待ってましたよ、この時を!ストーンズのアルバムでは最も聴く頻度の高い名盤(だと思います)!。1曲目のパーカッションからぐいっとストーンズワールドに導かれてしまいます。こうした名盤を、丁寧にサウンド処理(リマスターのお仕事としてテープの補修から、イコライジング等、なるべく化粧を施さずに)されると、永遠にリピートして聴きたくなってしまいます。ライブラリが多いと、他のディスクを聴く時間が無くなってしまうのが欠点か。だからといって止められませんね!

 

 ビートルズと双璧のバンドであるはずのストーンズは、今まで軽く見られがちだったのか、イマイチ既存のCDでは、いくらリマスター盤が世にリリースされたとはいえ、どうも好きになれませんでした(ベガーズ以外は)。
  思うにバンドがバンドとして聞こえてこなかったからでは?それが今回のSACD化されたこの『スティッキー』といったら!「今までのは何だったんだ!」と大声を出して訴えたい(あくまでレコード会社)ぐらい!この立体感!そこからたたみかけてくるバンドとしての一体感!これぞストーンズでしょう!あーサイフが持たない。SHM仕様でなくていいから(無理にマルチにしなくていいです)、もっと価格を下げて!

 

 名曲♪It's only rock'n rollがこんなにぶっとい音をしていたなんて。つくづく今までだまされてたなぁと思っていましたが、ライナーを読んでビックリ。なんとミックの意向があったらしいとか!タイトル曲を始め、重心の低くなったストーンズは、更にかっこよくなってますねぇ。

 

  初めてストーンズのPV(動くストーンズ!)を見たのが、このアルバムのエンディングに収録されている♪Waiting on a friendsでした。彼らに取っては久々の大ヒットとなった♪Start me upは、アルバムのオープニングを飾るガツンと来る曲。ステージでもこのアルバム以降はこの曲で来ますね(初来日の東京ドームもこの曲から初めてくれました)。ただ、あいかわらずサウンドは薄っぺらで、もっと60年代のサウンドクリエイトをして欲しいです。曲が良いだけに。

 

 

 ストーンズをリアルタイムで、最初のニューアルバムがこの『DIRTY WORK』でした。オープニングのキースのギターがエラクかっちょよかった!その時の感触が、このユニバーサル盤で再び味わえました。感動のあまり身体がブルブルと震えるような、まさに電器ショックが走ったというような感じ! エンディングの♪Sleep Tonightも私の父の死と被さってきますが、総じて渋めのアルバムです。

  当時はミックとキースの不仲もあって、ジャケット中央にはミックではなくキースが陣取っていた事から、キース主体のアルバムといわれていました。このフォーマットは、いつも軽めに聞こえて来るキースとロニーのギターが、ぐっと重心を下げているのが強調されて、特にこのSACDシリーズの中ではお気に入りの一枚です。

 

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