1981/09/12♪
♪Who's Crying Now (4位)
♪Stone In Love
♪Don't Stop Believin (9位)
♪Open Arms (2位)
♪Still They Ride(19位)







Song We Got The Beat / Go-Go's
Writter Charlotte Caffey
Peak Highest charted position No.2, 1982/04/10 - 04/24 ♪♪♪
Action 7(1982/03/13)、6、3、3、2、2、2、6、7(1982/05/08)
No.1 I Love Rock 'N Roll / Joan Jett & The Blackhearts
Weeks 19(No.79 ; 1982/01/30 - No.96; 1982/06/05)
Top100 No.25 1982

Taken from Album BEAUTY AND THE BEAT

Go-Go's.comGo-Go's(Billboard Data Base)

Belinda Carlisle.comBelinda Carlisle(Billboard chart history)

Jane Wiedlin.comJane Wiedlin(Billboard Data Base)

 とにかく元気が良い。パンクロックを意識して、タイトル通りビートを聴かせた曲。ゴリゴリとしたベースが良いです。バングルスに話題をさらわれて、解散に追い込まれてしまいましたが、その中からベリンダがソロで成功し、バンドの頃とは違った「女の魅力」を魅せてくれました。また、2001年には再結成。
☆BEAUTY AND THE BEAT(1位、1982/03/06-04/10♪♪♪♪♪)
♪Our Lips Are Sealed (20位)
♪We Got The Beat (2位)






Song Don't Talk To Strangers / Rick Springfield
Writter Rick Springfield
Peak Highest charted position No.2, 1982/05/22 - 06/12 ♪♪♪
Action 8(1982/04/03)、6、6、5、5、4、3、2、2、2、2(1982/06/12)
No.1 Ebony And Ivory / Paul McCartney & Stevie Wonder
Weeks 21(No.57 ; 1982/03/06 - No.97; 1982/07/24)
Top100 No.20 1982


Rick Springfield.comRick Springfield(Billboard chart history)

 わんちゃんをあしらったアルバムジャケットシリーズから、それぞれナンバーワン、そして2位を生んだオーストラリアの俳優兼ロッカー。歌うまい。そして結構ハードロック的なサウンドが良いです。
☆SUCCESS HASN'T SPOILED ME YET(2位)
♪Don't Talk To Strangers (2位)
♪What Kind Of Fool Am I (21位)
♪I Get Excited(32位)
1982年度第25回グラミー賞
〜ノミネート〜
♩《Best Rock Vocal Performance, Male》I Get Excited
♩《Best Pop Vocal Performance, Male》Don't Talk To Strangers








Song Rosanna / TOTO
Writter David Paich
Peak Highest charted position No.2, 1982/07/03 - 07/31 ♪♪♪♪
Action 10(1982/06/05)、7、3、3、2、2、2、2、2、6、8(1982/08/14)
No.1 Don't You Want Me / The Human League
Eye Of The Tiger / Survivor
Weeks 23(No.81 ; 1982/04/17 - No.94; 1982/09/18)
Top100 No.14 1982

Taken from Album IV

Toto.comToto(Billboard chart history)

 5週間も2位。1位になってもおかしくないキャッチーでポップな曲です。1982年はTOTO旋風を巻き起こした年になり、グラミーでは主要二部門を含む三冠を手にしました。

☆IV(4位)
♪Rosanna (2位)
♪Make Believe (30位)
♪Africa (1位)
♪I Won't Hold You Back (10位)
♪Waiting For Your Love (73位)

1982年度第25回グラミー賞
♪Record Of The Year ; Rosanna
♪Album Of The Year
♪Producer Of The Year










Song Hurts So Good / John Cougar Mellencamp
Writter John Mellencamp
Peak Highest charted position No.2, 1982/08/07 - 08/28 ♪♪♪♪
Action 9(1982/06/19)、6、5、3、3、3、3、2、2、2、2、7、8、8、9、10(1982/10/02)
No.1 Eye Of The Tiger/ Survivor
Weeks 28(No.82 ; 1982/04/24 - No.91; 1982/10/30)
Top100 No.8 1982

Taken from Album AMERICAN FOOL

John Mellencamp.comJohn Mellencamp(Billboard chart history)

 3位を4週、2位を4週というのもスゴイ粘りです。この曲のトップを許さなかったのがサバイバーの「アイ・オブ・ザ・タイガー」じゃ、仕方ないですね。ケニー・アロノフの堅実なリズム・キープ、少々荒いギターのカッティング、ジョニーにとってこのアルバムから続けて三作は、もっとも脂の乗っている頃でした。アメリカの少年の心を描いた作風が多く、のちに(ピンクキャデラック)トム・ペティおも唸らせました。
☆AMERICAN FOOL(1位、09/11-11/06 ♪♪♪♪♪♪♪♪)
♪Hurts So Good(2位)
♪Jack And Diane(1位)
♪Thundering Hearts
♪Hand To Hold On To(19位)
1982年度第25回グラミー賞
♫《Best Rock Vocal Performance, Male》Hurts So Good
〜ノミネート〜
♩《Producer Of The Year》
♩《Album Of The Year》







Song Gloria / Laura Branigan
Writter Giancarlo Bigazzi, Umberto Tozzi, Trevor Veitch
Peak Highest charted position No.2, 1982/11/27 - 12/11 ♪♪♪
Action 9(1982/11/06)、4、4、2、2、2、3、5、5、7(1983/01/08)
No.1 Truly / Lionel Richie
Michey / Toni Basil
Weeks 36(No.84 ; 1982/07/10 - No.98; 1983/03/12)
Top100 No.75 1982、No.56 1983

Taken from Album BRANIGAN

Laura Branigan.comLaura Branigan(Billboard chart history)

 あのレナード・コーエンのツアーメンバーとしてキャリアを積んでいたローラのこのアルバムには、スティーヴ・ルカサーやマイケル・ランドーといった西海岸のアーティストたちが協力して作り上げた強力なデビューとなりました。この曲は1979年のUmberto Tozziのオリジナルで、すでにスイスで1位,イタリアで2位というヒット曲でした。

 トラック野郎BJだったか白バイ野郎ジョン&パンチだったかで、この曲を演奏していたのを思い出します。このヒットはその影響からでしょうか? 明るいポップな感じなのと、ローラの端正な笑顔が素敵です。シンセサイザーがふんだんに使われていて、いかにも80年代のポップスという感じがします。このあと「セルフコントロール」のビデオ(レイプされる)が話題をさらっていましたが、私は「パワー・オブ・ラブ」がイイと思います 。

  そんなローラ・ブラニガンですが2004年に52歳という若さと美しさを残して急逝しました。


R.I.P. Laura 1952-2004
☆BRANIGAN(34位)
♪All Night With Me(69位)
♪Gloria(2位)





コチラ(1982)ページでは全米ナンバーワンになった曲を紹介しています。


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