Photo by Toshiharu Minagawa.


WH-1007
KID AFRIKA
Produced by Ned Neltner and Kidd Afrika.

01. I Believe In You (Teddy Joe Politzer)
02. Handouts (Teddy Joe Politzer)
03. She's My Lady (Teddy Joe Politzer)
04. I'm Gonna Be More (Teddy Joe Politzer)
05. Spread This News Around (Sonny Terry)
06. Dont' Mess With Mr. T (Marvin Gaye)
07. Take The Bait (Teddy Joe Politzer)
08. Marmalade And Jam (Teddy Joe Politzer)
09. Apologize (Teddy Joe Politzer)

Windham Hill Records, 1977

'Kidd Afrika' (1967-1982)
Teddy Joe Politzer ; Vocals, Guitar
Larry Ryan ; Guitar
Jim Lilly ; Bass
Donny Marrow ; Drums, Piano
Brian Steiner ; Percussion



Sixteen years of Rock, R & B, Dance Club music didn't keep this Seattle based band from being one of the most successfully obscure. Credited with helping determine Windham Hill record's musical direction, (Windham Hill became a leading New Age label shortly after release and subsequent deletion of this recording). 9 tracks of glorious analog vinyl featuring originals and covers from Funk to Vocal Accapella to Instrumental Fusion.


 今回紹介するアルバムは、人気が高まりつつあるウィンダム・ヒルの音楽性とは少々違っていたため、カタログからは早々に姿を消してしまったファンク・バンドのアルバムです。カタログ番号も日本で紹介され始めた1983年にはすでに欠番となっていますが、レーベルとしては7枚目に制作された幻の作品と言えるかもしれません。
 
しかしながら、レーベルのコンセプトが「良い音楽」を追求するアッカーマンのポリシーには反することなく、当時、シアトルでは人気のあるファンク・バンドがこのKidd Afrikaであり、アッカーマンとしては当然ウィンダム・ヒルからリリースすることを拒むことはありませんでした。ただし、アッカーマンを始めとする製作陣は、このアルバムには関わって折らず、Kidd Afrikaのアルバムの1枚がウィンダム・ヒルからリリースされただけにすぎない、という形になっています。当然(?)のことながら日本では未発売です。何気に、ジャケットがビートルズのセカンドアルバムを彷彿とさせるような気がするのは私だけでしょうか?

 このKidd Afrikaはギター、ベース、ドラムスにホーンセクションが絡むファンク・バンドで、唯一の黒人メンバーでヴォーカリスト
兼ソングライターの
Teddy JoePolitzerがバンドの音楽を引っ張っています。全9曲中7曲がテディのペンによるもので、ソニー・テリーとマーヴィン・ゲイの2曲をカヴァーしているのは、さすがと言えるかもしれません。
 この頃のファンクといえば、1960年代後半に人気を博したSly & The Family Stoneを筆頭にE.W.& F.、K.C&The Sunshine Band、Ohio Playersなどがヒットチャートを賑わす時代でした。