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ブルースはお好き? 私は好きです。厳密にいうとホワイトブルースから入りましたが、やはり洋楽を聴くリスナーの悲しい性(?)として、そのルーツへの旅が、まもなく始まりました。 |
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私の始まりは という図式でした。 |
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このページでは、私が愛聴しているディスクガイドです。特にピーター・グリーンから受けた影響は、どのギタリストよりも大きく、1960年代の音源はすべて聴いてやろう」という意気込みで、一時期、ブルース専門店や中古屋をハシゴしていました。その時に見つけたアルバムです。どうぞ、よろしく。私の音楽志向はもっぱら洋楽にのみに向けられていますが、時にビルボードなどのヒットチャート(ここに目が向いているときはジャンルは様々、普段聴かないようなHip/Hopにまで及ぶ)だったり、単に好きなアーティストに入れ込んだり。最近ではリック・ルービンというプロデューサーの手がける音楽だけ、という偏った聴き方をすることもあります。それも季節性だったり、きまぐれなのですが、ブルースも同様で、しばらく離れていると禁断症状がでると手がつけられなくなったりします(笑) それほどにブルースは私にとって魅力のあるジャンルというわけです。 |
ピーター・グリーン(フリートウッド・マック)との出会いは、デレク・アンド・ザ・ドミノスに始まりました。デュエイン・オールマンとエリック・クラプトンのギターバトルに惚れ込み、乾いたアメリカのブルースとは対照的な英国のホワイトブルースに目を向けると、当然きっかけはクラプトンのむせび泣くギターであり、ビートルズの“While my guitar gently weeps”でのギタリストだったことを知り、いったん米国のブルースを離れ英国に渡ることになります(実際に行ったわけじゃないよん)。そこにはギター・ヒーローたちがたくさんいました。そして、最初の男がピーターだったわけ。理由は簡単。ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズのクラプトンの後任という立場にいた、という宣伝の力が大きかったわけです。彼はミュージシャンズ・ミュージシャンだったので(プロデューサーのマイク・ヴァーノンの考えだったらしいが)、多くの伝説的ブルースメンと共演させ、そのほとんどが傑作となっています。後にピーターはフリートウッド・マックを脱退し、このバンドは大衆ウケするポップ・バンドへと豹変してしまったことは驚きに値します。ピーターはといえば、衝撃的な私自身の発掘(浮浪者のような姿の写真には驚いた!)と、現在はソロとして復帰を果たしているのですが、往年のパワーが感じられずちょっとさみしく思います。 |