Photo by Toshiharu Minagawa.



WH-1025
DECEMBER / George Winston
Produced by William Ackerman and George Winston.
Engineered by Steven Miller.

01.Thanksgiving (George Winston)
02.Jesus, Jesus, Rest Your Head (traditional)
03.Joy (Johann Sebastian Bach)
04.Prelude (George Winston)
05.Carol Of The Bells (traditional)
06.Night
06.Snow(George Winston)
06.Midnight(George Winston)
06.Minstrels(traditional)
07.Variations On The kanon (Johann Pachelbel)
08.The Holly And The Ivy (traditional)
09.Some Children See Him (Alfred S. Burt)
10.Peace (George Winston)

Windham Hill Records, 1982



 私が最初に買った記念すべきウィンダム・ヒルのレコード。当時はすでに『四季三部作』として、初期の3枚のアルバムは同時にリリースされていました。特に『AUTUMN』はCMに使われていただけあってか、店員も勧めてくれたので友人は飛びつきましたが、私は写真を趣味としていたので、聴いたことのない音楽を選ぶ判断材料として、音楽以上に話題になっていたアルバム・ジャケットで選ぶことにしました。そして額装のようなレイアウトに惹かれて『DECEMBER』を購入。それでなくともドビュッシーなどに代表される標題音楽に関心が向いていたので、タイトルからイメージできるウィンダム・ヒルは、他のジャンルのどんな音楽よりも私の目を引くことになったのは言うまでもありませんでした。他のウィンダム・ヒルのアルバムにも例外もありましたが、基本的な路線として白地に風景写真という統一感があり、私の心を掴んで離さなかったのです。それは20年以上たった今でも変わりはありません。

 1曲目の“Thanksgiving”は日本でもシングルカット(されるぐらいブームでした、この日本でも)された、やや重々しい曲です。それは日本の根雪のイメージがあるからでしょうか。アルバムのテーマが12月でしたが、米国では収穫祭からクリスマス・シーズンの幕開けということもあっての選曲なのでしょう。ジョージによればモンタナの人々にインスピレーションを得たとクレジットしています。
 この曲をオープニングにしているのは、他にも次の曲を引き立たせるためだったのではないでしょうか。粉雪舞う新雪のような清々しいピアノタッチが素敵な響きの“Jesus, Jesus, Rest Your Head”が映える、非常に効果的な選曲だと思います。
 米国でも日本でも、B面の1曲目、CDでは7曲目にあたる“Variations On The kanon”は、いわゆるパッヘルベルのカノンが人気曲。コンサートでも決して外されることのない名演、名アレンジです。私も楽譜を持っていた当時は似てもにつかないピアノを弾いたものです。

〜Discography〜
PIANO SOLOS(Ballads and Blues 1972)(1972)
AUTUMN (1980)
WINTER INTO SPRING(1982)
DECEMBER (1982)
COUNTRY(1984)
VELVETEEN RABBIT(1985)
SUMMER(1991)
FOREST(1994)
LINUS & LUCY : THE MUSIC OF VINCE GUARALDI(1996)
さだ子と千羽鶴(1997)
ALL THE SEASONS OF GEORGE WINSOTN(1998)
PLAINS(1999)
REMEMBRANCE(2001)
NIGHT DIVIDES THE DAY(2002)
MONTANA : A Love Story(2004)
GULF CAST BLUES & IMPRESSIONS(2006)

アニヴァーサリー盤は割愛しています。