tupichan's billboard hot 100

 iPodに入れて楽しんでいたビルボードNo.1ソングでしたが、2008年にiPhoneを購入し、今までのiPodよりも容量が大きいので新しく入れ直しました。せっかくだからと自分用のリストを作ろうと思い立ったのがこのページです(でも初代iPhoneだから容量が小さくて、もう1000曲を超えるナンバーワンソングに、1位になれなかった2位の曲まで入っているから、もうパンパン状態です。現在はiPod Classicに入れて流していますが、ジャケット表示が小さくて、なんだか物足りなさも感じてます…)。

 私がチャートをリアルタイムで聞いていたのは昭和時代の1983年暮れ。イエスの“ロンリー・ハート”が上位にねらいを付けている頃でした。
  その頃聴いていたのは湯川れい子さんがDJを務めるラジオ日本(AM1422kHz)「アメリカントップ40」でしたが、まだその番組を知らず、FM東京(FM80.0MHz)でオンエアされていたキャッシュボックス誌のチャートでした。DJは声優の野沢那智さんでした。湯川さんの番組はFEN(AM810kHz)でもオン・エアしてましたね。

 そして本格的にチャートを聴くようになったのは“ロンリー・ハート”がナンバーワンにになった頃。その後、私が洋楽にのめり込むきっかけを作った出来事が英国で始まりました。ボブ・ゲルドフが提唱した「バンド・エイド」このイベントのおかげで、芋蔓式に(そして今もそのスタイルであれやこれやと手を出してしまう癖が付いてしまった)アーティストからアーティストへと繋がっていったのです。

 ブルース・スプリングスティーンがかつて語ったように「3分間のレコードから世の中を知った」ということを身をもって感じました。これからも私はロックと共に転がり続けてゆくのだと思います。

 たかがポップス、たかがヒットチャートですが、その時その時代に流行っていた曲を耳にするだけで、時代が見えてくる。そして個人的にも当時の自分も見えてきます。
  こう書くと「そんなオーバーな!」と笑われるかもしれませんが、特定のアーティストのアルバムを丸々聴いているときと違って、前後のヒット曲との絡みまでもが聞こえ、ヒットチャートのドラマが生まれてくるのです。

  これが、曲同士、アーティスト同士が何の脈絡もない曲の並んだ「ビルボード・ナンバー・ワン・ソング・リレー」の醍醐味でもあるのです。そうすることで、この並び順に大きな意味が見えきます。これがナンバーワンばかりを集めた曲集でも、トップに立った順番ではなく、バラバラに並べられていると(たとえばアーティスト順とか)、その楽しみが半減してしまいます。

この曲の次に1位になったのがこの曲で、それを抜いたのがこの曲、というようにリレーで聴くからこそ意味があるのです。

 たとえば1973年にはポール・マッカートニーの「マイ・ラヴ」の後を次いだのは、同じファブ・フォーのジョージ・ハリスンが放った「ギヴ・ミー・ラヴ」だったり。1986年のジェネシスの「インビジブル・タッチ」を抜いたのが、ジェネシスを脱退したピーター・ガブリエルの「スレッジ・ハンマー」だったり。これって意図的に組まれた順番ではなく、時代が創り上げたドラマです。たまたまそういうヒットが重なっただけなのに、あまりにも皮肉な順番ではないでしょうか。

  他にもまだチャート上のドラマは隠されて入るんでしょうけど、コレからも何度も何度も繰り返しながらおもしろい発見をするのだろうなぁと、ワクワクしながら現在、過去、そして未来のビルボードを楽しみにしているのです。

 このページでは1971年の全米ナンバーワンソングを紹介します。

  2018年から、ストリーミングデータ(音楽配信)の集計方法を変更しました。また、これまではチャートの日付の1週間前の火曜日(つまり11日前)に発表されていましたが、データ集計から発表までの期間が短くなり、日付の4日前に発表され、よりリアルタイムに近い発表になりました。 たとえば最新チャートは2022年9月10日です。発表は9月6日(最新の1位はコチラ)。

Billboard.com|2021/05/11更新|

 20年ぶり(←このように書いてから10年以上経っていますねぇ、しみじみ)にリアルタイムでチャートを追いかけられるようになりました。それにしても音楽性が大きく変わったことに驚いています。最初はとまどいもありましたが「ナンバーワンソングだから」という偏った思考でありながら、聴き続けていると耳に馴染むようになってきました。さすがはビルボード・ナンバー・ワン・ソング!
 何年もの間、図書館も含めたレンタルCDなどで曲の収集をしていましたが、今やネット時代の昨今。日本国内のサイトでは実現はまだまだ先の事でしょうが、海外のサイトではチャートのナンバーワンを始めとする、ほとんどの曲がネット上からダウンロードして聴く事が出来るようになりました。私もその恩恵を受けた一人です。本当ならちゃんとした音質で手元に置いておきたいところですが、まぁ、iPodで聴く分にはmp3で充分かなということで(笑)


 

Peak ナンバーワンの期間 ♪ひとつが1週間、5週目毎にです
Song 曲目 / アーティスト
Writter 作詞・作曲 etc.
Action Top10圏内の動き(Top10圏内初登場の日付)
Weeks Hot100内の総週(初登場と最終位のランクと日付)
Top100 年間チャートの順位


Peak 1970/12/26 - 1971/01/16 ♪♪♪♪
Song My Sweet Lord/Isn't It A Pity / George Harrison
Writter George Harrison
Action 6(1970/12/12)、2、1、1、1、1、2、2、3、6(1971/02/13)
Weeks 14(No.72 ; 1970/11/28 - No.36; 1971/02/27)
Top100 No.31 1971

Taken from Album ALL THINGS MUST PASS



 衝撃的なビートルズの解散(ポールの脱退宣言)後、最初にシングルがナンバーワンになったジョージ(アルバムNo.1は話題性からもポールなのは致し方ないところ)でした。しかも三枚組の大作であるにもかかわらずアルバムチャートでナンバーワンになってしまいました。それほどソロ用のマテリアルがたまっていたのか!と驚いてしまいます。
 しかし、ジョージにとって良いことばかりではなく、このシングルが1963年にナンバーワンに輝いているシフォンズの♪He's So Fineに似ている、つまり盗作問題に巻き込まれてしまいました(ほぼ替歌状態)。エリック・クラプトンのギターまでフューチャーされているのに。
  このあと1976年にリリースされた『GEORGE HARRISON』の中で♪Not Guiltyという意味深な曲をレコーディングしていますが、直接この裁判とは関係のない古い曲(ホワイトアルバムのセッションでデモが聞ける)です。

 両A面扱いでナンバーワンの冠が付いた「Isn't It A Pity」は、7分にも及ぶ長く壮大な曲で、メロディが美しい曲です。でもちょっと、スペクターのサウンドは大袈裟かな?


Geroge Harrison.comThe Beatles.com

☆ALL THINGS MUST PASS 1位、1971/01/02 - 02/20 ♪♪♪♪♪♪♪)
♪My Sweet Lord/Isn't It A Pity(1位)
♪What Is Life(10位)


★ジョージ・ハリスン・ナンバーワン・リスト(1964-1971)
♪I Want To Hold Your Hand / The Beatles (1964)
♪She Loves You / The Beatles (1964)
♪Can't Buy Me Love / The Beatles (1964)
♪Love Me Do / The Beatles (1964)
♪A Hard Day's Night / The Beatles (1964)
♪I Feel Fine / The Beatles (1965)
♪Eight Days A Week / The Beatles (1965)
♪Ticket to Ride / The Beatles (1965)
♪Help! / The Beatles (1965)
♪Yesterday / The Beatles (1965)
♪We Can Work It Out / The Beatles (1966)
♪Paperback Writer / The Beatles (1966)
♪Penny Lane / The Beatles (1967)
♪All You Need Is Love / The Beatles (1967)
♪Hello, Goodbye / The Beatles (1967)
♪Hey Jude / The Beatles (1968)
♪Get Back / The Beatles (1969)
♪Come Together / The Beatles (1969)
♪Something / The Beatles (1969)
♪Let It Be / The Beatles (1970)
♪The Long And Winding Road / The Beatles (1970)
♪My Sweet Lord/Isn't It A Pity / George Harrison(1970/1971)






Peak 1971/01/23 - 02/06 ♪♪♪
Song Knock Three Times / Dawn featuring Tony Orlando
Writter Irwin Levine, L. Russell Brown
Action 6(1970/12/19)、4、2、1、1、1、2、2、3(1971/02/27)
Weeks 18(No.90 ; 1970/11/21 - No.34; 1971/03/20)
Top100 No.10 1971

Taken from Album CANDIDA



 なんともこの時期の歌は、歌詞の内容といい雰囲気といい、聞いているとウキウキしてくるような、テレビドラマのたあいの無ないやり取りを思い出しちゃったり(アメリカの刑事ドラマとかファミリーものとか…)。このドーンもそんなアーティストであり、思い出の曲を残してくれました。

Tony Orlando.com

☆CANDIDA(35位
♪Knock Three Times(1位)







Peak 1971/02/13 - 03/13 ♪♪♪♪
Song One Bad Apple / The Osmonds
Writter George Jackson
Action 9(1971/01/30)、2、1、1、1、1、1、4、9(1971/03/27)
Weeks 15(No.78 ; 1971/01/02 - No.34; 1971/04/10)<
Top100 No.4 1971

Taken from Album THE OSMONDS



 ジャクソン・ファイヴに対抗してデビューしたと思われがちなオズモンズ。デビューは古く1963年で、最年少のドニーをメインに据えたファミリー・バンド。サビとなる One Bad Apple don't spoil the whole bunch,girl ! という部分を一緒に歌いたくなっちゃうキャッチーなソング。

Donny Osmonds.com

☆THE OSMONDS(14位
♪One Bad Apple(1位)








Peak 1971/03/20 - 03/27 ♪♪
Song Me And Bobby McGee/ Janis Joplin
Writter Kris Kristofferson, Fred Foster
Action 10(1971/02/27)、3、2、1、1、2、6、7(1971/04/17)
Weeks 15(No.94 ; 1971/01/30 - No.29; 1971/05/08)
Top100 No.11 1971

Taken from Album PEARL



 稀代の名ヴォーカリスト、ジャニスの唯一のシングルナンバーワンソング。そんな冠が無くったって、いつまでも忘れられることのないアーティストであることは誰もが認めるところ。それにしても、ジャニス、ジム、ジミ、そしてデュエイン・・・ 早く逝きすぎです。ちなみにソングライターは、俳優としても活躍しているクリス・クリストファーソン!

Janis Joplin.comKris Kristofferson.com

☆PEARL(1位、1971/02/27-04/24 ♪♪♪♪♪♪♪♪)
♪Me And Bobby McGee(1位)








Peak 1971/04/03 - 04/10 ♪♪
Song Just My Imagination (Running Away with Me) / The Temptations
Writter Norman Whitfield, Barrett Strong
Action 4(1971/03/06)、4、3、2、1、1、3、7、9(1971/05/01)
Weeks 15(No.71 ; 1971/02/06 - No.23; 1971/05/15)
Top100 No.9 1971

Taken from Album SKY'S THE LIMIT



☆SKY'S THE LIMIT(16位
♪Just My Imagination (Running Away with Me)(1位)
♪It's Summer(51位)
♪Superstar (Remember How You Got Where You Are)(18位)


The Temptations.com

★テンプテーションズ・ナンバーワン・リスト(1965-1971)
♪My Girl(1965)
♪I Can't Get Next to You (1969)
♪Just My Imagination (Running Away with Me) (1971)







Peak 1971/04/17 - 05/22 ♪♪♪♪
Song Joy To The World / Three Dog Night
Writter Hoyt Axton
Action 3(1971/04/10)、1、1、1、1、1、1、2、2、5、8(1971/06/19)
Weeks 17(No.58 ; 1971/03/13 - No.31; 1971/07/03)
Top100 No.1 1971

Taken from Album NATURALLY



 湯川れい子さんDJ のアメリカントップ40の1970年代を総括するTop10で9位で登場した楽曲。当然私は、その頃洋楽初体験真っ最中だったので、そのラジオで初めてこの曲を聞きました(ちなみにそのランキングの第1位はデビー・ブーン)。イントロがなり出す前に、湯川さんが歌詞を朗読してくれましたが、主役が蛙というのがビックリ。今の今まで、外国の歌の内容なんて考えたことなんてなかったから!

Three Dog Night.com

☆IT AIN'T EASY(14位
♪Joy To The World(1位)
♪Liar(7位)
♪One Man Band(19位)








Peak 1971/05/29 - 06/05 ♪♪
Song Brown Sugar / The Rolling Stones
Writter Mick Jagger, Keith Richards
Action 6(1971/05/15)、3、1、1、2、4、6、7(1971/07/03)
Weeks 12(No.40 ; 1971/05/01 - No.31; 1971/07/17)
Top100 No.16 1971

Taken from Album STICKY FINGERS



 ストーンズのレーベル(べろ)からリリースされた最初のレコード。彼らを代表する曲となり、通算6曲目のナンバーワンソング。

The Rolling Stones.com
Mick Jagger.comKeith Richards.comRonnie Wood.comBill Wyman.com

☆STICKY FINGERS(1位、1971/05/22-06/12♪♪♪♪)
♪Brown Sugar(1位)
♪Wild Horses(28位


★ローリング・ストーンズ・ナンバーワン・リスト(1965-1971)
♪(I Can't Get No) Satisfaction(1965)
♪Get Off Of My Cloud (1965)
♪Paint It, Black (1966)
♪Ruby Tuesday (1967)
♪Honky Tonk Women (1969)
♪Brown Sugar (1971)







Peak 1971/06/12
Song Want Ads / Honey Cone
Writter Greg Perry, Barney Perkins, General Norman Johnson
Action 6(1971/05/22)、4、3、1、3、3、6、8(1971/07/10)
Weeks 16(No.79 ; 1971/04/10 - No.38; 1971/07/24)
Top100 No.13 1971

Taken from Album SWEET REPLIES



 邦題「希望に燃えて」。

☆SWEET REPLIES(137位)
♪Want Ads(1位)







Peak 1971/06/19 - 07/17♪♪♪♪
Song It's Too Late/I Feel the Earth Move / Carol King
Writter Carole King, Toni Stern
Action 9(1971/06/05)、6、1、1、1、1、1、2、3、7(1971/08/07)
Weeks 17(No.84 ; 1971/05/08 - No.21; 1971/08/28)
Top100 No.3 1971

Taken from Album TAPESTRY



 ソングライターだったキャロル・キングが表舞台に立って放ったデビューアルバム「TAPESTRY(つづれおり)」からのシングル。グラミー賞も新人以外の主要三部門を独占。7/3~8/7までの6週間、トップ10圏内にはキャロルの曲が2曲同時ランクインするという人気振りでした。

 ピアノ(の弾き語り)のイメージをずっと持ち続けていますが、ウィンダム・ヒルのバーバラ・ヒグビーとの共通性を感じていたら、バーバラが、彼女自身にとっても初となるピアノソロによるカヴァーアルバムを制作してくれています(1999)。

Carole King.com

☆TAPESTRY(1位、1971/06/19 - 09/25 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
♪It's Too Late/I Feel The Earth Move(1位)
♪So Far Away/Smackwater Jack(14位)

1971年度第14回グラミー賞
♪Record Of The Year ; It's Too Late/Carole King
♪Album Of The Year ; Tapestry/Carole King
♪Song Of The Year ; You've Got A Friend/Carole King
♪Best Pop Vocal Performance, Female ; Tapestry


★キャロル・キング・ナンバーワン・リスト(1960-1971)
♭Will You Love Me Tomorrow / The Shirelles(1960)
♭Take Good Care Of My Baby / Bobby Vee(1961)
♭The Loco-Motion / Little Eva (1962)
♭Go Away Little Girl / Steve Lawrence (1962)
♪It's Too Late/I Feel The Earth Move (1971)







Peak 1971/07/24
Song Indian Reservation / The Lament of the Cherokee Reservation Indian
Writter John D. Loudermilk
Action 7(1971/06/19)、4、2、2、2、1、2、2、6(1971/08/14)
Weeks 22(No.94 ; 1971/04/10 - No.27; 1971/09/04)
Top100 No.6 1971

Taken from Album INDIAN RESERVATION


☆INDIAN RESERVATION(19位
♪Indian Reservation(1位)








Peak 1971/07/31
Song You've Got a Friend / James Taylor
Writter Carole King
Action 8(1971/07/03)、6、3、3、1、3、5、5(1971/08/21)
Weeks 14(No.80 ; 1971/06/05 - No.22; 1971/09/04)
Top100 No.17 1971





 私の愛聴は、作者であるキャロル・キング・ヴァージョンですが、シングルヒットしたのはジェームズテイラーの方。この頃は疲れたアメリカを癒やす内容の曲がヒットしました。歌の内容としては、同時にトップ10圏内にランクしていたキャロルの「It's Too Late」よりもこちらの方が好きですが、サウンド的にはキャロルの方が好みかも。当時はサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」共々、友人の存在を意識させる内向的な歌がヒットしました。

James Taylor.com

☆MUD SLIDE SLIM AND THE BLUE HORIZON(2位
♪You've Got A Friend (1位)
♪Long Ago and Far Away(31位)

1971年度第14回グラミー賞
♪Best Pop Vocal Performance, Male ; You've Got a Friend



★キャロル・キング・ナンバーワン・リスト(1960-1971)
♭Will You Love Me Tomorrow / The Shirelles(1960)
♭Take Good Care Of My Baby / Bobby Vee(1961)
♭The Loco-Motion / Little Eva (1962)
♭Go Away Little Girl / Steve Lawrence (1962)
♪It's Too Late"/"I Feel The Earth Move (1971)
♭You've Got A Friend / James Taylor (1971)








Peak 1971/08/07 - 08/28 ♪♪♪♪
Song How Can You Mend A Broken Heart? / The Bee Gees
Writter Barry Gibb, Robin Gibb, Maurice Gibb
Action 9(1971/07/17)、8、6、1、1、1、1、2、6、9(1971/09/18)
Weeks 15(No.73 ; 1971/06/26 - No.28; 1971/10/02)
Top100 No.5 1971

Taken from Album TRAFALGER



 邦題「傷心の日々」。それまでの彼らはビートルズの弟分としてプッシュされ、映画『小さな恋のメロディ』などのサントラで、フォークよりなサウンドで、それはここでも継承されています。誰が1977年からのディスコサウンドを予想できたでしょうか?でも、ピーター・グリーン率いるフリートウッド・マックが突如ポップスに衣替えした例もあるから、驚くことではないのかもしれませんねぇ。


The Bee Gees.comBarry Gibb.com

☆TRAFALGER(34位
♪How Can You Mend A Broken Heart?(1位)
♪Israel







Peak 1971/09/04
Song Uncle Albert/Admiral Halsey / Paul & Linda McCartney
Writter Paul McCartney, Linda McCartney
Action 1(1971/09/04)、5、5、6、6、7、7(1971/10/16)
Weeks 13(No.65 ; 1971/08/14 - No.26; 1971/11/06)
Top100 No.22 1971

Taken from Album RAM



 ジョージ・ハリスンに続いてソロでのナンバーワンを記録したポール(ホッとしたかな)。トップ10圏内のアクションだけを見ると、あたかも初登場1位の快挙!という感じですが、実際は12位からのジャンプアップです。Hot100内には13週というのは短いなぁ、と思うのは私だけでしょうか?アメリカらしく(?)シングルカットされたものの、ジャケットなしでリリースされました。

 ジョンへの当てつけとして「リンダ」を全面に持ってきたレコードを制作していましたが、ようやく希望が叶ったと言うところでしょうか。別に(すみません)リンダがいなくたって、このポップさは不滅だから焦ることもないのに、と思います。

 この当時のファブフォーは、特にジョンとポールの確執が酷く、このポールのアルバムジャケットに対し、友人(大人)とは思えないようなブラックジョーク(?)で答えています。

ストーンズのミック曰く「大人気ないね」。

 ジョン・レノンがポールに当てつけたメッセージが掲載されているアルバム『IMAGINE』(10/30付でアルバム・チャートは1位)からカットされた「Imagine」は、ポールのこの曲と入れ替わるようにして以下のようなアクションをみせていました。

1971/10/30-1971/12/04
Imagine / John Lennon(6、4、3、3、6、10)


☆RAM (2位
♪Uncle Albert/Admiral Halsey(1位)
♪The Back Seat of My Car
♪Eat at Home

1971年度第14回グラミー賞
♪Best Arrangement Accompanying Vocalist(s);
                   Uncle Albert/Admiral Halsey / Paul & Linda McCartney


The Beatles.comPaul McCartney.com

★ポール・マッカートニー・ナンバーワン・リスト(1964-1971)
♪I Want to Hold Your Hand / The Beatles (1964)
♪She Loves You / The Beatles (1964)
♪Can't Buy Me Love / The Beatles (1964)
♪Love Me Do (1964) / The Beatles (1964)
♭A World Without Love (1964) / Peter & Gordon
♪A Hard Day's Night / The Beatles (1964)
♪I Feel Fine / The Beatles (1965)
♪Eight Days a Week / The Beatles (1965)
♪Ticket to Ride / The Beatles (1965)
♪Help! / The Beatles (1965)
♪Yesterday / The Beatles (1965)
♪We Can Work It Out / The Beatles (1966)
♪Paperback Writer / The Beatles (1966)
♪Penny Lane / The Beatles (1967)
♪All You Need Is Love / The Beatles (1967)
♪Hello, Goodbye / The Beatles (1967)
♪Hey Jude / The Beatles (1968)
♪Get Back / The Beatles (1969)
♪Come Together / The Beatles (1969)
♪Something / The Beatles (1969)
♪Let It Be / The Beatles (1970)
♪The Long And Winding Road / The Beatles (1970)
♪Uncle Albert/Admiral Halsey / Paul McCartney & Linda McCartney (1971)







Peak 1971/09/11 - 09/25 ♪♪♪
Song Go Away Little Girl / Donny Osmond
Writter Gerry Goffin, Carole King
Action 10(1971/08/28)、5、1、1、1、2、2、5、7(1971/10/23)
Weeks 15(No.89 ; 1971/08/07 - No.23; 1971/11/13)
Top100 No.7 1971

Taken from Album TO YOU, WITH LOVE



 1962年にスティーヴ・ローレンスがリリースしたシングルもナンバーワンとなり、カヴァーされたダニー版もナンバーワンになったという恵まれた楽曲です。1971年は作者のキャロル・キングの当たり年で、自身のシングルも含めて3曲目のナンバーワンとなりました。

☆TO YOU, WITH LOVE(12位
♪Go Away Little Girl / Donny Osmond (1位)


Donny Osmonds.comCarole King.com

★ドニー・オズモンド・ナンバーワン・リスト(1971)
♪One Bad Apple / The Osmonds (1971)
♪Go Away Little Girl (1971)

★キャロル・キング・ナンバーワン・リスト(1960-1971)
♭Will You Love Me Tomorrow / The Shirelles(1960)
♭Take Good Care Of My Baby / Bobby Vee(1961)
♭The Loco-Motion / Little Eva (1962)
♭Go Away Little Girl / Steve Lawrence (1962)
♪It's Too Late/I Feel The Earth Move (1971)
♭You've Got A Friend / James Taylor (1971)
♭Go Away Little Girl / Donny Osmond (1971)







Peak 1971/10/02 -10/30 ♪♪♪♪
Song Maggie May/Reason To Believe / Rod Stewart
Writter Rod Stewart, Martin Quittenton, Tim Hardin
Action 10(1971/09/11)、4、2、1、1、1、1、1、3、4、6(1971/11/20)
Weeks 17(No.98 ; 1971/07/17 - No.23; 1971/12/04)
Top100 No.2 1971




 ジェフ・ベック・グループ、フェイセスを経てソロアーティストとなったロッド・スチュワート3枚目のアルバムである今作が大ヒット。シングル仕様としてはジョージ・ハリスン、キャロル・キングに続いて両A面扱いで2曲揃って獲得。

Rod Stewart.com

☆EVERY PICTURE TELLS A STORY(1位、1971/10/02 - 10/23 ♪♪♪♪)
♪Maggie May/Reason To Believe(1位)
♪(I Know) I'm Losing You(24位)







Peak 1971/11/06 - 11/13♪♪
Song Gypsys, Tramps & Thieves / Cher
Writter Bob Stone
Action 10(1971/10/16)、2、1、1、2、2、5、7(1971/12/11)
Weeks 16(No.88 ; 1971/09/18 - No.25; 1972/01/01)
Top100 No.39 1971

Taken from Album GYPSYS TRAMPS & THIEVES



☆GYPSYS, TRAMPS & THIEVES(16位
♪Gypsys, Tramps & Thieves(1位)
♪The Way Of Love(7位)

Cher.com

★シェール・ナンバーワン・リスト(1965-1971)
♪I Got You Babe / Sonny & Cher(1965)
♪Gypsys, Tramps & Thieves (1971)







Peak 1971/11/20 - 11/27 ♪♪
Song Theme From Shaft / Isaac Hayes
Writter Isaac Hayes
Action 9(1971/10/23)、9、5、2、2、1、1、2、2、6(1971/12/18)
Weeks 13(No.50 ; 1971/10/16 - No.31; 1972/01/08)
Top100 No.89 1971

Taken from Album SHAFT

 

Isaac Hayes.com

☆SHAFT(1位、1971/11/06 ♪)
♪Theme From Shaft(1位)

1971年度第14回グラミー賞
♪Best Instrumental Arrangement
♪Best Engineered Recording - Non-Classical
♪Best Original Score Written For A Motion Picture Or A Television Special








Peak 1971/12/04 - 12/18 ♪♪♪
Song Family Affair / Sly & The Family Stone
Writter Sly Stone
Action 8(1971/11/20)、5、1、1、1、2、3、3、5(1972/01/15)
Weeks 14(No.50 ; 1971/11/06 - No.30; 1972/02/05)
Top100 No.80 1972

Taken from Album THERE'S A RIOT GOIN' ON



 かなり衝撃的なアルバム・ジャケットだなぁと思いましたが、ファンキーなスライダからいいっか!なんて思ったもんです。かなりおとなしめのファンクソング。


☆THERE'S A RIOT GOIN' ON(1位、1971/12/18 - 12/25 ♪♪)
♪Family Affair(1位)


Sly & The Family Stone.com

★スライ&ファミリー・ストーン・ナンバーワン・リスト(1969-1970)
♪Everyday People(1969)
♪Everybody Is A Star/Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin) (1970)
♪Family Affair (1971)







Peak 1971/12/25 - 01/08♪♪♪
Song Brand New Key/ Melanie
Writter Melanie Safka
Action 9(1971/12/11)、2、1、1、1、2、2、2、3、9(1972/02/12)
Weeks 18(No.87 ; 1971/10/30 - No.24; 1972/02/26)
Top100 No.9 1972

Taken from Album GATHER ME

Melanie.com

 飲んだくれのような、ハスキーでふらふらとした歌唱が印象的なメラニーのノベルティソング。 当時の流行りヒッピー風内で立ちも目立ったアーティストです。


☆GATHER ME(15位
♪Brand New Key(1位)
♪Ring the Living Bell(31位)






1971年度第14回グラミー主要四部門受賞アーティストおよび作品
♪Record Of The Year ; It's Too Late/Carole King
♪Album Of The Year ; Tapestry/Carole King
♪Song Of The Year ; You've Got A Friend/Carole King
♪Best New Artist ; That's The Way I've Always Heard It Should Be/Cary Simon
 


 ビルボードでナンバーワンソングになったかならなかったかは、「金メダルと銀メダル」の違いほどの差があるようです。たかがチャート上の話ですが、聴き手も「1位」と「2位」を意識させられてしまいます(私か? メディアに踊らされてるなぁ)。さて、コチラ(1971)ページでは全米ナンバーワンになれなかった曲を紹介します。


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