エイジア(Asia)といえば、ジョン・ウェットンのヴォーカルにつきる(個人感)のですが、長い歴史の中にあって、「ここも」人事異動の激しいグループの歴史が浮かび上がってきます。そもそものデビューからして、いざこざがあった彼らですが、プログレよろしくその変遷を辿るのも楽しいといえば楽しいです。 さて、ジョンの声に惹かれてファンになった私ですが、そのジョンが離脱するニュースを耳にするたびに残念でなりませんでした。他であの声を聞くことができるのは嬉しいのですが、彼の声を最初に聞いたのがこのバンドだったので、一番嬉しく思うのは、やはりエイジアのウェットンでした。なので、再結成後、初のオリジナル・メンバー来日の際は嬉々として会場に足を運んだのはいうまでもありません。 |
ASIA -1982- |
![]() Produced by Mike Stone. [Members] John Wetton ; Vocals, Bass Steve Howe ; Guitars Geoff Downes ; Keyboards Carl Palmer ; Drumes |
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| 衝撃のデビューと騒がれ、プログレは売れないというレッテルをぶっ飛ばしたデビュー・アルバム。ビルボードでもデビューから7週目にしてナンバーワン。トータルで64週間チャートイン。しかも年間チャートも1位という快挙! このアルバムを聞いたのは振り返りで、リアルタイムで耳に入ってきたのは、セカンドから。シングルも「Heat of the Moment(4位)」と「Only Time Will Tell(17位)」がヒットしました。誰が(特にプログレファンか?)なんと貶そうが悪口を言おうが、チャート上、そして1980年代を振り返る際には必ずや紹介される名作であることは間違いありません。スティーブのギターが、それまでのアコースティックサウンドとは異なる音色にびっくりしました。さすがサウンドクリエイターは、いくつもの音色を使い分けるのだなたと、改めてスティーヴに惚れ直した一枚です。 |
ALPHA/ Asia -1984- |
![]() Produced by Mike Stone. [Members] John Wetton ; Vocals, Bass Steve Howe ; Guitars Geoff Downes ; Keyboards Carl Palmer ; Drumes |
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ファースト・リリース後、脱退したジョン・ウェットンでしたが電撃復帰後の2nd。ここからシングルカットされた🎵Don't CryがCMで使われたこともあって、お茶の間にも進出。シングルも3枚カットされて、親しみやすさは2ndの方が上なのか? |
この後、今度はギターのスティーヴ・ハウが脱退、GTRというバンドの組織に乗り出しました。代わりに加入したのが、マンディ・メイヤー(Mandy Mayer)でした。『ASTRA』というアルバムを残して、マンディは去り、ウェットンもバンドをさり、バンド名義で『オーバー・ザ・トップ』に楽曲を提供。その時にギターを担当したのが、セッション・ギタリストのダン・ハフ(Dann Huff)です(ノン・クレジット)。ちなみにダンはホワイトスネイク(Whitesnake)のHere I Go Againやベリンダ・カーライル(Belinda Carlisle)のHeaven On Earthでギター・ソロを担当しています。
そもそも楽曲はGiorgio MoroderとThomas Whitlockで、おそらくジョン・ウェットン名義よりもエイジアの名前の方が良いと判断したのでしょう。バンドから参加しているのはジョンのみです。結構良い曲です。 |
PHOENIX/ Asia -2008- |
![]() Produced by Asia, Steve Rispin. [Members] John Wetton ; Vocals, Bass Steve Howe ; Guitars Geoff Downes ; Keyboards Carl Palmer ; Drumes |
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| ビルボードのチャート上でも、多くのファンの期待をうけわずか1週だけのチャートインでしたが、Billboard 200にランクインしました。アルバム・タイトルも「それにふさわしい」ネーミングです。 |
OMEGA/ Asia -2010- |
![]() Produced by Mike Paxman. [Members] John Wetton ; Vocals, Bass Steve Howe ; Guitars Geoff Downes ; Keyboards Carl Palmer ; Drumes |
| 一枚で空中分解してしまうのかと心配でしたが、それも杞憂だったようです。楽曲のほとんどをジョンとジェフリーの共作。これまでカラフルなデザイン(ロジャー・ディーン)でしたが、モノクロにトーンを落として雰囲気が変わったのかと思いきや、相変わらずジョンとジェフにしか書けないようなロマンティックなメロディが詰まった一枚です。 |
XXX/ Asia -2012- |
![]() Produced by Mike Paxman. [Members] John Wetton ; Vocals, Bass Steve Howe ; Guitars Geoff Downes ; Keyboards Carl Palmer ; Drumes |
| 2年ぶりとなるニュー・アルバム。この間にジョンとジェフリーの二人は溢れ出すメロディをレコーディングし、ICONというセッションを続け、発表しています。スティーヴとカールの二人が不在のエイジア、みたいな出来でしたが、やはりエイジアとしては変幻自在のサウンドを紡ぐスティーヴのギターと、俄然パワフルなドラミングのカール・パーマーあってのエイジアです。 |
エイジア再結成のきっかけとなったかどうかは別として、ジョンとジェフは音楽性の相性が良く、最初の出会いからずっと仲もよく、エイジア脱退後の二人の友好関係はずっと続いていたようです。その成果が出たのが、再結成前夜に、それまでのマテリアルを形にしてICONとして発表してくれていて、メロディ・メイカーぶりを発揮してくれています。 |
Produced by eoffrey Downes & ohn Wetton [members] John Wetton; Vocals, Basses, Guitars Geoffrey Downes; Keyboards John Mitchell; Guitars Steve Christey; Drums Hugh McDowell; Cello |
| この二人が組めば、それはもう正統派のエイジアと認めざるを得ないようなメロディの応酬です。ボーナストラックには、エイジアのアンセムである♫Heat Of Momentをレコーディングしていますが、私はいらない(笑) |
Produced by eoffrey Downes & John Wetton [members] John Wetton; Vocals, Basses, Guitars Geoffrey Downes; Keyboards John Mitchell; Guitars Steve Christey; Drums Hugh McDowell; Cello |
| 二人が接近するとケミストリーが生まれるのでしょう。早いスパンで2ndが届けられました。フックのあるような楽曲はありませんが、それでいて全曲がメロディに溢れた曲ばかりです。 |
Produced by eoffrey Downes & John Wetton [members] John Wetton; Vocals, Basses, Guitars Anne-Marie Helder; Vocals Geoffrey Downes; Keyboards Dave Kilminster; Guitars Pete Riley; Drums Hugh McDowell; Cello Andreas Vollenweider; Harp |
| 前年にエイジアがオリジナル・メンバーで劇的な復活を果たしましたが、この二人のコラボは続けられています。 |