好きな音楽を「良い音で聴きたい」と思うのは誰しもが感じることだと思うのですが、私はやはり「音楽を聴く」ことに集中したいです。 ここでは高級オーディオメーカー、ESOTERIC(エソテリック)が独自のマスタリングを施しているディスクを紹介していますが、リリースされる毎になんでもかんでも購入しているわけではなく、好きな曲がリリースされたら購入するようにしています。 私が利用する店舗で予約に行くと、大抵は「2枚ともですね?」みたいな声を掛けられるのですが、私の場合は「いえ、マーラーだけ」となるわけです。 エソテリックのシリーズは「この曲ならこの演奏」という選曲で、同曲異演はリリースしないとのことです。つまりはこのシリーズを手掛けている大間知氏の個人的な選曲で決まるらしいのですが、毎回リリース前になると「あの曲は誰でくるのか?」という楽しみを味わっています。 なお、エソテリックのSACD盤は、オリジナルのマスターテープにまで遡って音源を選定しているということと、当時はマルチチャンネルという技術の下でレコーディングが行われていたのではない、もとのテープの音像のまま作業を行っているため、2chステレオのみのリリースになっています。 (2024/01/25 UP DATE) |
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DMでSACD化の現場レポート(動画)が届いたので、興味津々覗きましたが、ちょっとがっかり。
というのも、SACD化にあたり大間知氏の思い入れを注ぎ込んでしまっているから(だからと言って、その音源に大間知氏の思い入れが入り込む余地などないことはわかっていますが)。そんなことしなくていいのに、そんなことおっしゃらなくてもいいのに… せっかくマスターのテープをレーベルから借り受けてのSACD化なんだから、そのテープが持っている音 (オーディオ信号)を最大限引き出すマスタリングだけしてくれれば良いのに… オーディオ屋なんだから。中間にアナログのエフェクターの音を入れるのを避けた、と主張しつつも「大間知氏の思い入れ」がたっぷり入っていたこと(何度も書きますが、だからと言って、その音源に大間知氏の思い入れが入り込む余地などないことはわかっていますが)を目の当たりにしてしまい、がっかり… なのです。 SACDというフォーマットは、現段階では最大限マスターテープが持っている音源を再生してくれるのに最適なものだと思っているので、新譜案内が出るたびに気にはしていますが、選曲の面も含めて… ちょっと疑問が残ります。 |
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