tupichan's billboard hot 100

 iPodに入れて楽しんでいたビルボードNo.1ソングでしたが、2008年にiPhoneを購入し、今までのiPodよりも容量が大きいので新しく入れ直しました。せっかくだからと自分用のリストを作ろうと思い立ったのがこのページです(でも初代iPhoneだから容量が小さくて、もう1000曲を超えるナンバーワンソングに、1位になれなかった2位の曲まで入っているから、もうパンパン状態です。現在はiPod Classicに入れて流していますが、ジャケット表示が小さくて、なんだか物足りなさも感じてます…)。

 私がチャートをリアルタイムで聞いていたのは昭和時代の1983年暮れ。イエスの“ロンリー・ハート”が上位にねらいを付けている頃でした。
  その頃聴いていたのは湯川れい子さんがDJを務めるラジオ日本(AM1422kHz)「アメリカントップ40」でしたが、まだその番組を知らず、FM東京(FM80.0MHz)でオンエアされていたキャッシュボックス誌のチャートでした。DJは声優の野沢那智さんでした。湯川さんの番組はFEN(AM810kHz)でもオン・エアしてましたね。

 そして本格的にチャートを聴くようになったのは“ロンリー・ハート”がナンバーワンにになった頃。その後、私が洋楽にのめり込むきっかけを作った出来事が英国で始まりました。ボブ・ゲルドフが提唱した「バンド・エイド」このイベントのおかげで、芋蔓式に(そして今もそのスタイルであれやこれやと手を出してしまう癖が付いてしまった)アーティストからアーティストへと繋がっていったのです。

 ブルース・スプリングスティーンがかつて語ったように「3分間のレコードから世の中を知った」ということを身をもって感じました。これからも私はロックと共に転がり続けてゆくのだと思います。

 たかがポップス、たかがヒットチャートですが、その時その時代に流行っていた曲を耳にするだけで、時代が見えてくる。そして個人的にも当時の自分も見えてきます。
  こう書くと「そんなオーバーな!」と笑われるかもしれませんが、特定のアーティストのアルバムを丸々聴いているときと違って、前後のヒット曲との絡みまでもが聞こえ、ヒットチャートのドラマが生まれてくるのです。

  これが、曲同士、アーティスト同士が何の脈絡もない曲の並んだ「ビルボード・ナンバー・ワン・ソング・リレー」の醍醐味でもあるのです。そうすることで、この並び順に大きな意味が見えきます。これがナンバーワンばかりを集めた曲集でも、トップに立った順番ではなく、バラバラに並べられていると(たとえばアーティスト順とか)、その楽しみが半減してしまいます。

この曲の次に1位になったのがこの曲で、それを抜いたのがこの曲、というようにリレーで聴くからこそ意味があるのです。

 たとえば1973年にはポール・マッカートニーの「マイ・ラヴ」の後を次いだのは、同じファブ・フォーのジョージ・ハリスンが放った「ギヴ・ミー・ラヴ」だったり。1986年のジェネシスの「インビジブル・タッチ」を抜いたのが、ジェネシスを脱退したピーター・ガブリエルの「スレッジ・ハンマー」だったり。これって意図的に組まれた順番ではなく、時代が創り上げたドラマです。たまたまそういうヒットが重なっただけなのに、あまりにも皮肉な順番ではないでしょうか。

  他にもまだチャート上のドラマは隠されて入るんでしょうけど、コレからも何度も何度も繰り返しながらおもしろい発見をするのだろうなぁと、ワクワクしながら現在、過去、そして未来のビルボードを楽しみにしているのです。

 このページでは1979年の全米ナンバーワンソングを紹介します。

 2018年から、ストリーミングデータ(音楽配信)の集計方法を変更しました。また、これまではチャートの日付の1週間前の火曜日(つまり11日前)に発表されていましたが、データ集計から発表までの期間が短くなり、日付の4日前に発表され、よりリアルタイムに近い発表になりました。 たとえば最新チャートは2022年9月10日です。発表は9月6日(最新の1位はコチラ)。

Billboard.com|2021/05/25更新|

 20年ぶり(←このように書いてから10年以上経っていますねぇ、しみじみ)にリアルタイムでチャートを追いかけられるようになりました。それにしても音楽性が大きく変わったことに驚いています。最初はとまどいもありましたが「ナンバーワンソングだから」という偏った思考でありながら、聴き続けていると耳に馴染むようになってきました。さすがはビルボード・ナンバー・ワン・ソング!
 何年もの間、図書館も含めたレンタルCDなどで曲の収集をしていましたが、今やネット時代の昨今。日本国内のサイトでは実現はまだまだ先の事でしょうが、海外のサイトではチャートのナンバーワンを始めとする、ほとんどの曲がネット上からダウンロードして聴く事が出来るようになりました。私もその恩恵を受けた一人です。本当ならちゃんとした音質で手元に置いておきたいところですが、まぁ、iPodで聴く分にはmp3で充分かなということで(笑)

 

Peak ナンバーワンの期間(♪ひとつが1週間、5週目毎に、第1週目のみBillboad.com)
Song 曲目 / アーティスト(オフィシャル・ビデオ)
Writter 作詞・作曲 etc.
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
Weeks Hot100内の総週(初登場と最終位のランクと日付)
Top100 年間チャートの順位



Peak 1979/01/06 - 01/13 ♪♪
Song Too Much Heaven/ The Bee Gees
Writter Barry Gibb, Robin Gibb, Maurice Gibb
Action 3(1978/12/16)、2、2、1、1、2、2、5、9(1979/02/10)
Weeks 21(No.35 ; 1978/11/18 - No.100; 1979/04/07)
Top100 No.11 1979

Taken from Album SPIRITS HAVING FLOWN

 まだまだ続くビージーズ旋風。1978/12/16~1979/01/13似かけて、この曲と実弟 Andy Gibbの (Our Love) Don't Throw It All Away(最高9位)がTop10に同時ランクしました。

The Bee Gees.comBarry Gibb.com

☆SPIRITS HAVING FLOWN(1位、1979/03/03-1979/03/31、04/21♪♪♪♪♪)
♪Too Much Heaven(1位)
♪Tragedy(1位)
♪Love You Inside Out(1位)

★ビージーズ・ナンバーワン・リスト(1971-1979)
♪How Can You Mend A Broken Heart?(1971)
♪Jive Talkin' (1975)
♪You Should Be Dancing (1976)
♪How Deep Is Your Love? (1977)
♪Stayin' Alive (1978)
♪Night Fever (1978)
♪Too Much Heaven (1979)







Peak 1978/12/09、12/23 - 12/30、1979/01/20 - 02/03 ♪♪♪♪
Song Le Freak / Chic
Writter Nile Rodgers, Bernard Edwards
Action 6(1978/11/25)、4、1、2、1、1、2、2、1、1、1、3、7、7、7(1979/03/03)
Weeks 25(No.82 ; 1978/10/28 - No.99; 1979/04/14)
Top100 No.3 1979

Taken from Album C'EST CHIC


  邦題「おしゃれフリーク」史上初の三度ナンバーワンに輝くという人気ぶり。

Nile Rodgers.com

☆C'EST CHIC(4位
♪Le Freak(1位)
♪I Want Your Love(7位)







Peak 1979/02/10 - 03/03 ♪♪♪♪
Song Da Ya Think I'm Sexy? / Rod Stewart
Writter Rod Stewart, Carmine Appice
Action 10(1979/01/20)、4、3、1、1、1、1、2、3、6、7、8(1979/04/07)
Weeks 20(No.40 ; 1978/12/23 - No.97; 1979/05/12)
Top100 No.4 1979

Taken from Album BLONEDS HAVE MORE FUN


 イントロのシンセのメロディラインがカッコイイ曲。ロッド、3年ぶり3曲目のナンバーワンソング。

Rod Stewart.com

☆BLONEDS HAVE MORE FUN(1位、1979/02/10 - 02/24♪♪♪)
♪Da Ya Think I'm Sexy?(1位)
♪Ain't Love a Bitch(22位)

★ロッド・スチュワート・ナンバーワン・リスト(1971-1979)
♪Maggie May(1971)
♪Tonight's The Night (Gonna Be Alright) (1976)
♪Da Ya Think I'm Sexy? (1979)







Peak 1979/03/10 - 03/17、04/07 ♪♪♪
Song I Will Survive / Gloria Gaynor
Writter Freddie Perren, Dino Fekaris
Action 10(1979/02/03)、7、5、4、3、1、1、2、2、1、2、2、5(1979/04/28)
Weeks 27(No.87 ; 1978/12/16 - No.95; 1979/06/16)
Top100 No.6 1979

Taken from Album LOVE TRACKS


 1位返り咲きの記録として、1979年2曲目を達成し、それが影響しているわけでもないでしょうが2016年、アメリカ議会図書館の国家保存重要録音登録制度に登録されたのもうなずけます。また、2020年の世界中に蔓延している新型コロナウィルスの影響で手洗い推奨ソングとして、またTikTok上で人気を集めているそうです。何百万人ものユーザーが「#iwillsurvivechallenge」のために同曲の歌詞をリップシンクしているとか。その中の一人に、ゲイナー本人もいます。

Gloria Gaynor.com

☆LOVE TRACKS(4位)
♪I Will Survive(1位)
1979年度第22回グラミー賞
♪Best Disco Recording; I Will Survive







Peak 1979/03/24 - 03/31 ♪♪
Song Tragedy / The Bee Gees
Writter Barry Gibb, Robin Gibb, Maurice Gibb
Action 6(1979/02/24)、4、3、2、1、1、3、6、8(1979/04/21)
Weeks 20(No.29 ; 1979/02/10 - No.100; 1979/06/23)
Top100 No.11 1979

Taken from Album SPIRITS HAVING FLOWN


 なんと3週目にしてTop10入り。前曲のグロリア・ゲイナーを一時的に追い越しました。当時まだ洋楽を聴いていない時期でしたが、この曲のサビの部分はどこかで、何かで聞いた記憶がありました。なんか突進するような雰囲気のサウンドに「かっこいい~」と思っていたような気がします(笑)。


The Bee Gees.comBarry Gibb.com

☆SPIRITS HAVING FLOWN(1位、1979/03/03-1979/03/31、04/21♪♪♪♪♪)
♪Too Much Heaven(1位)
♪Tragedy(1位)
♪Love You Inside Out(1位)

★ビージーズ・ナンバーワン・リスト(1971-1979)
♪How Can You Mend A Broken Heart?(1971)
♪Jive Talkin' (1975)
♪You Should Be Dancing (1976)
♪How Deep Is Your Love? (1977)
♪Stayin' Alive (1978)
♪Night Fever (1978)
♪Too Much Heaven (1979)
♪Tragedy (1979)






Peak 1979/04/14
Song What A Fool Believes / The Doobie Brothers
Writter Michael McDonald, Kenny Loggins
Action 10(1979/03/03)、8、6、3、3、2、1、5、7(1979/04/28)
Weeks 20(No.73 ; 1979/01/20 - No.92; 1979/06/02)
Top100 No.19 1979

Taken from Album MINUTE BY MINUTE


 それまで泥臭かったドゥービー(このバンドの持つ意味が「マリファナ兄弟」というぐらいだ)が、この楽曲の作者でもあるマイケル・マクドナルドが加入してから、都会の洗練されたサウンド(いわゆるAORっていう音楽・・・)に豹変してしまいますが、それこそがチャートや、セールスの上で最大のヒットとなりました。しかしファンからはブーイングの嵐で、後にマイケルはバンドを脱退してソロに転向します。私の知り合いに、ドゥービーのファンがいましたが「マイケルが加入したドゥービーは聞けない!」と語っていたのを思い出します。彼らにとっては2曲目のナンバーワンは、グラミーも4部門受賞。

この曲の作者にはケニー・ロギンスの名前もあり。

The Doobie Brothers.com
Michael McDonald.comKenny Loggins.com

☆MINUTE BY MINUTE(1位、1979/04/07-1979/04/14 ♪♪)
♪What a Fool Believes(1位)
♪Minute by Minute(14位)
♪Dependin' on You(25位)
1979年度第22回グラミー賞
♪Record of the Year; What a Fool Believes
♪Song of the Year; What a Fool Believes - Kenny Loggins & Michael McDonald, songwriters
♪Best Pop Vocal Performance By A Duo, Group Or Chorus; Minute by Minute
♪Best Arrangement Accompanying Vocal; What a Fool Believes


★ドゥービー・ブラザース・ナンバーワン・リスト(1975-1979)
♪Black Water(1975)
♪What a Fool Believes (1979)

★テッド・テンプルマン・ナンバーワン・リスト(1975-1979)※プロデュース
♭Black Water / The Doobie Brothers (1975)
♭What A Fool Believes / The Doobie Brothers (1979)





Peak 1979/04/21
Song Knock On Wood / Amii Stewart
Writter Eddie Floyd, Steve Cropper
Action 8(1979/03/31)、7、3、1、3、4(1979/05/05)
Weeks 20(No.85 ; 1979/01/27 - No.92; 1979/06/09)
Top100 No.22 1979

Taken from Album KNOCK ON WOOD


 作者はブッカー・T&ザ・MG'sのスティーヴ・クロッパーで、ナンバー・ワンになったこの曲には似つかわしくないアーティストなのですが、共作のEddie Floydが1966年にリリースしたのがオリジナル(こちらは最高位28位)。時代とともに名曲はアレンジされ歌い継がれていくのですね、あんなブルースがこんなディスコティックに。ギターのリフのかっこよさは変わりません!

Amii Stewart.comSteve Cropper.com

☆KNOCK ON WOOD(19位
♪Knock On Wood(1位)
♪Light My Fire (69位)

★スティーヴ・クロッパー・ナンバーワン・リスト(1968-1979)
♭(Sittin' On) The Dock Of The Bay / Otis Redding(1968)
♭Knock On Wood / Amii Stewart(1979)





Peak 1979/04/28
Song Heart Of Glass / Blondie
Writter Debbie Harry, Chris Stein
Action 9(1979/04/07)、8、3、1、2、2、10(1979/05/19)
Weeks 21(No.84 ; 1979/02/17 - No.98; 1979/07/07)
Top100 No.17 1979

Taken from Album PARALLEL LINES


 シンセを大胆に使ったブロンディの楽曲で、個人的に最も好きなのがこの曲。そのアレンジ故、平坦な曲ではあるのですが。サビの展開で、ワンパターンにせず、意表をついてテンポをつめるところが好きです。


Blondie.comDebbie Harry.com

☆PARALLEL LINES(6位
♪Heart Of Glass(1位)
♪One Way Or Another(24位)







Peak 1979/05/05 - 05/26 ♪♪♪♪
Song Reunited / Peaches & Herb
Writter Dino Fekaris, Freddie Perren
Action 7(1979/04/14)、6、2、1、1、1、1、2、4、9(1979/06/16)
Weeks 23(No.76 ; 1979/03/17 - No.92; 1979/08/18)
Top100 No.5 1979

Taken from Album 2HOT


 男女のデュオと言えば、大抵はこの曲の良いの「恋」がテーマ。しかもこの曲はなお、このデュオ、名前こそ変わらず「Peaches & Herb」なのですが、女声ヴォーカルは、このナンバー・ワンを放った時点で3代目という変わりもの(?)のグループなのです。

Herb; Herb Fame
Peaches; Francine Barker、Marlene Mack(1966 - 1970)、Linda Greene(1976 -)

Peaches & Herb.comLinda Greene.com

☆2 HOT(2位
♪Reunited(1位)
♪We Got Love(44位)
♪Roller Skatin' Mate(66位)
♪I Pledge My Love(19位)







Peak 1979/06/0206/16 - 06/23 ♪♪♪
Song Hot Stuff / Donna Summer
Writter Pete Bellotte, Harold Faltermeyer, Keith Forsey
Action 3(1979/05/12)、2、2、1、2、1、1、2、3、3、3、4、9、9(1979/08/11)
Weeks 21(No.79 ; 1979/04/21 - No.100; 1979/09/08)
Top100 No.7 1979

Taken from Album BAD GIRLS


 のちにディスコ・クイーンと異名を取るドナ・サマー。ビージーズとともに70年代ディスコ・ブームを牽引したアーティストの一人です。この曲は1位返り咲きの記録を達成しました。1979年としては3曲目という快挙です。


Donna Summer.com

☆BAD GIRLS(1位、1979/06/16、07/07 - 08/04 ♪♪♪♪♪)
♪Heaven Knows(4位)
♪Hot Stuff(1位)
♪Bad Girls(1位)
♪Dim All the Lights(2位)
♪No More Tears (Enough is Enough) / Donna Summer with Barbra Streisand(1位)
1979年度第22回グラミー賞
♪Best Rock Vocal Performance, Female: Hot Stuff







Peak 1979/06/09
Song Love You Inside Out / The Bee Gees
Writter Barry Gibb, Robin Gibb, Maurice Gibb
Action 6(1979/05/19)、4、3、1、5(1979/06/16)
Weeks 19(No.37 ; 1979/04/21 - No.100; 1979/08/25)
Top100 No.33 1979

Taken from Album SPIRITS HAVING FLOWN


 ビージーズとしては最後のナンバーワンソングとなった楽曲。


The Bee Gees.comBarry Gibb.com

☆SPIRITS HAVING FLOWN(1位、1979/03/03-1979/03/31、04/21♪♪♪♪♪)
♪Too Much Heaven(1位)
♪Tragedy(1位)
♪Love You Inside Out(1位)

★ビージーズ・ナンバーワン・リスト(1971-1979)
♪How Can You Mend A Broken Heart?(1971)
♪Jive Talkin' (1975)
♪You Should Be Dancing (1976)
♪How Deep Is Your Love? (1977)
♪Stayin' Alive (1978)
♪Night Fever (1978)
♪Too Much Heaven (1979)
♪Tragedy (1979)
♪Love You Inside Out(1979)





Peak 1979/06/30 - 07/07 ♪♪
Song Ring My Bell / Anita Ward
Writter Frederick Knight
Action 6(1979/06/09)、3、3、1、1、2、2、2、3、7、7(1979/08/18)
Weeks 21(No.90 ; 1979/05/12 - No.100; 1979/09/29)
Top100 No.9 1979

Taken from Album SONGS OF LOVE


 新人デビュー曲。時代とうまくマッチしてまたたくまに全米ナンバーワンに。ディスコ・ブーム強し!


☆SONGS OF LOVE(8位
♪Ring My Bell(1位)
♪Don't Drop My Love(87位)







Peak 1979/07/14 - 08/11 ♪♪♪♪
Song Bad Girls / Donna Summer
Writter Donna Summer, Eddie Hokenson, Bruce Sudano, Joe Bean Esposito
Action 5(1979/06/23)、3、2、1、1、1、1、1、4、5(1979/08/25)
Weeks 20(No.55 ; 1979/05/26 - No.98; 1979/10/06)
Top100 No.2 1979

Taken from Album BAD GIRLS

 彼女の前曲より、こちらの方が知名度が高いでしょうか?アルバムタイトル曲であり、イメージ的にもそんな感じがします。年間チャート2位がそれを証明しているでしょうか?


Donna Summer.com

☆BAD GIRLS(1位、1979/06/16、07/07 - 08/04 ♪♪♪♪♪)
♪Heaven Knows(4位)
♪Hot Stuff(1位)
♪Bad Girls(1位)
♪Dim All the Lights(2位)
♪No More Tears (Enough is Enough) / Donna Summer with Barbra Streisand(1位)
1979年度第22回グラミー賞
♪Best Rock Vocal Performance, Female: Hot Stuff







Peak 1979/08/18
Song Good Times / Chic
Writter Nile Rodgers, Bernard Edwards
Action 4(1979/07/21)、3、2、2、1、2、2、2、9(1979/09/15)
Weeks 19(No.72 ; 1979/06/16 - No.100; 1979/10/20)
Top100 No.20 1979

Taken from Album RISQUE

  今年に入って2曲目のナンバーワンソング。

Nile Rodgers.com

☆RISQUE(5位
♪Good Times(1位)
♪My Forbidden Lover(43位)







Peak 1979/08/25 - 09/29 ♪♪♪♪
Song My Sharona / The Knack
Writter Doug Fieger, Berton Averre
Action 6(1979/08/04)、4、2、1、1、1、1、1、1、4、5、8(1979/10/20)
Weeks 22(No.86 ; 1979/06/16 - No.97; 1979/10/20)
Top100 No.1 1979

Taken from Album GET THE KNACK

 当時、洋楽など聴かなかった私でさえこの曲を知っていたぐらいだから、そうとうなヒットだったんでしょう。彼らが第2のビートルズとして、レコード会社が大プッシュをしていた、というのは後から知りましたが、そんな事をしなくても、このアルバムのライヴ感は勝手にドライヴしていったのではないでしょうか?(Mofiにもオーディオ・ファイルのアルバムとしてリリースされていますし)1979年度最長ナンバーワンとなり、年間チャートも制覇。

 残念ながら一発屋としての記憶にとどめられてしまった彼らですが、1998年には、あのテリー・ボジオが正式メンバーに迎えられての再結成がありました。バンドの要であるリード・シンガーのDoug Fiegerは、2010年2月14日のバレンタインデーに、帰らぬ人となりました。合掌

The Knack.com

☆GET THE KNACK(1位、1979/08/11-09/08 ♪♪♪♪
♪My Sharona(1位)
♪Good Girls Don't(11位)







Peak 1979/10/06
Song Sad Eyes / Robert John
Writter Robert John
Action 10(1979/08/25)、8、7、6、6、2、1、3、7(1979/10/20)
Weeks 27(No.85 ; 1979/05/19 - No.94; 1979/11/17)
Top100 No.10 1979

Taken from Album ROBERT JOHN

 こちらも一発屋としての記憶しか残さなかった感のある楽曲。


☆ROBERT JOHN(68位
♪Sad Eyes(1位)
♪Only Time(102位)
♪Lonely Eyes(41位)







Peak 1979/10/13
Song Don't Stop 'til You Get Enough / Michael Jackson
Writter Michael Jackson
Action 4(1979/09/29)、2、1、2、3、6(1979/11/03)
Weeks 21(No.87 ; 1979/07/28 - No.98; 1979/12/15)
Top100 No.91 1979

Taken from Album OFF THE WALL

 我が家では、この曲がCMに使われて茶の間に流れたことによってマイケル・ジャクソンというアーティストを知ることになりました。特に、ウィンクができず両目をつぶっちゃうマイケルに、母が狂喜しファンになっちゃったという伝説の曲です(笑)。あわせて、デビッド・ボウイも「いいわー」なんて言ってました。


Michael Jackson.com

☆OFF THE WALL (3位
♪Don't Stop 'til You Get Enough (1位)
♪Rock with You (1位)
♪Off the Wall (10位)
♪She's Out of My Life (10位)
1979年度第22回グラミー賞
♪Best R&B Vocal Performance, Male; Don't Stop 'til You Get Enough


★マイケル・ジャクソン・ナンバーワン・リスト(1970-1979)
♪Want You Back / The Jackson 5(1970)
♪ABC / The Jackson 5(1970)
♪The Love You Save / The Jackson 5(1970)
♪I'll Be There / Jackson 5(1970)
♪Ben(1972)
♪You Haven't Done Nothin / Stevie Wonder featuring The Jackson 5(1974)
♪Don't Stop 'Til You Get Enough(1979)







Peak 1979/10/20 - 10/27 ♪♪
Song Rise / Herb Alpert
Writter Andy Armer, Randy Badazz Alpert
Action 4(1979/09/22)、3、3、2、1、1、4、4、6(1979/11/17)
Weeks 25(No.83 ; 1979/07/28 - No.98; 1980/01/12)
Top100 No.80 1979

Taken from Album RISE

 久々にインストによるナンバーワンソング。前回のインストでこのポジションに到達したのは1969年のヘンリー・マンシーニのシングル『ロミオとジュリエット』。


Herb Alpert.com

★ハーブ・アルパート・ナンバーワン・リスト(1968-1979)
♪This Guy's In Love With You(1968)
♪Rise(1979)







Peak 1979/11/03
Song Pop Muzic / M
Writter Robin Scott
Action 8(1979/10/06)、7、3、2、1、5、10、10、10(1979/12/01)
Weeks 24(No.61 ; 1979/08/11 - No.100; 1980/01/19)
Top100 No.40 1979


 ディスコ・ブームの次はテクノポップ?と言われた中でのナンバー・ワンソング。こうした感じの曲はこの一発にとどまった感はありましたが、カルチャーに与えた衝撃は大きかったようです。後にU2のポップマート・ツアーのオープニングなどに使われたり、 坂本龍一とコラボしたりと様々。


Robin Scott.com







Peak 1979/11/10
Song Heartache Tongiht / Eagles
Writter Don Henley, Glenn Frey, Bob Seger, J. D. Souther
Action 9(1979/10/20)、7、2、1、5、5、5、7、9(1979/12/15)
Weeks 15(No.52 ; 1979/10/06 - No.99; 1980/01/12)
Top100 No.47 1980

Taken from Album THE LONG RUN

 前曲のデジタルポップスな曲を蹴落として、乾いたサウンドにコーラス、そしてジョー・ウォルシュの荒々しいスライドが被さって、こういった曲のリレー、そしてこの曲のアレンジ大好きなんだけど。。。 作曲陣はかなり豪華!

Eagles.com
Don Henley.comBob Sege.comrJ. D. Souther.com

☆THE LONG RUN(1位、1979/11/03-12/29 ♪♪♪♪♪♪♪♪)
♪Heartache Tongiht(1位)
♪The Long Run(8位)
♪I Can't Tell You Why(8位)


★イーグルス・ナンバーワン・リスト(1974-1979)
♪Best Of My Love(1974)
♪One Of These Nights(1975)
♪New Kid in Town(1976)
♪Hotel California(1977)
♪Heartache Tongiht(1979)







Peak 1979/11/17
Song Still / The Commodores
Writter Lionel Richie
Action 10(1979/10/20)、8、5、3、1、3、3、3、2、5、5、7、6(1980/01/12)
Weeks 20(No.68 ; 1979/09/29 - No.81; 1980/02/02)
Top100 No.23 1980

Taken from Album MIDNIGHT MAGIC

 ライオネル・リッチーのペンによる、バンドにとって2曲目のナンバーワンソング。バラードを書かせたらピカイチのメロディを書くライオネルらしい佳曲。


The Commodores.comLionel Richie.com

☆MIDNIGHT MAGIC(3位
♪Sail On(4位)
♪Still(1位)
♪Wonderland(25位)


★ライオネル・リッチー・ナンバーワン・リスト(1978-1979)
♪Three Times A Lady / Commodores(1978)
♪Still / Commodores(1979)






Peak 1979/11/24 - 12/01 ♪♪
Song No More Tears (Enough is Enough) / Donna Summer with Barbra Streisand
Writter Paul Jabara, Bruce Roberts
Action 10(1979/11/03)、7、3、1、1、2、6、8、8(1979/12/29)
Weeks 15(No.59 ; 1979/10/20 - No.94; 1980/01/26)
Top100 No.38 1980

Taken from Album BAD GIRLS

 当代切ってのエンターテイナー同士の異色(?)の豪華共演。方やバーバラの方は『WET』に、ドナ・サマーの方は『BAD GIRLS』にそれぞれ収録されました。 また、1979年のチャート上、トータル10週間1位のポジションを獲得しているので、年間最も長く居座ったことになります。2位は6週のナック、3位もトータルで5週のビージーズです。



Barbra Streisand.comDonna Summer.com

☆BAD GIRLS(1位、1979/06/16、07/07 - 08/04 ♪♪♪♪♪)
♪Heaven Knows(4位)
♪Hot Stuff(1位)
♪Bad Girls(1位)
♪Dim All the Lights(2位)
♪No More Tears (Enough is Enough) / Donna Summer with Barbra Streisand(1位)
1979年度第22回グラミー賞
♪Best Rock Vocal Performance, Female: Hot Stuff

★バーバラ・ストライザンド・ナンバーワン・リスト(1974-1980)
♪The Way We Were(1974)
♪Evergreen (Love Theme from A Star Is Born)(1977)
♪You Don't Bring Me Flowers / Neil Diamond & Barbra Streisand(1978)
♪No More Tears (Enough is Enough) / Donna Summer with Barbra Streisand(1979)


★ドナ・サマー・ナンバーワン・リスト(1979)
♪Hot Stuff(1979)
♪Bad Girls(1979)
♪No More Tears (Enough is Enough) / Donna Summer with Barbra Streisand(1979)







Peak 1979/12/08 - 12/15♪♪
Song Babe / Styx
Writter Dennis DeYoung
Action 7(1979/11/03)、6、4、2、2、1、1、3、3、6、10(1980/01/12)
Weeks 19(No.72 ; 1979/10/06 - No.100; 1980/01/19)
Top100 No.20 1980

Taken from Album CORNERSTONE

 リード・シンガー、デニス・デイヤングのハイトーン・ヴォーカルが印象的なバラード。この頃からロッカ・バラードというのがシングルヒットの定番だったのでしょうか?しかし、スティックスと言えば「(日本人なら誰でも知っている)ミスター・ロボット」の方が人気あるのでしょうか?

 その後、バンドからトミー・ショウが脱退し、あのハードロッカー、野獣テッド・ニュージェント、ジャック・ブレイズと組んだDamn Yankeesを結成しました。私は中野サンプラザで当日券で一列目、スピーカーの目の前でライヴを見ましたが、良かった良かった!でも、あまりの大音量で最初は気持ち悪くて吐きそうだったんですけど!(笑)見る場所は選びましょう!


Styx.com
Dennis DeYoung.comTommy Show.com

☆CORNERSTONE(2位
♪Babe(1位)
♪Why Me(26位)
♪Borrowed Time(64位)







Peak 1979/12/22 - 12/29、1980/01/12♪♪♪
Song Escape / Rupert Holmes
Writter Rupert Holmes
Action 6(1979/12/01)、5、4、1、1、2、1、3、4、6(1980/02/20)
Weeks 28(No.85 ; 1979/10/20 - No.93; 1980/03/08)
Top100 No.11 1980

Taken from Album PARTNERS IN CRIME

 この曲は昨年暮れ12/22と12/29に2週連続でNo.1に輝いてきた曲で、先週KC & The Sunshine Bandに譲ったものの再び返り咲きました。年度を跨ぎ、都合3週1位です。Wikiにはルパート・ホルムズをソフトロックというジャンル(いわゆるAOR)で分けていますが、1970年代のこの手の音楽は、実に時代を反映させ、また、聴く度にその頃の間隔に戻れる良い音楽です。(かくいう私はおっさんか?) 

 ともかく、この曲を始め、ナンバーワンにはなれなかったものの、スーパートランプとか10ccなどが同ジャンルとして、また日本ではCMなどを通じて広くなじみのある曲になっています。

 曲は、主人公が恋人との生活に飽きたところで新聞広告に「彼女募集」の記事を出したら、やって来たのが実の彼女だった、というオチのあるストーリーテラーであるルパートの真骨頂的作品。


If you like Pina Coladas, and getting caught in the rain.
If you're not into yoga, if you have half-a-brain.
If you like making love at midnight, in the dunes of the cape.
I'm the lady you've looked for, write to me, and escape.



Rupert Holmes

☆PARTNERS IN CRIME(33位
♪Escape(1位)
♪Him(6位)
♪Answering Machine (32位)





1979年度第22回グラミー主要四部門受賞アーティストおよび作品
♪Record Of The Year ; What A Fool Believes/The Doobie Brothers
♪Album Of The Year ; 52nd Street/Billy Joel
♪Song Of The Year ; What A Fool Believes/The Doobie Brothers
♪Best New Artist ; Chuck E.'s In Love/Rickie Lee Jones
 

 

 ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。さて、コチラ(1979)ページでは全米ナンバーワンになれなかった曲を紹介します。

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