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私が以前、最新のジョンの歌声をCDで聴いたのは盟友リック・ウェイクマンとの『THE LIVING TREE』でしたが、それ以来の再会となりました。2001年の『MAGNIFICATION』以降、イエスとの活動をしていませんが、やはり彼の声は、どんな時でもイエスをイメージしてしまいます。このアルバムは、(喉も銚子も戻ったジョンが戻りたかったがクリスに反対された)現イエスに対抗して作られたというよりも、自然に溢れ出したものが音になったという感じでしょうか? 今回の相棒はロイネ・ストルトというマルチ・ミュージシャンがジョンを、そしてイエスをリスペクトして、ジョンの喜びそうなサウンドに仕上げたようです。ギターとかベースとかキーボードとか、「おっ」と思わせる瞬間があったり。それもジョンの声があってのこと。個人的には2年前の『HEAVEN & EARTH』も好きだし、良いコレクションになるな、と喜んで聴いています。良い意味で8のエンディングで聴かれるようなピアノは、けっしてリックではあり得ないな、と(笑) |
Players;
JON ANDERSON
KAKKE KARSSON
JONAS REINGOLD
MICHAEL STOLT
FELIX LEHRMANN
DANIEL GILDENLOW, NAD SYLVAN, ANJA OBERMAYER, MARIA RERYCH, KRISTINA WESTAS
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