星と天界の音楽と(星のソムリエのブログ)

 フルートとハープのデュオと言ったら、この組み合わせの音を想像するだけでギリシア神話や、神話に描かれているキャラクターのイメージが頭に浮かんでくるのではないでしょうか? それぞれの楽器が伴奏なしのソロだけであっても、このイメージは不動のような気がします。

  ここで紹介する『ディオニュソスとアポロ~フルートとハープのための作品集』も、そうしたイメージを想起させる曲ばかりが収録されています。





ディオニュソスとアポロ~フルートとハープのための作品集



クラウディオ・オルテンシ;フルート
Claudio Ortensi
アンナ・パセッティ;ハープ
Annna Pasetti



ジュール・ムーケ(Jules Mouquet, 1867-1946)
ギリシャ風ディヴェルティメント Op.23
(I. Lydienne/ II. Dorienne/ III. Phrygienne)

デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(Désiré-Émile Inghelbrecht, 1880-1965)
古代のスケッチ
日時計(Scaphe)/ 木の精霊たち(Dryades)

クロード・ドビュッシー(Claude Debussy, 1862-1918)
6つの古代の墓碑銘:夏の風の神、パンに祈るために
シランクス(パンの笛)

サルヴァトーレ・シャリーノ(Salvatore Sciarrino,1947- )
Fauno che fischia a un merlo

ニーノ・マッツォーニ(Nino Mazzoni, 1922-1983)
カプリッチョ第3番
(Preludio: Pastorale e danza delle ninfe Naiadi / Ballo satirico del dio Pan)

ティツィアーノ・ベデッティ(Tiziano Bedetti, 1976- )
マルシアスとアポロ

ウィリアム・オルウィン(William Alwyn, 1905-1985)
ファンタジー・ソナタ『ナイアデス』

ナサニエル・シルクレット(Nathaniel Shilkret, 1895-1982)
ニンフ

フィリップ・ゴーベール(Philippe Gaubert, 1879-1941)
ギリシャ風ディヴェルティメント






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