tupichan's billboard hot 100

 iPodに入れて楽しんでいたビルボードNo.1ソングでしたが、2008年にiPhoneを購入し、今までのiPodよりも容量が大きいので新しく入れ直しました。せっかくだからと自分用のリストを作ろうと思い立ったのがこのページです(でも初代iPhoneだから容量が小さくて、もう1000曲を超えるナンバーワンソングに、1位になれなかった2位の曲まで入っているから、もうパンパン状態です。現在はiPod Classicに入れて流していますが、ジャケット表示が小さくて、なんだか物足りなさも感じてます…)。


 私がチャートをリアルタイムで聞いていたのは昭和時代の1983年暮れ。イエスの“ロンリー・ハート”が上位にねらいを付けている頃でした。
  その頃聴いていたのは湯川れい子さんがDJを務めるラジオ日本(AM1422kHz)「アメリカントップ40」でしたが、まだその番組を知らず、FM東京(FM80.0MHz)でオンエアされていたキャッシュボックス誌のチャートでした。DJは声優の野沢那智さんでした。湯川さんの番組はFEN(AM810kHz)でもオン・エアしてましたね。

 そして本格的にチャートを聴くようになったのは“ロンリー・ハート”がナンバーワンにになった頃。その後、私が洋楽にのめり込むきっかけを作った出来事が英国で始まりました。ボブ・ゲルドフが提唱した「バンド・エイド」このイベントのおかげで、芋蔓式に(そして今もそのスタイルであれやこれやと手を出してしまう癖が付いてしまった)アーティストからアーティストへと繋がっていったのです。

 ブルース・スプリングスティーンがかつて語ったように「3分間のレコードから世の中を知った」ということを身をもって感じました。これからも私はロックと共に転がり続けてゆくのだと思います。

 たかがポップス、たかがヒットチャートですが、その時その時代に流行っていた曲を耳にするだけで、時代が見えてくる。そして個人的にも当時の自分も見えてきます。
  こう書くと「そんなオーバーな!」と笑われるかもしれませんが、特定のアーティストのアルバムを丸々聴いているときと違って、前後のヒット曲との絡みまでもが聞こえ、ヒットチャートのドラマが生まれてくるのです。

  これが、曲同士、アーティスト同士が何の脈絡もない曲の並んだ「ビルボード・ナンバー・ワン・ソング・リレー」の醍醐味でもあるのです。そうすることで、この並び順に大きな意味が見えきます。これがナンバーワンばかりを集めた曲集でも、トップに立った順番ではなく、バラバラに並べられていると(たとえばアーティスト順とか)、その楽しみが半減してしまいます。

この曲の次に1位になったのがこの曲で、それを抜いたのがこの曲

というようにリレーで聴くからこそ醍醐味があり、時代を知る意味があるのです。

 たとえば1973年にはポール・マッカートニーの「マイ・ラヴ」の後を次いだのは、同じファブ・フォーのジョージ・ハリスンが放った「ギヴ・ミー・ラヴ」だったり。1986年のジェネシスの「インビジブル・タッチ」を抜いたのが、ジェネシスを脱退したピーター・ガブリエルの「スレッジ・ハンマー」だったり。これって意図的に組まれた順番ではなく、時代が創り上げたドラマです。たまたまそういうヒットが重なっただけなのに、あまりにも皮肉な順番ではないでしょうか。

  他にもまだチャート上のドラマは隠されて入るんでしょうけど、コレからも何度も何度も繰り返しながらおもしろい発見をするのだろうなぁと、ワクワクしながら現在、過去、そして未来のビルボードを楽しみにしているのです。

 このページでは1991年の全米ナンバーワンソングを紹介します。

 2018年から、ストリーミングデータ(音楽配信)の集計方法を変更しました。また、これまではチャートの日付の1週間前の火曜日(つまり11日前)に発表されていましたが、データ集計から発表までの期間が短くなり、日付の4日前に発表され、よりリアルタイムに近い発表になりました。 たとえば最新チャートは2022年9月3日です。発表は8月31日(最新の1位はコチラ)。

Billboard.com|2021/03/27更新|

 20年ぶり(←このように書いてから10年以上経っていますねぇ、しみじみ)にリアルタイムでチャートを追いかけられるようになりました。それにしても音楽性が大きく変わったことに驚いています。最初はとまどいもありましたが「ナンバーワンソングだから」という偏った思考でありながら、聴き続けていると耳に馴染むようになってきました。さすがはビルボード・ナンバー・ワン・ソング!
 何年もの間、図書館も含めたレンタルCDなどで曲の収集をしていましたが、今やネット時代の昨今。日本国内のサイトでは実現はまだまだ先の事でしょうが、海外のサイトではチャートのナンバーワンを始めとする、ほとんどの曲がネット上からダウンロードして聴く事が出来るようになりました。私もその恩恵を受けた一人です。本当ならちゃんとした音質で手元に置いておきたいところですが、まぁ、iPodで聴く分にはmp3で充分かなということで(笑)

 

Peak ナンバーワンの期間(♪ひとつが1週間、5週目毎に、第1週目のみBillboad.com)
Song 曲目 / アーティスト(オフィシャル・ビデオ)
Writter 作詞・作曲 etc.
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
Weeks Hot100内の総週(初登場と最終位のランクと日付)
Top100 年間チャートの順位


Peak 1991/01/05 - 01/12 ♪♪
Song Justify My Love/ Madonna
Writter Lenny Kravitz, Ingrid Chavez, Maddona
Action 10(1990/12/08)、4、2、2、1、1、2、6(1991/01/26)
Weeks 16(No.46 ; 1990/11/17 - No.86 ; 1991/03/02)
Top100 No.21 1991

Taken from Album
THE IMMACULATE COLLECTION



 この曲のソングライターは、なんとレニー・クラヴィッツ。自身もこのチャートに顔を出していますが、ナンバー・ワンは初。この組み合わせは非常に印象的です。マドンナにとっては8曲目。


☆☆THE IMMACULATE COLLECTION(2位
♪Justify My Love/ Madonna(1位)

1991年度第34回グラミー
♪Best Music Video, Long Form

Madonna.comLenny Kravitz.com

★マドンナ・ナンバーワン・リスト(1985-1991)
♪Like A Virgin(1985)
♪Crazy for You(1985)
♪Live To Tell (1986)
♪Papa Don't Preach (1986)
♪Open Your Heart (1987)
♪Who's That Girl (1987)
♪Like A Prayer (1989)
♪Vogue (1990)
♪Justify My Love (1991)





Peak 1991/01/19
Song Love Will Never Do (Without You) / Janet Jackson
Writter James Harris III, Terry Lewis
Action 7(1991/01/05)、4、1、2、3、5、10(1991/02/16)
Weeks 22(No.89 ; 1990/11/17 - No.100 ; 1991/04/13)
Top100 No.19 1991

Taken from Album RHYTHM NATION 1814



 アルバム『1814』から4枚目、通算5曲目となるナンバーワンソング(ソングライター・チームの2人も5曲目のナンバーワン)。イントロだけ聴くと、切ないラヴソング的な印象ですが、一転してヘヴィなドラムサウンドが支配する佳曲。

Janet Jackson.com

☆RHYTHM NATION 1814(1位、1989/10/28 - 11/18 ♪♪♪♪)
♪Miss You Much(1位)
♪Rhythm Nation(2位)
♪Escapade(1位)
♪Alright(4位)
♪Come Back To Me(2位)
♪Black Cat(1位)
♪Love Will Never Do (Without You)(1位)
♪State Of The World

1989年度第32回グラミー
♪Best Music Video - Long Form ; RHYTHM NATION 1814


★ジャネット・ジャクソン・ナンバーワン・リスト(1986-1991)
♪When I Think of You (1986)
♪Miss You Much(1989)
♪Escapade/ Janet Jackson(1990)
♪Black Cat(1990)
♪Love Will Never Do (Without You)(1991)







Peak 1991/01/26 - 02/02 ♪♪
Song The First Time/ Surface
Writter Brian Simpson, Bernard Jackson
Action 9(1991/01/05)、7、4、1、1、2、4、6(1991/02/23)
Weeks 25(No.82 ; 1990/11/03 - No.100 ; 1991/04/20)
Top100 No.9 1991

Taken from Album 3 DEEP



 極上のバラード、といった雰囲気のキーボードとハイトーンのヴォーカルが絡む佳曲。


☆3DEEP(65位
♪The First Time(1位)
♪Never Gonna Let You Down(17位)









Peak 1991/02/09 - 02/16 ♪♪
Song Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)
/C+C Music Factory featuring Freedom Williams
Writter Robert Clivilles, Freedom Williams
Action 10(1991/01/12)、6、3、2、1、1、2、5、7(1991/03/09)
Weeks 25(No.74 ; 1990/11/17 - No.97 ; 1991/05/04)
Top100 No.3 1991

Taken from Album GONNA MAKE YOU SWEAT



  いきなりこぶしの利いた「えぶりばでぐっなぁう!」で度肝を抜かれてしまいましたが、この部分以外はさして印象に残らないラップ。サウンドの方が耳に残ってます。


☆GONNA MAKE YOU SEWAT(2位
♪Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)/C+C Music Factory featuring Freedom Williams(1位)
♪Here We Go (Let's Rock & Roll)(3位)
♪Things That Make You Go Hmmm...(4位)
♪Just A Touch Of Love(50位)









Peak 1991/02/23 - 03/02 ♪♪
Song All The Man That I Need / Whitney Houston
Writter Dean Pitchford, Michael Gore
Action 8(1991/02/02)、3、2、1、1、3、7(1991/03/16)
Weeks 23(No.53 ; 1990/12/22 - No.100 ; 1991/05/25)
Top100 No.16 1991

Taken from Album I'M YOUR BABY TONIGHT



 ドラマティックな展開を魅せるバラード。ホイットニーならではの楽曲です。


☆I'M YOUR BABY TONIGHT(3位
♪I'm Your Baby Tonight(1位) 
♪All the Man That I Need (1位) 
♪Miracle (9位) 
♪My Name Is Not Susan (20位) 
♪I Belong To You
♪We Didn't Know / Whitney Houston with Stevie Wonder

Whitney Houston.com

★ホイットニー・ヒューストン・ナンバーワン・リスト(1985-1991)
♪Saving All My Love For You(1985)
♪How Will I Know (1986)
♪Greatest Love Of All (1986)
♪I Wanna Dance With Somebody (Who Loves Me) (1987)
♪Didn't We Almost Have It All (1987)
♪So Emotional(1988)
♪Where Do Broken Hearts Go(1988)
♪I'm Your Baby Tonight(1990)
♪All The Man That I Need (1991)





Peak 1991/03/09 - 03/16 ♪♪
Song Someday/ Mariah Carey
Writter Mariah Carey, Ben Margulies
Action 5(1991/02/16)、4、2、1、1、2、6(1991/03/30)
Weeks 19(No.37 ; 1991/01/19 - No.83 ; 1991/05/25)
Top100 No.13 1991

Taken from Album MARIAH CAREY



 衝撃のデビューアルバムから3枚目のシングルカット、そして3曲目のナンバーワンです。 彼女の曲の中で一番好きなのが、この曲。

Mariah Carey.com

☆MARIAH CAREY(1位、1991/03/02 - 05/11 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪)
♪Vision Of Love(1位)
♪Love Takes Time(1位)
♪Someday(1位)
♪I Don't Wanna Cry(1位)

1990年度第33回グラミー
♪Best New Artist
♪Best Pop Vocal Performance, Female; Vision of Love


★マライア・キャリー・ナンバーワン・リスト(1990-1991)
♪Vision Of Love(1990)
♪Love Takes Time(1990)
♪Someday (1991)







Peak 1991/03/23
Song One More Try/ Timmy T.
Writter Timothy Torres
Action 9(1991/02/09)、3、3、3、2、2、1、2、6(1991/04/06)
Weeks 25(No.92 ; 1990/12/22 - No.97 ; 1991/06/08)
Top100 No.5 1991

Taken from Album TIME AFTER TIME



 甘い歌声に甘いマスク… つい最近も同名異曲がナンバーワンになりましたが、ありがちなタイトルなのでしょうか?アルバムの『TIME AFTER TIME』もしかり。

Timmy T.com

☆TIME AFTER TIME(46位
♪Time After Time(40位)
♪What Will I Do(96位)
♪One More Try(1位)
♪Over and Over(63位)









Peak 1991/03/30 - 04/06 ♪♪
Song Coming Out Of The Dark/ Gloria Estefan
Writter Gloria Estefan, Emilio Estefan Jr., Jon Secada
Action 10(1991/03/02)、9、4、3、1、1、8(1991/04/13)
Weeks 19(No.55 ; 1991/01/26 - No.96 ; 1991/06/01)
Top100 No.34 1991

Taken from Album INTO THE LIGHT



 グロリア、3曲目のナンバーワンソング。ソロになってしっとりとしたバラードで聴かせてくれるようになった印象です。


Gloria Estefan.com

☆INTO THE LIGHT(5位
♪Coming Out Of The Dark(1位)
♪Seal Our Fate(53位)
♪Can't Forget You(43位)
♪Live For Loving You(22位)







Peak 1991/04/13
Song I've Been Thinking About You/ Londonbeat
Writter Jimmy Chambers, Jimmy Helms, George Chandler, William Henshall
Action 8(1991/03/23)、5、2、1、3、6(1991/04/27)
Weeks 19(No.52 ; 1991/02/09 - No.90 ; 1991/06/15)
Top100 No.31 1991

Taken from Album IN THE BLOOD



☆IN THE BLOOD(21位
♪I've Been Thinking About You(1位)
♪A Better Love(18位)







Peak 1991/04/20
Song You're In Love/ Wilson Phillips
Writter Glen Ballard, Wilson Phillips
Action 7(1991/03/23)、7、3、2、1、3、9(1991/05/04)
Weeks 19(No.64 ; 1991/02/09 - No.92 ; 1991/06/15)
Top100 No.27 1991

Taken from Album WILSON PHILLIPS



 デビューアルバムからの3枚目となるナンバーワン。先にポーラ・アブドゥルがデビューアルバムから4枚の1位を生み出しましたが、彼女たちにリーチが掛かりました。今度の曲はグレンバラードにとっても3曲目のナンバー・ワン・ソングです。


☆WILSON PHILLIPS(2位
♪Hold On(1位)
♪Release Me(1位)
♪Impulsive(4位)
♪You're in Love(1位)
♪The Dream Is Still Alive(12位)

★ウィルソン・フィリップス・ナンバーワン・リスト(1990 -1991)
♪Hold On(1990)
♪Release Me(1990)
♪You're In Love(1991)
★グレン・バラード・ナンバーワン・リスト(1988 - 1991)
♭Man In The Mirror/ Michael Jackson(1988)
♭Hold On/ Wilson Phillips(1990)
♭You're In Love/ Wilson Phillips(1991)







Peak 1991/04/27 - 05/04 ♪♪
Song Baby Baby / Amy Grant
Writter Amy Grant, Keith Thomas
Action 7(1991/04/06)、4、2、1、1、2、7(1991/05/18)
Weeks 21(No.75 ; 1991/02/23 - No.93 ; 1991/07/13)
Top100 No.10 1991

Taken from Album HEART IN MOTION



 カテゴリー的にはゴズペラーシンガーと言うことになっているので、このようにヒットチャートに出てくるのは稀なのではないでしょうか? そんなジャンルにこだわることなく聴いていれば楽しめるというもの。彼女にとっては1986年以来のトップのだとなりましたが、このアルバムからはTop10ヒットが4曲も誕生するという大ヒットアルバムとなりました。


☆HEART IN MOTION(10位
♪Baby Baby(1位)
♪Every Heartbeat(2位)
♪That's What Love Is For(7位)
♪Good For Me(8位)
♪I Will Remember You(20位)

Amy Grant.com

★エイミー・グラント・ナンバーワン・リスト(1986-1991)
♪The Next Time I Fall/ Peter Cetera & Amy Grant (1986)
♪Baby Baby (1991)







Peak 1991/05/11
Song Joyride/ Roxette
Writter Per Gessle
Action 6(1991/04/13)、5、2、2、1、6(1991/05/18)
Weeks 19(No.57 ; 1991/03/02 - No.89 ; 1991/07/06)
Top100 No.23 1991

Taken from Album JOYRIDE



 ロクセットらしいパワーポップ。ノリノリ


☆JOYRIDE(12位
♪Joyride(1位)
♪Fading Like A Flower (Every Time You Leave)(2位)
♪The Big L
♪Spending My Time(32位)
♪Church Of Your Heart(36位)

Roxette.com

★ロクセット・ナンバーワン・リスト(1989-1991)
♪The Look(1989)
♪Listen To Your Heart(1989)
♪It Must Been Love(1990)
♪Joyride(1991)







Peak 1991/05/18
Song I Like The Way (The Kissing Game) / Hi-Five
Writter Teddy Riley, Bernard Belle, David Way
Action 8(1991/04/20)、4、3、3、1、4、6、7、10(1991/06/15)
Weeks 23(No.90 ; 1991/02/23 - No.91 ; 1991/07/27)
Top100 No.8 1991

Taken from Album HI-FIVE



 バンドには初のナンバーワン。そしてソングライターであるテディ・ライリーにとってはボビー・ブラウンのMy Prerogative以来2曲目のナンバーワンソングです。


☆HI-FIVE(38位)
♪I Like the Way (The Kissing Game)(1位)
♪I Can't Wait Another Minute(8位)
♪Just Another Girlfriend(88位)

Roxette.com

★テディ・ライリー・ナンバーワン・リスト(1989-1991)
♭My Prerogative/ Bobby Brown(1989)
♭I Like the Way (the Kissing Game) / Hi-Five(1991)







Peak 1991/05/25 - 06/01 ♪♪
Song I Don't Wanna Cry/ Mariah Carey
Writter Mariah Carey, Narada Michael Walden
Action 10(1991/05/04)、8、8、1、1、4、6、9(1991/06/22)
Weeks 19(No.50 ; 1991/04/06 - No.95 ; 1991/08/10)
Top100 No.25 1991

Taken from Album MARIAH CAREY



 なんとデビューアルバムから4枚目のナンバーワンです。 デビューアルバムとしては、先にポーラ・アブドゥルが記録を作ってしまいましたが、マライアが2組目の快挙(その前にウィルソン・フィリップがリーチを掛けてましたが叶わず…)。さらにマライアは記録を作り続け、歌姫への未知を歩み始めることになります。

Mariah Carey.com

☆MARIAH CAREY(1位、1991/03/02 - 05/11 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪)
♪Vision Of Love(1位)
♪Love Takes Time(1位)
♪Someday(1位)
♪I Don't Wanna Cry(1位)

1990年度第33回グラミー
♪Best New Artist
♪Best Pop Vocal Performance, Female; Vision of Love


★マライア・キャリー・ナンバーワン・リスト(1990-1991)
♪Vision Of Love(1990)
♪Love Takes Time(1990)
♪Someday (1991)
♪I Don't Wanna Cry (1991)







Peak 1991/06/08
Song More Than Words/ Extreme
Writter Nuno Bettencourt, Gary Cherone
Action 9(1991/05/11)、9、3、2、1、3、3、6、6(1991/07/06)
Weeks 24(No.81 ; 1991/03/23 - No.88 ; 1991/08/31)
Top100 No.7 1991

Taken from Album PORNOGRAFFITTI



 ヌーノのギターワークが冴える英国のバンド。この曲でのアコースティックギターの扱い方は、ロックというジャンルを超えているのではないでしょうか? 
  また、このアルバムからシングルカットされた「Song For Love」とカップリングされた「Love Of My Life」はクイーンのカヴァーで、奇しくもエイズで亡くなったフィレディを偲んで、ブライアン・メイをゲストにレコーディングされたシングルです(英国のみのリリース)。

 なお、ヌーノがこのポジションに到達したのは2曲目で、最初はジャネット・ジャクソンの?Black Cat(Video Remix)のギターソロ。
 
 


Extreme.com

☆EXTREME II : PORNOGRAFFITTI (10位
♪More Than Words(1位)
♪Hole Hearted(4位)









Peak 1991/06/15 - 07/13 ♪♪♪♪
Song Rush Rush/ Paula Abdul
Writter Peter Lord
Action 5(1991/06/01)、3、1、1、1、1、1、2、6(1991/07/27)
Weeks 19(No.36 ; 1991/05/11 - No.100 ; 1991/09/14)
Top100 No.4 1991

Taken from Album SPELLBOUND



 デビュー・アルバムでナンバー・ワン・ラッシュとなったポーラ。期待の高まるセカンドでのシングル第一弾は雰囲気をガラリと変えてバラード。しかもプロモにはキアヌ・リーヴスと共演し、ジェームズ・ディーンの世界を作り出し、セカンドの高いハードルをクリア? しました(笑)途中のギターソロが入る部分にヴァイオリンソロというアレンジもいい感じです。
 
 


Paula Abdul.com

☆SPELLBOUND(1位、1991/06/08 - 06/15 ♪♪)
♪Rush Rush(1位)
♪The Promise Of A New Day(1位)
♪Blowing Kisses In The Wind(6位)
♪Vibeology(16位)
♪Will You Marry Me?(19位)


★ポーラ・アブドゥル・ナンバーワン・リスト(1989-1990)
♪Straight Up (1989)
♪Forever Your Girl (1989)
♪Cold Hearted (1989)
♪Opposites Attract / Paula Abdul featuring The Wild Pair(1990)
♪Rush Rush(1991)








Peak 1991/07/20
Song Unbelievable/ EMF
Writter James Atkin, Ian Dench, Derry Brownson, Mark Decloedt, Richard March, Tim Stephens, Phil Cleary
Action 8(1991/06/08)、7、6、3、2、2、1、3、7(1991/08/03)
Weeks 23(No.87 ; 1991/04/13 - No.94 ; 1991/09/14)
Top100 No.6 1991

Taken from Album SCHUBERT DIP



 ジーザス・ジョーンズとよく比較されるバンドで、こちらの方がより、テクノ・ロックといったジャンルの代表格とされることがあるようです。私はあまり聴きませんでしたが、ストーン・ローゼスあたりが源流だとか… 対極にあるのは(見た目)シアトル系のグランジかなぁ。

EMF.com

☆SCHUBERT DIP(12位
♪Unbelievable(1位)
♪Lies(18位)









Peak 1991/07/27 - 09/07♪♪♪♪♪♪ Year End No.1 of 1991
Song (Everything I Do)I Do It For You / Bryan Adams
Writter Bryan Adams, Michael Kamen, Robert John"Mutt"Lange
Action 4(1991/07/20)、1、1、1、1、1、1、1、3、6(1991/09/21)
Weeks 22(No.53 ; 1991/06/29 - No.75 ; 1991/11/23)
Top100 No.1 1991

Taken from Album ROBIN HOOD PRINCE OF THIEVES



 ケビン・コスナー主演映画『ロビン・フット』の主題曲として大ヒット。このヒットが元で、ブライアンはサントラの主題歌ヒット・メーカーという肩書きがついたような気がします。この曲は5曲の2位を生んだ曲でもあります。


♪Right Here, Right Now / Jesus Jones
♪P.A.S.S.I.O.N. / Rhythm Syndicate
♪Every Heartbeat/ Amy Grant
♪ It Ain't Over Til It's Over/ Lenny Kravitz
♪Fading Like A Flower (Every Time You Leave) / Roxette

 ブライアンにとっては2曲目のナンバーワンソングですが、デフ・レパード(Def Leppard)のプロデューサーで名を馳せているソングライターのロバート(Robert John"Mutt"Lange)は4曲目の1位です。

Bryan Adams.comMichael Kamen.com

☆ROBIN HOOD PRINCE OF THIEVES(5位
♪(Everything I Do)I Do It For You / Bryan Adams(1位)

1991年度第34回グラミー
♪Best Song Written Specifically For A Motion Picture Or For Television
♪Best Pop Instrumental Performance: ROBIN HOOD - PRINCE OF THIEVES/ Michael Kamen


★ブライアン・アダムス・ナンバーワン・リスト(1985-1991)
♪Heaven (1985)
♪(Everything I Do)I Do It For You (1991)
★ロバート・ジョン・マット・ランジ・ナンバーワン・リスト(1984-1991)
♭Caribbean Queen (No More Love On The Run) / Billy Ocean (1984)
♭Get Outta My Dreams, Get Into My Car / Billy Ocean (1988)
♭Love Bites / Def Leppard(1988)
♭(Everything I Do)I Do It For You / Bryan Adams (1991)







Peak 1991/09/14
Song The Promise Of A New Day/ Paula Abdul
Writter Peter Lord, V. Jeffrey Smith
Action 8(1991/08/24)、5、2、1、5(1991/09/21)
Weeks 16(No.40 ; 1991/07/20 - No.96 ; 1991/11/02)
Top100 No.41 1991

Taken from Album SPELLBOUND



 2年前に歌手デビューしたばかりのポーラ。あれよあれよという間に7曲目のナンバーワンソング、彼女らしいダンサブルなナンバー。
 

Paula Abdul.com

☆SPELLBOUND(1位、1991/06/08 - 06/15 ♪♪)
♪Rush Rush(1位)
♪The Promise Of A New Day(1位)
♪Blowing Kisses In The Wind(6位)
♪Vibeology(16位)
♪Will You Marry Me?(19位)


★ポーラ・アブドゥル・ナンバーワン・リスト(1989-1991)
♪Straight Up (1989)
♪Forever Your Girl (1989)
♪Cold Hearted (1989)
♪Opposites Attract / Paula Abdul featuring The Wild Pair(1990)
♪Rush Rush(1991)
♪The Promise Of A New Day(1991)








Peak 1991/09/21 - 09/28 ♪♪
Song I Adore Mi Amor/ Color Me Badd
Writter Hamza Lee, Color Me Badd
Action 6(1991/09/07)、2、1、1、2、4、7(1991/10/19)
Weeks 20(No.60 ; 1991/07/27 - No.41 ; 1991/12/07)
Top100 No.18 1991

Taken from Album CMB



 この頃は複数人によるグループが盛りな時期で、このカラー・ミー・バッドもその一つ。ライバル的な存在はニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックあたりだったのではないでしょうか?しかし、他のグループと違うところは、メンバーが白人、黒人というあたり。透き通ったハーモニーが美しい楽曲が見事にナンバーワンとなりました。

Color Me Badd.com

☆C.M.B.(3位
♪I Wanna Sex You Up(2位)
♪I Adore Mi Amor (1位)
♪All 4 Love(1位)
♪Thinkin' Back(16位)
♪Slow Motio(18位)









Peak 1991/10/05
Song Good Vibrations/ Marky Mark & The Funky Bunch featuring Loleatta Holloway
Writter Donnie Wahlberg, Mark Wahlberg, Spice, Dan Hartman
Action 6(1991/09/14)、2、2、1、2、6、9(1991/10/26)
Weeks 20(No.82 ; 1991/07/20 - No.27 ; 1991/11/30)
Top100 No.20 1991

Taken from Album MUSIC FOR THE PEOPLE



 Loleatta Hollowayのヴォーカルが耳に残るダンサブルなナンバー。このバンドの主人公は俳優でもあるマーキー・マークことマーク・ウォールバーグ(Mark Wahlberg)。ソングライターにはダン・ハートマン。けっこう話題満載の1曲で、Donnie Wahlbergはマークの実兄、2人とも元ニュー・キッズ・オンザ・ブロック。


☆MUSIC FOR THE PEOPLE(21位
♪Good Vibrations(1位)
♪Wildside(10位)



★ドニー & マーク・ウォールバーグ・ナンバーワン・リスト(1989-1991)
♪I'll Be Loving You (Forever)/ New Kids On The Block(1989)
♪Hangin' Tough/ New Kids On The Block(1989)
♪Step By Step/ New Kids On The Block(1989)
♪Good Vibrations/ Marky Mark & The Funky Bunch featuring Loleatta Holloway(1991)






Peak 1991/10/12 - 10/26 ♪♪♪
Song Emotions/ Mariah Carey
Writter Mariah Carey, David Cole, Robert Clivilles
Action 4(1991/09/28)、3、1、1、1、2、7(1991/11/09)
Weeks 20(No.35 ; 1991/08/31 - No.39 ; 1992/01/11)
Top100 No.22 1991

Taken from Album EMOTIONS



 なんとデビューアルバムから4枚目のナンバーワンです。 デビューアルバムとしては、先にポーラ・アブドゥルが記録を作ってしまいましたが、マライアが2組目の快挙(その前にウィルソン・フィリップがリーチを掛けてましたが叶わず…)。さらにマライアは記録を作り続け、歌姫への未知を歩み始めることになります。


☆EMOTIONS(4位
♪Emotions(1位)
♪Can't Let Go(2位)
♪Make It Happen(5位)


Mariah Carey.com

★マライア・キャリー・ナンバーワン・リスト(1990-1991)
♪Vision Of Love(1990)
♪Love Takes Time(1990)
♪Someday (1991)
♪I Don't Wanna Cry (1991)
♪Emotions(1991)








Peak 1991/11/02
Song Romantic / Karyn White
Writter Karyn White, Jimmy Jam & Terry Lewis
Action 6(1991/10/05)、5、3、3、1、2、9(1991/11/16)
Weeks 20(No.52 ; 1991/08/17 - No.29 ; 1991/12/28)
Top100 No.24 1991

Taken from Album RITUAL OF LOVE



 キャリン・ホワイトのデビュー・アルバムにして初の全米ナンバーワンソングですが、裏方を見ればジミー・ジャムとテリー・ルイス(Jimmy Jam & Terry Lewis)と言う最強のチームがバックを固めています。


☆RITUAL OF LOVE(53位
♪Romantic(1位)
♪The Way I Feel About You(12位)



★ジミー・ジャム & テリー・ルイス・ナンバーワン・リスト(1986-1991)
♭When I Think of You/ Janet Jackson(1986)
♭Human/ The Human League(1986)
♭Miss You Much/ Janet Jackson(1989)
♭Love Will Never Do (Without You)/ Janet Jackson(1991)








Peak 1991/11/09 - 11/16 ♪♪
Song Cream / Prince & The New Power Generation
Writter Prince
Action 6(1991/10/26)、3、1、1、2、5、7(1991/12/07)
Weeks 20(No.46 ; 1991/09/28 - No.67 ; 1992/01/11)
Top100 No.66 1991

Taken from Album DIAMONDS & PEARLS



 サントラ『バットマン』以来のナンバーワンソングであり、これまでの活動を共にしていたザ・レヴォリューションを解散させ、新たに組んだザ・パワーステーションとの初めてのナンバーワンソングです。

☆DIAMONDS & PEARLS(3位
♪Gett Off(21位)
♪Cream(1位)
♪Diamonds And Pearls(3位)
♪Money Don't Matter 2 Night(23位)
♪Insatiable(77位)

Prince.com

★プリンス・ナンバーワン・リスト(1984-1991)
♪When Doves Cry/ Prince & The Revolution(1984)
♪Let's Go Crazy/ Prince & The Revolution(1984)
♪Kiss(1986)
♪Batdance(1989)
♭Nothing Compares 2 U / Sinead O'Connor(1990)
♪Cream/ Prince & The New Power Generation(1991)





Peak 1991/11/23
Song When A Man Loves A Woman/ Michael Bolton
Writter Calvin Lewis, Andrew Wright
Action 5(1991/11/09)、3、1、2、2、4、5、5、7(1992/01/04)
Weeks 20(No.44 ; 1991/10/12 - No.66 ; 1992/02/22)
Top100 No.54 1992<

Taken from Album TIME, LOVE & TENDERNESS



 1966年にパーシー・スレッジ(Percy Sledge)がナンバー・ワン(1966/05/28)となった大ヒットさせたスタンダードナンバー。邦題は伝統に倣って「男が女を愛する時」。マイケルにこういった熱唱系を歌わせると、立ち向かえるシンガーはいないのでしょうか? グラミーも受賞!

Michael Bolton.com

☆TIME, LOVE & TENDERNESS(1位、1991/05/25)
♪Love Is A Wonderful Thing(4位)
♪Time, Love, And Tenderness(7位)
♪When A Man Loves A Woman(1位)
♪Missing You Now / Michael Bolton with Kenny G(12位)
♪Steel Bars

1991年度第34回グラミー
♪Best Pop Vocal Performance, Male ; When A Man Loves A Woman









Peak 1991/11/30
Song Set Adrift On Memory Bliss/ P.M. Dawn
Writter Gary Kemp, Attrell Cordes
Action 5(1991/11/16)、3、1、3、3、4、4、5(1992/01/04)
Weeks 20(No.50 ; 1991/10/12 - No.51 ; 1992/02/29)
Top100 No.44 1992




 イントロを聴いたときはSpandau BalletTrue(4位)を間違えて掛けてしまったのかと思ってしまいましたが、サンプリングのイントロ(そういえばIce Ice BabyもUnder Pressureをまんま使ってた…)。かと思ってしまいましたが… アトレル・コーズとジャレット・コーズの兄弟によるアメリカ出身のラップ・ユニット。しっかりソングライターにゲイリー・ケンプがクレジット、ビデオにはちょい役でしたがトニー・ハドリーも数秒だけ出て来ます。


Gary Kemp.com

☆OF THE HEART, OF THE SOUL AND OF THE CROSS : THE UTOPIAN EXPERIENCE(48位
♪Set Adrift On Memory Bliss(1位)
♪Paper Doll(28位)










Peak 1991/12/07 - 1992/01/18 ♪♪♪♪♪♪
Song Black Or White/ Michael Jackson
Writter Michael Jackson, Bill Bottrell
Action 3(1991/11/30)、1、1、1、1、1、1、1、4、9(1992/02/01)
Weeks 20(No.35 ; 1991/11/23 - No.83 ; 1992/04/04)
Top100 No.14 1992

Taken from Album DANGEROUS


 ビートルズが1969年にリリースした「Get Back」以来、リリース3週目(初登場は35位)にトップの座につきました。1960年代としては驚異的なスピードで、まだシングルの初登場1位はなかったような時代の出来事として語り継がれている記録です。

 ビデオがゴドレー&クリーム。そのビデオでは、イントロ部分にカルキン君、そのカルキン君がノリノリになってエア・ギターを弾いている音が、当時Guns N' Rosesのギタリストだったスラッシュという豪華な組み合わせでした。ちなみにラップと、リードギターはプロデューサーのビル・ボトレル。


☆DANGEROUS(1位、1991/12/14 - 01/04 ♪♪♪♪)
♪Black Or White(1位)
♪Remember The Time(3位)
♪In The Closet(6位)
♪Jam(26位)
♪Who Is It(14位)
♪Heal The World(27位)
♪Give In To Me
♪Will You Be There(7位)
♪Gone Too Soon

Michael Jackson.com

★マイケル・ジャクソン・ナンバーワン・リスト(1970-1991)
♪Want You Back / The Jackson 5 (1970)
♪ABC / The Jackson 5 (1970)
♪The Love You Save / The Jackson 5 (1970)
♪I'll Be There / The Jackson 5 (1970)
♪Ben (1972)
♪You Haven't Done Nothin' / Stevie Wonder featuring The Jackson 5 (1974)
♪Don't Stop 'Til You Get Enough (1979)
♪Rock with You (1980)
♪Billie Jean (1983)
♪Beat It (1983)
♪Say Say Say / Paul McCartney & Michael Jackson (1983)
♪I Just Can't Stop Loving You / Michael Jackson & Siedah Garrett (1987)
♪Bad (1987)
♪The Way You Make Me Feel(1988)
♪Man In The Mirror(1988)
♪Dirty Diana(1988)
♪Black Or White(1991)



1991年度第34回グラミー主要四部門受賞アーティストおよび作品
♪Record Of The Year ; Unforgettable/Natalie Cole with Nat King Cole
♪Album Of The Year ; Unforgettable With Love/Natalie Cole
♪Song Of The Year ; Unforgettable/Irving Gordon
♪Best New Artist ;Marc Cohn



 ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。さて、コチラ(1991)ページでは全米ナンバーワンになれなかった曲を紹介します。


もどる|1991年レビュー|アルバムチャート


home(一番星のなる木)