Photo by Toshiharu Minagawa. |
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01. Visiting |
なんといってもこのアルバムでもっとも白眉なのはオープニングを飾る“Visiting”で、Shadowfaxのリリコン奏者Chuck Greenbergの音色が美しく鳴り響き幕が上がります。フレットレス・ベースのMichael Manringのサポートも頼もしく、叙情的な楽曲の多かったレーベルに新風を吹き込んでくれているようです。この1曲だけでもレーベルを代表する楽曲といっても差し支えないのではないか、と思えるほど楽器の調和や音色、視覚に至るまで「これぞウィンダム・ヒル」と言えると思います。このコーナーでこれほど音色豊かなアンサンブルを紹介するのは初めてです。例外としてBilly Oskay & Micheal O Domhnailの【NIGHTNOISE】がありますが、こちらは完全なデュオによるアンサンブルでした。 01. Visiting 02. Garden 03. Three Observations of One Ocean 04. Pacific II 05. Synopsis 06. Ventana 07. Threes 08. Synopsis II 09. Rain to River 10.Night Slip このアルバムジャケットには、当初黄色い文字で【Visiting】と刻印されていましたが、CD化に際して白色の【PAST LIGHT】に変更されました。(上のジャケットはアナログ盤です) |
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