tupichan's billboard hot 100

 ここで紹介するリック・ルービンのプロデュース作品は、デフ・ジャムを代表するハードコアな作品ではなく、それとは正反対の、アメリカの泥臭さを感じさせるような作品です。特に、アコースティックな楽曲は、その抜けの良さが特筆され、どっしりとしたベースも加わり、目の前でバンドの演奏を聴いているような作品、というのが特徴です。

なんとローリングストーン誌のニュースでリック・ルービンのドキュメンタリーが製作されると告知しています!

Dawn of Def Jam: Rick Rubin Returns to His NYU Dorm Room

ファンとしては楽しみです。

WANDERING SPIRIT / Mick Jagger -1993-

 ストーンズよりもストーンズらしいアルバムを作ったキースの2枚のアルバムに対し、まるで挑戦状のように叩き付けたのが、このミックの2ndアルバム。プロデュースはリック・ルービン。彼の攻撃的な音作りは、単にバンドの音を生々しく録ること。オープニングのたたみかける曲は、何とストーンズらしい曲であることか。なぜ、これをストーンズでやらんのだ、ミック!
リックがハードコア系以外のジャンルを手がけるようになったのは、このあたりからで、ロックンロールの悪ガキだった(当時としてはルービンの態度は、彼らの比ではなかろう)男をプロデュースというのも、不思議なことではなく、このあとジョニー・キャッシュという、更に上 回るアーティストとのコラボへと続くわけです。

 特にこのアルバムで嬉しいのは、そのギターサウンドで、こんなにもラフで荒削りなサウンドは、誰の音だろうとクレジットを見れば、なんとブレンダン・オブライエンでした。この男は、パール・ジャムやストーン・テンプル・パイロッツを育て上げたプロデューサーとしての顔がつとに有名となってしまいましたが、元々はジョージア・サテライツのオリジナルメンバーなのです。
ジョージア・サテライツが、ストーンズやフェイセズに影響を受けたギターバンドであることは、当時は有名な話で、彼らはパーティーバンドとして、各地のライヴは観客からの大リクエスト大会を繰り返していました。レコード・デビュー前にブレンダンは脱退(後任にリック・リチャーズ)し、裏方に身を引いてしまったのでが、ギターを持たせれば、血が騒ぐのでしょうか? ましてや、このアルバムの主役はストーンズの顔、ミックです。ストーンズのような音を出すのは朝飯前なのかもしれません。自分がストーンズのメンバーになったと思えば。
そういえば、ストーンズからビル・ワイマンが脱退した後に、ベーシストとしてオファーされたのは、ジョージア・サテライツのベーシストだったことを思い出します。(結局はボン・ジョヴィと一緒で、後任を迎えずにセッション・ベーシストを雇って転がり続けている)。





WILDFLOWERS / Tom Petty -1994

その後の動向を見ると、トムとリックの初コラボとなる作品で、なんとも生々しい立体的な音です。このちょっと前に、ジョニー・キャッシュ、ミック・ジャガーといったロック界の重鎮を手がけ、アコギやバンドの音作りのうまさに惹かれた私が、このアメリカン・ロックの王道を行くトムのアルバムに期待しないはずがなく、そして見事に要求を満たしてくれた一枚に仕上がっていました。
 個人的には、1曲目と2曲目を入れ替えると、全体のイメージが違って見えるんじゃないかと思ったりもしましたが、オープニングのたより投げたトムのヴォーカルと、軽めのアコースティックギターが、飾り気のないピュアなアルバムというイメージ。2曲目がオープニングだと、サザンロックよりなアルバム、といったイメージになろうかと思います。

 とにもかくにも、2曲目が一番お気に入りで、もうちょっと“Honey Bee”みたいなハードな曲が欲しいところですが、それはハートブレイカーズでやって来たということで、あえて避けているのかもしれません。
このアルバム以降、トムはハートブレイカーズの『ECHO』と、続く『SHE'S ONE』のサントラを制作し、地味なアメリカンロックを体現させてくれる(もっと派手でもいいのかな…と思ったりして)。そして、先のジョニー・キャッシュの『アメリカン・レコーディング』シリーズではバッキングを務めていきます。





SUTRAS / Donovan -1996-

 ジョニー・キャッシュの一連のレコーディング(アメリカン)・メンバーを従えた演奏で、ルービン・サウンドが味わえてうれしい一枚。それにしてもいきなりこの路線で来てびっくりしましたが、ルービンはレジェンドを狙っているのかなぁと思います。最終目的は誰だ?私はボブ・ディランじゃないかなぁと・・・





SHE'S THE ONE /Tom Petty & The Heartbreakers

 ジャケットを見てもわかるとおり、【彼女は最高】といったサイテーな邦題が付いたサントラ。オープニングトラックはバーズなどの良き音楽があったことを思い起こさせてくれる郷愁的な曲。トムの鼻にかかったヴォーカルもまた味わい深いです。





ECHO /Tom Petty & The Heartbreakers

 ハートブレイカーズのアルバムとしてはもっとも地味な仕上がり。リックを起用した意図がどこになるのだろうかと思ったりして。クオリティは高いものの、トムのソロから引きずっていくと、地味さも極地と言えるかもしれません。まして、ジョニー・キャッシュとのコラボレーションが良かったので、その延長と考えると地味すぎです。





12 SONGS / Neil Diamond

ニール・ダイヤモンドとリック・ルービン。非ハードコア系を相手にするといっても、ちょっとニールをプロデュースするのはやりすぎ(どんなだ?)じゃないかなぁ、と、漠然と思っていたのですが、これは全く失礼な思い込みで、なんともカッコイイアルバムじゃないの!
 もともと、私のニールのイメージなんてセレブなおばちゃま相手の大エンターテイメント歌手などといった印象しかなく(年間の興行収入がストーンズやニルヴァーナを押さえて1位になったり、毎年トップ5圏内には名を連ねる)、あのヘアスタイルやもみあげ処理のために勝手に遠慮していました。
 ま、リックが制作したから手を出したものの、それ以外のプロデューサーだったら聴くことのなかったアルバムになっていたでしょうが、考えてみれば、ザ・バンドの『ラスト・ワルツ』に出演したりしているし、ヒット曲を量産するソングライターとしての業績も高いアーティストなのです。
 このアルバムのバックメンバーは、ハートブレイカーズが参加していて、どのリックのアルバムを聴いていても、音の統一感があっていいです。ただし、全体に漂っているのは、ニールの渋いアコースティックギター(ここがちょっと見直したところ!)だけで、味付けにマイクやベンモントなんかが加わります。





TAKING THE LONG WAY / Dixie Chicks

「どんなアーティストとのコラボでも驚かないぜー」と思っていたのに、これまた驚かされた一枚です。こんなにもプリプリで旬を相手に仕事ができちゃうなんて、さすがリックだなぁ!しかもちゃんとリック・サウンドになっているし。というか、ジョニー・キャッシュからの流れを守ってくれていて安心して聴いていられます。マイク・キャンベルが参加、シャリル・クロウやケブ・モの共作が目を引きます。リックのカントリー趣味が伺える一枚。とはいえ、アクセントになっているハードロック的なノリのLubbock or Leave Itはハートブレイカーズのマイク・キャンベルの楽曲だったり、讃歌はしていないけどシェリル・クロウの楽曲提供だったり、うまくプロモーションも働いて、アルバム初登場1位となりました。Voice Inside My Headでは大先輩のボニー・レイットの冷めきったハーモニー・ヴォカールとスライドギターがかっちょいい曲、見かけによらずセンスのいいサウンドはリックの影響もあるでしょう。

ま、政治的な発言も功を奏していたのかもしれませんけどねー





HOME BEFORE DARK / Neil Diamond / Neil Diamond

 まさかと思っていた(ジョニー・キャッシュの時も)リックとのコラボ第二段が実現。しかもビルボードのアルバムチャートで前作のディクシー・チックスに続いて初登場1位というおまけつき(アメリカ人のカントリー好きが伺えますね)。
 こまめにリックのプロデュース作品をネット上でチェックしているのに、しばらく目を離しているとこれだ。前作の延長線ですが、音圧にボリュームが増したようで、今回もハートブレイカーズのバックアップがあります。他にもディキシー・チックスなど、ルービンファミリー(といってもいいのかどうか)が参加しているので、ちょっと賑やかかも。ジョニーのようにシリーズ化していくのかと期待していたら、次のアルバムはセルフ・プロデュースでした。





SEEING THINGS / Jacob Dylan

 ジョニー・キャッシュやトム・ペティ、ニール・ダイヤモンドなど、アメリカ芸能界の大御所(いわゆる伝説?)とのコラボを実現させているリックに、つねづね「ボブ・ディランをプロデュースしてくれれば良いのに」と思っていたら、なんと、息子のジェイコブ・ディランのプロデュースを手がけていました。これはもしかしてリックも望んだ相手ではなかったのでしょうか? そしてファンとしては、このあとボブをプロデュースするのではなかろうか?と思うのは当然のことではないでしょうか? (2020年現在実現せず)

 ジェイコブは自身のバンド、Wallflowersのリーダーとして活動しているのですが、なんとソロアルバム。しかも親父のようにギター1本による。あのしわがれた声が、ボブそっくりなジェイコブ。これはリックの動向から目が離せなくなるのは必死でしょう。





GIVE UP THE GHOST/ Brandi Carlile -2009-

 最初にBrandi Carlileというクレジットを見た時に「なにー!ベリンダ・カーライルぅ!?」とぶったまげてしまいました。しかしよくよく見てみればブランディ・カーライル。このアルバムが3枚目となるシンガー・ソングライターです。カントリー・ロックと言う言葉がよく似あうサウンド・プロダクションで、それにアコースティック・サウンドを前面に持ってきた感じのリックの手腕が光る一枚です。日本じゃ全然知名度のない彼女ですが、アメリカでは存在感のあるアーティストで、グラミーにも数多くノミネートされた実力派のアーティストです。このアルバムの一つ前の『THE STORY』も良いアルバムです。プロデュースはT-Bone Burnettです。





I AND LOVE AND YOU/ The Avett Brothers(2009)

 The Avett Brothersというグループはまったく知りませんでしたが、リックがこうしてプロデュースして紹介してくれたおかげで、とてもユニークなサウンドに巡りあうことができました。こうした楽しみ方は、洋楽では比較的多く経験しています(笑)。特に私はプロデューサーでアルバムを購入する口実にもしたりしているので、こうした未知のアーティストは大歓迎です。





LA FUTURA / ZZ Top (2012)

 まさか! と飛び上がるほど嬉しく思えたコラボの実現。カーステから聞こえて来た音の、なんと骨太なサウンドだったことか!これだから洋楽は止められねぇぜ!などと言ったような言わないような(但心の中では叫んでいたと思います)。リックのプロデュースは、特に低音をクリアに再現してくれるから、ZZなんて最高の組み合わせだと思います。





 The Avett Brothersは、リックがこの頃最もお気に入りとアーティストのようです。前作、彼らにとっての6枚目、そしてこの7枚目をプロデュースしていますが、最新作となる2019年までコラボは続きます。

 ちなみにチャード上ですが、先のZZ Topと同じ2012年9月29日付けで初登場4位で、ズゥイ~ズゥイ~より上位にランクされました。





 もしかしたらリックのプロデュース作の中ではもっとも年少者のアーティスト?ではないでしょうか。レコーディング時若干19歳という若さ!ちょっと鼻にかかったヴォーカルが、古き良きメンフィス・サウンドといった感じ。ノリノリのロックを展開してくれます。
 アルバムメイキングのビデオも公開していますが、なかなかアーティスティックな彼のパフォーマンスにリックが惚れ込んだのでしょうね。動くリック(一生懸命に働くリック)の姿が見れるのはちょっと興味深いです。





 前作から1年しか立っていないのに、リックとの3枚目が早くもリリースされました。





 2010年のWe Are The World 25 Years for Haitiでソロを担当した実力派カントリー・シンガー。ジョン・ボン・ジョヴィと共演するなど、カントリーにとどまらない活動をしています(私は知らなかったけど)。そうえいばテイラー・スウィフトはデフ・レパードと演ってましたね。
 このアルバムでは、アコースティックなカントリー・サイドとハードロックとまでは行かない、ヴォーカルを活かしたノリの良い曲とメリハリが利いていて良いです。ボブ・シーガーのLike A Rockや、同郷のリチャード・マークスと共作して、かなりロックよりのアプローチと言う感じがしますが、2009年にリックがプロデュースしたBrandi Carlileの大人しめな作品集といった感じ。





 オーストラリアの姉弟グループの3rdアルバム。デュエットあり、ソロありでちょっと影のある(60年代のブリティッシュ・ブルーズのような)サウンドに変化をもたらせています。姉ジュリアの線の細いソプラノと、弟アンガスのくぐもったテナーが心地よいハーモニーを生み出してくれています。これまでのリックのプロデュースとはいささか傾倒が違って、ヴォーカル主体。バック・バンドの音が主張していません。ちょっとそのあたり、私としては残念かも。まぁ、ヴォーカルの雰囲気に合わせているのか、彼が言う「本当に唯一無二のミュージシャンだよ。彼等は心のままに行動する本物で純粋な人たちだ。私は彼等みたいな人たちと過去仕事をしたことがないんだよ」を尊重した結果なのかも知れませんね。





 アイルランドのシンガー、ダミアン・ライス。リックがプロデュースしなければ聞くことすらなかったアーティスト。アコギの弾き語りがメインで、ヴォーカルもギターもオン気味で、目の前で演奏してくれているよう。息づかいまでが届いてきそう。疲れることのないサウンドはいつ聴いていても心地よい。リックはこうしたサウンドパフォーマンスを裏切らないですね。彼のスタイルとともに、リックのアコースティック者が好きな方には必聴の一枚と言えるでしょう。





 yusufとなっていますが、実はキャット・スティーヴンスです。久々に往年のアーティストを手掛けたという感じでしょうか。若い人にはなじみ薄いアーティストかと思いますが、1993年にMr.Bigがカヴァーした♪Wild Worldのソングライターです。もうレジェンド的な存在のアーティストたちは、ヒット・チャートとは無縁の境地にあるのか、決してリリース当時の売れ線的なサウンドに迎合するではなく、赤裸々なデモテープ的な傾向が強いような気がします。彼も同様。ジャケットはシルエットなので、わかりませんでしたが、リック並みの髭ずらへと豹変したキャットの渋さ加減と言ったら!それがそのままサウンドに投射され、そのサウンドをさらにシンプルなものに仕上げるリックの手腕にブレはありません!





 リックにとっては旧知の仲と行って良いのではないでしょうか?元スマパンのギタリスト、ビリー・コーガンのソロアルバム。このアルバムは、いわゆるハードコアアーティストのアコースティックな一面を見せてくれる、さらけ出してくれているアルバムに仕上がっています。ギターとピアノによる弾き語りがメインとなっています。

Billboard Peak Possision #183




 いよいよ大御所とのコラボ復活か?(笑)これまでサンタナは?The Black Magic Woman(当然、Peter Green's Fleetwood Mac)と、ビルボードのHot100で大ヒットとなってしまった彼しか知りませんでした。それがなんと御大リックがプロデュース。興味津々で手に取って見ると、まさかこんなにヘヴィーなサンタナが聴けるとは思っても見ませんでした。これは大誤算! 私の印象としてはKissの『REVENGE』で聴かせてくれたBruce Kulick張りのギターでした。カルロス・サンタナ(1947-)も元気でしたが、リックもこれまた元気(笑)





 The Avett Brothersとの4枚目のコラボ。





 これこれ、アコースティックを録らせたら、ウィル・アッカーマンの如き楽器の美しさを追求してくれるサウンドを作ってくれるリックですが、こうしたオルタナ系のバンドの、こう言ったビンビン(伝わりづらいか…)音が立つサウンドを期待して、ストロークスの初グラミー受賞というこのアルバムはリックらしいサウンド。バンドとのケミストリーが良かったのではないでしょうか? 





 ロック・サウンドが続けてリリース。彼にはやっぱりこうした反骨心ある音楽が合う。ストロークスと競べると、少々オーバープロデュース的な拡がりを感じてしまいますが、これに弾みを付けて、次はいよいよレッチリと。

 

 私がお気に入りのルービン・プロデュース作品を紹介します。フル・アルバムまで発展しなかったものの、サントラ『LESS THAN ZERO』のThe Bangles(Hazy Shade Winter)や、『Big Daddy』のSheryl Crow(Sweet Child Of Mine)、U2とGreen Dayなど、意外なアーティストとの興味深いコラボがありました
* Electric / The Cult (1987)
* Mother's Milk / Red Hot Chili Peppers (1987)
* Blood Sugar Sex Magik / Red Hot Chili Peppers (1991
* Wandering Spirit / Mick Jagger (1993)
* American Recordings / Johnny Cash (1994)
* Wildflowers / Tom Petty (1994)
* One Hot Minute / Red Hot Chili Peppers (1995)
* Ballbreaker / AC/DC (1995)
* Unchained / Johnny Cash (1996)
* She's The One / Tom Petty & The Heartbreakers (1996)
* VH1 Storytellers / Johnny Cash & Willie Nelson (1998)
* Echo / Tom Petty & The Heartbreakers (1999)
* American III: Solitary Man / Johnny Cash (2000)
* American IV: The Man Comes Around / Johnny Cash (2002)
* By The Way / Red Hot Chili Peppers (2002)
* Audioslave / Audioslave (2002)
* Unearthed / Johnny Cash (2003)
* Make Believe / Weezer(2005)
* Out of Exile / Audioslave (2005)
* 12 Songs / Neil Diamond (2005)
* Stadium Arcadium / Red Hot Chili Peppers (2006)
* Taking the Long Way / Dixie Chicks (2006)
* American V: A Hundred Highways / Johnny Cash (2006)
* Home Before Dark / Neil Diamond (2008)
* Seeing Things / Jacob Dylan (2008)
* Weezer (Red Album) (2008)
* Death Magnetic / Metallica (2008)
* GIVE UP THE GHOST/ Brandi Carlile (2009)
* American VI / Johnny Cash (2010)
* LA FUTURA / ZZ Top (2012)
* THE CARPENTER / The Avett Brothers(2012)
* 13 /Black Sabbath (2013)
* SHANGRI LA / Jake Bugg(2013)
* MAGPIE AND THE DANDELION/ The Avett Brothers(2013)
* THAT GIRL / Jennifer Nettles(2014)
* Angus & Julia Stone(2014)
* MY FAVOURITE FADED FANTASY / Damien Rice(2014)
* TELL 'EM I'M GONE / YUSUF(2014)
* OAILALA/ Billy Corgan(2017)
* AFRICA SPEAKS/ Santana(2019)
* CLOSER THAN TOGETHER/ The Avett Brothers(2019)
* THE NEW ABNORMAL/ The Strokes(2020)
* MERCURY ACT 1/ Imagine Dragons(2021)
* UNLIMITED LOVE/ Red Hot Chili Peppers(2022)

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